【テックキャンプ受講生インタビュー】プログラミングに一度挫折した男性が持ち前の「自学自習」の力でオリジナルサイトをつくるまで
更新: 2021.04.15
未経験者でもプログラミングスキルが身につくプログラミングスクール「テックキャンプ」。今回は、実際にテックキャンプを受講した方のインタビューをお送りします。
受講生の梅村智基(うめむらともき)さんは、受講中にイチからオリジナルのWebサイトを作り、今ではHP制作案件の受注やHP制作初心者に向けての講座運営まで手がけるようになりました。そんな梅村さんは「一度独学でプログラミングに挫折して悩んでいた頃に、テックキャンプに出会った」と語ります。
「自学自習」でテックキャンプの全カリキュラムをほぼ3周、ときには3周以上繰り返してスキルを身に着けた梅村さんに、受講してよかった点や今後の目標についてお聞きしました。
この記事の目次
独学での挫折からテックキャンプ受講を決意
ーーはじめに、梅村さんのこれまでの経歴を教えてください。
もともと、新しいことにチャレンジしたり、学ぶことが好きな性格で、大学時代から離島巡りやオーストラリアでのワーキングホリデーなど、人があまりしないようなことに挑戦していました。
就職活動のときも自分の性格を生かした業界に就職したいと思い、そこで選んだのがIT業界です。この業界は学びやチャレンジの意欲を制限せずにどんどん挑戦できる環境があると思ったからです。そして、システム開発会社に入社しました。
ーーそうなのですね。プログラミングを本格的に学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか。
仕事をやっていく中で、業務を超えて自身でサービス開発をするための技術を学びたいと思ったからです。しかし、ただ学ぶだけでは意味がないと感じていました。学んだことは目に見える形、たとえばサービスや結果、数値といった成果として示さなければ、きちんと身についているのかわかりません。そのため、ただ漫然と学ぶのではなく実際にサービス開発をしようと決意しました。
ーー 受講前にプログラミング学習をしたことはありますか?
会社の研修で1か月ほどJavaを学んだ程度です。しかし所属部署ではJavaを使うことはほとんどなく、ファイル操作やコマンドを打つといった仕事が主だったので、プログラミングはほぼ初心者でした。
一度は参考書を使って独学で学んだこともあったのですがそもそも何を勉強すればよいのかわからない状態になってしまって、挫折しました。「これは投資をしてでも効率のよい勉強法で学ばなければ技術が身につかない」と思い、ネット検索をしたところテックキャンプのサイトにたどり着きました。
ーー他にもプログラミングスクールが数多ある中で、テックキャンプに決めた理由は何でしょうか?
1つは、自学自習の方針が自身の性格に合っていたこと。もう1つが他社と比べて良心的な価格だったことです。
実際に受講を始めて、よい意味で驚いたのは、教材とサポート体制が充実していたことでした。そのため、独学のときのようにつまずくことなく学習を進められました。
得意な自学自習でコツコツ勉強。日に日にできることが増えていった
ーーテックキャンプを受講して、よかったところを教えてください。
先ほども述べたように、教材とサポート体制がしっかりとしているところです。具体的にはカリキュラムがとてもわかりやすく、不明な点があっても検索で大部分は解決できました。自分で調べてもわからない部分は、メンターが親切・丁寧に解説をしてくれるので「わからなくてつまずく」ことはありませんでした。
もともと学ぶことが好きなので、自学自習スタイルも自分にはとても合っていました。
ーー確かに、一斉学習ではわからない部分が出てくるとついていけなくなることがありますね。
そうですね、自分の学習スピードに合わせ効率的に学習を進められる点がよいと思います。
ーー他に、テックキャンプでこれは特によかったなと思った取り組みはありますか?
オリジナルアプリやサービス開発をしたい人に向けて開催している
テックキャンプのカリキュラムで学んだ内容を、
ーーテックキャンプの雰囲気はどうでしたか?
全体的にアットホームな雰囲気でとても居心地のよい環境でした。また、他の受講生と交流できる「ブレイクタイム」の時間があり、そこではAIや哲学などのプログラミング以外の話もできていいリフレッシュになりました。
全カリキュラムを繰り返し学んだ理由。それは、 技術が身につく確かな実感があったから
ーー受講中の勉強時間や学習内容などを教えてください。
勉強時間は、平日は約3時間、休日は約4〜6時間です。平日は夜に教室へ通っていました。「空き時間はプログラミング学習に使う」と心がけ、平日は必ず教室に行って学習するようにしていました。
そうとはいえ、学習が億劫になってしまうことがあったのも事実です。そのときは「カリキュラムを早く終えればその分、個人のサービス開発に取り掛かれる」と言い聞かせて行動していました。
カリキュラムは全て受講し、Ruby on Railsをメインに学びました。他にもSwift、Unity、python、デザインも学習しました。
※SwiftとUnityは現在テックキャンプのカリキュラムでの取り扱いはありません。現在のカリキュラムはこちら(2019年5月時点)。
ーー梅村さんは基本的にすべてのカリキュラムを3周ずつ、ときにはそれ以上学んだのですよね。それはなぜでしょうか。
純粋にプログラミングに対する好奇心があったことと、学んだぶんだけ技術が身につくことを確かに感じられたからです。要素検証やブロック崩しなどのコンテンツを作り、それが目に見える形になることが面白くて。
自分で作り上げた達成感は、次の学習への意欲にもつながりました。
また、実際に何周もしていると「わかる」瞬間がやってくるんです。たとえばRuby on Railsの学習の際は、1周目はまったく歯が立たなかったのに、2周目では感覚レベルで理解できるようになり、3周目になるとそれを確かな「理解」へと変えることができました。
ーー達成感を覚えて意欲的に学ぶ一方で、苦労した点は何ですか?
プログラミング学習はほぼ初めてだったので、プログラムの仕組みを理解するのに苦労しました。けれど、そこで支えになったのがメンターの存在です。彼らに実際にプログラミング習得したときのコツを聞いて、その真似をするようにしました。どんなことでも親切に、私がわかるまで根気強く教えてくれたので、学習を続けることができました。
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オリジナルサイトを作って学習の成果を形に。そこで見えた課題と目標
ーー梅村さんは、受講後に一からWebサイトを作られたそうですね。
はい。「理解」から「できる」に変えなければ意味がないと感じ、テックキャンプでの学習の成果を形にするためにオリジナルサイトを制作しました。映画や本、日々感じたことをまとめたエッセイなど自身の関心のあるテーマで更新をしています。
ーーオリジナルサイトの制作にあたり、苦労した点はありましたか?
テックキャンプで学んだ言語を使いこなせるレベルにまで上げること、PHPの習得、自己解決が難しいエラー対応とサーバー関連の情報収集の3つに苦労しました。
はじめは記事をアップするたびにテキストエディタでコードを書き、サーバーにアップしていました。しかしそれが思った以上に大変で、もっと簡単に記事をアップできないか……と考えたときにWordPressで記事の投稿・管理をするのがよいとの結論に至りました。そこでPHPを学び、自作のテンプレートを開発しました。
でも、実際に一からWebサイトを作ってみるとまだまだ「できない」ことがとても多いことに愕然として……。テックキャンプのカリキュラムで学んだはずの言語が使いこなせなかったんです。
そこで、再度カリキュラムを確認したり参考書を買って調べたりと復習を重ねました。その後、とりあえずコードを書き上げてからわからない点は都度調べて解決するようにしました。
さらに技術を身につけるために、現在は参考書での独学や先ほど挙げた「オリジナルアプリもくもく会」、IT系の勉強会(connpass)などに参加して、学びと実践を深めています。
ーーWebサイトの運営や自主学習のほかに、テックキャンプ受講後に手がけていることや今後やりたいことはありますか?
現在は、チーム開発や、WordPressなどのGUIを用いたサイト制作、HP制作を学ぶ教室の企画・運営、案件の請負などを行っています。
今後やりたいことは主に2つあります。
1つ目は、すでに開催しているHP制作教室の運営を続けること。この教室は、サイトを作りたい人がその人の必要なレベルに応じてHP制作ができる場です。HPを作りたいのに作り方がわからなくて困っている人はたくさんいます。以前、私もそうした人にお会いして、個人のPCスキルや必要なレベルに応じた制作スキルを身につけられる場所があればよいと思いました。
そのために、現在はWiXやWordPressなど、簡易なWebサービスについて学んでいます。
2つ目はプログラミングスクール卒業生向けのプラットフォームづくりです。スクールで学んだことの実践の場として、共同開発の形でそうした場所を作れたらいいなと思っています。
テックキャンプはプログラミングスキルだけでなく実践スキルととプログラミング思考に基づいた問題解決力が身につく場所
ーーテックキャンプの受講を考えている方に向け、メッセージをお願いします。
テックキャンプはプログラミングスキルだけでなく、日常生活や仕事にも役立つスキルが身につく場所だと考えています。
1つは、学習を「理解」から「できる」へと変える実践スキルです。プログラミング学習をはじめ何かを学ぶ際はただ理解するだけではなく、実際に使えるようにならなければ意味がないと私は考えています。
テックキャンプは「オリジナルアプリもくもく会」として実践の場を提供していて、私もこの場があったからサービスを完成させることができました。
もう1つはプログラミング思考に基づいた問題解決力です。これは、プログラミングのときだけに使うものではなく、様々な問題をITの力で解決できないか考え、実践し、解決するための力、あるいは自分なりのロジックで考えて物事を能動的に解決していく力のことだと考えています。
私も、煩雑な業務を効率化するために実際に開発したり、エラー対応の際にネットで検索したり詳しい人に質問してみたりといった中でこれらの力が身につきました。
プログラミングでもそれ以外でも、自分の頭で考えて解決策を見つけなければならない場面はたくさんあります。そのときに、テックキャンプで身につけた力はとても役立つと思います。
最終的にこれらのスキルを身につけられるか否かは自分次第ですが、やる気のある人にはそれらのスキルを獲得できる環境が整えられています。私はテックキャンプで大きく成長できたと感じています。
もし、本気でプログラミングスキルを身につけたい、プログラミングを通して生活に役立つ力を得たいと思うのであれば、テックキャンプは非常によい選択肢だと思います。
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