Copilot無料版でできること完全ガイド|制限・有料版との違いも解説

copilot 無料

「copilot 無料」と検索すると、Microsoft CopilotとGitHub Copilotという2種類の別サービスが混在した検索結果が表示されます。どちらの無料版を探しているかで、使える機能も制限もまったく異なります。

この記事では、2種類のCopilotを整理したうえで、それぞれの無料版でできること・制限・有料版との違いを数値つきで一気に確認できるでしょう。読み終わったあとには、自分の用途に合ったCopilotのプランをすぐ判断できますよ。

\ Claude Codeをこなしたい方へ /

編集部

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SNSでClaude Codeに関する話題を見ていて、「すごいことはわかるけど、ハードルが高いように感じて導入できていない」という方は多いと思います。

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目次

Copilot無料版とは?Microsoft版とGitHub版の2種類を先に整理する

「Copilot」という名前のAIサービスは1つではありません。MicrosoftのAIアシスタント「Microsoft Copilot」と、開発者向けのコーディングサポートツール「GitHub Copilot」の2種類が存在します。どちらも「Copilot」と呼ばれるため、検索結果に両方が並んで表示されるのが現状です。

自分が探しているのがどちらなのかを先に確認しておきましょう。以降の説明を読む前に、まずこの分岐を把握しておくと理解がスムーズです。

Microsoft Copilot(個人向け)の無料版とは

Microsoft CopilotはMicrosoftが提供するAIアシスタントで、WebブラウザやスマホアプリからMicrosoftアカウントさえあれば誰でも無料で使えます。チャット形式での質問・回答、AI画像生成、長文の要約、翻訳、文章の下書き作成など、幅広い機能が最初から使えます。

copilot.microsoft.comにアクセスするだけでブラウザから即座に使い始められる手軽さが特徴です。

「ChatGPTのような汎用AIチャット」と理解するのが一番イメージに近いでしょう。コードを書く仕事をしていない方にも広く対応しており、事務職・企画職・マーケ職など、様々なビジネスシーンで活用できます。

GitHub Copilot Freeの無料版とは

GitHub CopilotはGitHubが提供する、開発者向けのAIコーディングサポートツールです。VS Codeなどのエディタと統合して動作し、コードの自動補完・生成・デバッグサポートなどをエディタ上で直接行います。2024年12月から無料枠「GitHub Copilot Free」の提供が始まり、個人GitHubアカウントがあれば月2,000件のコード補完と月50回のチャットが無料で使えます。

利用できるAIモデルはClaude 3.5 SonnetまたはGPT-4oから選択可能。日本語での指示にも対応しています。

対象となるのは開発者・学生・副業エンジニアなど、日常的にコードを書く方です。プログラミングの経験がない一般ユーザーには向かないツールですが、コーディング用途に特化した機能の充実度はMicrosoft Copilotの上をいくでしょう。

どちらのCopilotを探しているか見分ける3つのポイント

迷ったときは以下の3点で判断してください。

  • チャット・画像生成・文章作成・翻訳がしたい → Microsoft Copilot
  • コード補完・プログラミングのサポートがほしい → GitHub Copilot
  • ExcelやWordのアプリ内でAIを使いたい → Microsoft Copilot(有料版)

ほとんどの一般ユーザーはMicrosoft Copilotを探しているケースが多いです。「無料のAIチャットを試したい」「Officeとの連携を検討したい」という方はMicrosoft Copilotの項目を読み進めてください。開発者・エンジニアの方で「VSCodeとの連携」「コード補完を無料で試したい」という方はGitHub Copilotのセクションへ進みましょう。

Microsoft Copilot無料版でできること7つ

Microsoft Copilot無料版では、以下の7つの機能が課金なしでフルに使えます。有料版への移行を迫るような制限はなく、まず試す段階では十分に使えるでしょう。

各機能の具体的な活用イメージを順番に紹介します。「自分の用途に使えそうか」を確認しながら読んでみてください。

最新Web情報をもとにした質問・回答

Microsoft CopilotはBingの検索エンジンとリアルタイムで連動しており、今日のニュースや最新の為替レートなど、刻々と変わる情報を踏まえた回答を作成できます。「今週の株価動向をまとめて」「最新のAI規制動向を教えて」といった時事的な質問にも対応できるのが強みです。

ChatGPT無料版は学習データのカットオフ以降の情報に弱い点がありますが、Microsoft Copilotはそのギャップをリアルタイム検索で補う仕組みになっています。回答の末尾に参照元のURLが表示されるため、情報の信頼性をその場で確認できる点も安心感につながります。

調べ物の手間を大幅に減らせるのがこの機能の最大の価値。「検索してまとめる」という作業をCopilotに任せられます。

AI画像生成(Imagine機能)

DALL·E 3をベースにしたAI画像生成機能が無料版でも使えます。テキストで「プレゼン用のシンプルなビジネス会議のイラスト」「ブログのアイキャッチに使える青と白のミニマルデザイン」のように指示するだけで、4枚の画像を作成できます。

1日15回分の「ブースト」が付与されており、このブーストを使うと10〜30秒で高速に画像が作成できます。ブーストを使い切った後も生成は可能ですが、完了まで数分〜数十分かかる場合があります(翌日にブーストはリセット)。

1日15枚という数は頻繁に画像生成を行うユーザーにはやや物足りなく感じることがあるでしょう。「ブログやSNSで毎日複数枚使いたい」という方には有料版(1日100回)のほうが快適です。

PDFやWebページの長文を要約する

URLやPDFのリンクをチャットに貼り付けるだけで、内容を数行に要約したり、特定の情報を抜き出したりできます。「英語の論文を日本語で3行要約して」「この会議録から決定事項だけ箇条書きにして」のような指示が典型的な使い方です。

1回の入力で処理できるテキストは約4,000トークン(目安として約3,000文字)までです。極端に長い文書は分割して貼り付けるか、要約したい部分を抜き出して渡す必要があります。

毎日のように長いPDFや記事を読む仕事をしている方であれば、これだけで業務の要約作業にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。

メール・ブログ記事・文章の下書き作成

ビジネスメール・お詫び文・提案書の下書き・SNS投稿など、様々な文章生成に対応しています。「件名:納期延長のお詫び、宛先:A社の担当者、トーン:丁寧で誠実に」のように条件を指示すると、そのまま使えるレベルの文章を出力できます。

ブログ記事のアウトライン作成や、商品説明文の量産にも使えます。一から文章を書くよりも、Copilotの下書きを修正するほうが時間を節約できるケースが多いです。

なお、WordアプリのUI内でCopilotボタンを使って直接操作する機能は有料版のみの機能です。無料版では「CopilotのチャットでつくったテキストをWordに貼り付ける」という手順になります。WordとCopilotを一体化させたい方は後述の有料版の項目をご確認ください。

日本語・英語の相互翻訳

日英・英日の翻訳はもちろん、翻訳後のトーン調整や言い回しの変更もチャット上で連続して依頼できます。「この英文をビジネスメールとして自然な日本語に翻訳して」「翻訳した文章をもう少しカジュアルな表現に直して」のように、やり取りを重ねながら精度を上げられます。

DeepLなどの専用翻訳ツールとの違いは、翻訳後にそのまま「要約して」「別の言い回しにして」と追加指示を出せる点です。翻訳から編集まで1つのウインドウで完結するため、ツールを切り替える手間がありません。

日常的に英語のメールや資料を扱うビジネスパーソンにとって、翻訳機能は特に使用頻度が高い機能のひとつです。

プログラミングコードの生成とデバッグ

Python・JavaScript・VBA・SQLなど主要な言語に対応しており、「Excelのデータを集計するVBAマクロを書いて」「このエラーメッセージの原因を教えて」のようなコードに関する質問・依頼を処理できます。専門知識がなくても、やりたい処理を日本語で伝えるだけでコードが出てくるため、事務職の方が簡単な自動化に活用するケースも増えています。

エラーメッセージをそのままチャットに貼り付けるだけで、原因の説明と修正案を同時に提示してくれます。

本格的なコーディングサポート(エディタとの統合・インライン補完)が必要な開発者にはGitHub Copilotのほうが向いているでしょう。Microsoft Copilotのコード機能は「たまにコードを確認・修正したい」用途に対応した汎用AIとして活用するのが自然です。

スマホアプリでの音声入力

iOS・Android向けに「Microsoft 365 Copilot」アプリが無料で提供されています。App StoreまたはGoogle Playからインストールでき、マイクに向かって話しかけるだけで指示を入力できます。

移動中に思いついたアイデアをCopilotに整理させたり、外出先で受信した英語メールをその場で翻訳・返信案を作成したりといった使い方ができます。スマホからもPC版と同等の機能にアクセス可能で、デバイスを選ばずに活用できます。

なお、以前は「Microsoft Copilot」アプリと「Microsoft 365 Copilot」アプリが別々に存在していましたが、現在は「Microsoft 365 Copilot」に統合されています。インストール時は名称を確認しましょう。

GitHub Copilot 無料版(Free)でできることと制限

GitHub Copilot Freeは、2024年12月に新たに提供が始まった無料プランです。それまで有料のみだったGitHub Copilotを、個人のGitHubアカウントがあれば月間の利用制限内で無料で試せるようになりました。

コーディングを日常的に行う開発者・学生にとって、無料でAIコード補完を体験できる入口として機能します。どこまで使えるか、どんな制限があるかを確認しておきましょう。

GitHub Copilot Freeの無料枠で使える機能一覧

GitHub Copilot Freeで使える主な機能は以下の3つです。

  • コード補完(インライン提案):コードを途中まで書くと、AIが続きを自動で提案します。Tabキーで承認するだけで補完できます。
  • Copilot Chat:チャット形式でコードの説明・修正・テスト生成などを依頼できます。日本語での指示にも対応しています。
  • エージェントモード(Agent Mode):2026年3月よりVS CodeとJetBrainsで一般提供開始。複数ファイルにわたる編集やターミナルコマンドの実行まで、マルチステップの作業を自律的に処理できます。

AIモデルはClaude 3.5 SonnetとGPT-4oのどちらかを選択できます。無料枠でも高性能なモデルが使えるのは大きなメリットです。

VS CodeでGitHub Copilot無料版を使う設定手順

設定は4ステップで完了します。

  1. GitHubアカウントを作成してログインする(すでにある場合はスキップ)
  2. VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「GitHub Copilot」を検索してインストールする
  3. VS Code上でGitHubアカウントにサインインする(左下のアカウントアイコンから操作)
  4. Copilot設定画面でFreeプランを選択・有効化する

設定後にVS Codeを再起動すると、エディタ上でコード補完が動き始めます。コードを書いているだけでインライン提案が表示されるため、特別な操作を覚えなくてもすぐに使い始められます。

初めてのGitHub Copilot Free設定でよくあるミス

設定がうまくいかないとき、以下の3つのポイントを確認してください。

  • GitHubアカウントでサインインしていない状態でインストールしないよう注意する:拡張機能をインストールしただけでは補完は動きません。VS Code上でGitHubアカウントにサインインする手順を忘れずに行いましょう。
  • 有料の30日間トライアルに自動で入っていないか確認する:設定時に有料プランの無料体験が自動適用されるケースがあります。トライアル終了後に意図せず課金されないよう、GitHubの設定ページでプラン状態を確認しておきましょう。
  • 設定後はVS Codeを必ず再起動する:再起動しないと設定が反映されないことがあります。補完が動かない場合は、まず再起動を試みましょう。

GitHub Copilot Freeはプランの切り替えがわかりにくい部分があります。導入後に請求が発生していないか、GitHubの「Settings → Billing」から確認しておくと安心です。

月間補完回数・チャット回数の上限

GitHub Copilot Freeには月間の利用上限があります(2026年4月時点)。

  • コード補完:月2,000件まで
  • Copilot Chat:月50回まで

上限を超えた場合、翌月まで当該機能が使えなくなります。週に数時間程度コーディングする方であれば月2,000件の補完は十分な量です。一方、毎日フルタイムで開発する方にとっては月の後半に上限に達するケースも出てくるでしょう。

有料版のPro(月約10ドル)ではコード補完・チャットが無制限になります。Freeを使ってみて物足りなさを感じたら、Pro へのアップグレードを検討するタイミングです。

Copilot無料版の制限・回数制限を正確に把握する

制限を事前に把握しておくことで、「思っていたよりできなかった」という感覚を防げます。以下の内容は2026年4月時点の情報です。Microsoftの仕様は変更されることがあるため、最新情報は公式ページで確認することをおすすめします。

数値を見ると制限が気になるかもしれませんが、日常的な業務利用であれば上限に届かないケースが大半です。どんな制限なのかを知ったうえで使い始めましょう。

1日あたりの利用回数と応答速度の上限

Microsoft Copilot無料版の主な利用制限は以下のとおりです(2026年4月時点)。

  • チャット回数:1日300回、1セッションあたり30ターンまで(サインインなしの場合は1セッション10ターンまで)
  • AI画像生成ブースト:1日15回(使い切ると生成は継続できるが完了まで数分〜数十分かかる場合あり)
  • 1回の入力上限:約4,000トークン(目安として約3,000文字)

チャット回数の上限は1日300回と余裕があります。一般的なビジネス利用で1日300回の質問・回答を行うケースはほぼありませんから、チャット制限は実質的にほとんど気になりません。

一方、画像生成ブーストの1日15回は、ブログのアイキャッチをまとめて作成するような使い方では意外と早く上限に達するでしょう。画像生成をメインで使う方は、この点を念頭に置いておきましょう。

Microsoft 365アプリとの直接連携は無料版では使えない

Word・Excel・PowerPoint・OutlookなどのMicrosoft 365アプリのUI内にCopilotボタンが表示されてAIを直接操作できる機能は、Copilot ProまたはMicrosoft 365 Copilot(有料版)のみの機能です。

ただし、「アプリ内での直接操作ができない」だけであって、Copilot.comのチャット上でWordの文章や表を作成し、それをWordに貼り付けることは無料版でもできます。両者の違いを整理しておくと混乱を防げます。

  • 無料版でできる:Copilot.comで文章・表を生成 → WordやExcelにコピペして活用する
  • 有料版でできる:WordやExcelのアプリ上でCopilotボタンを押してAIに直接指示を出す

「貼り付けの手間が1ステップ増える」だけで、内容面での差はそれほど大きくありません。ただしテンポよく作業したい方や、大量のOffice文書を扱う方には、有料版のほうが格段に快適なのも事実です。

ExcelやWordで直接Copilotを使えないのはなぜか

「Excelを開いたらCopilotのタブがグレーアウトしている」「Wordでリボンにあるはずのボタンが押せない」という状況になったことはないでしょうか。これはCopilotの設定の問題ではなく、そもそも無料版ではOfficeアプリ内のCopilot機能が解放されていないためです。

ExcelやWordのアプリ内でCopilotを利用するには、Copilot ProまたはMicrosoft 365 Copilotの有料ライセンスが必要です。個人向けのMicrosoftアカウントでも法人向けのアカウントでも、有料プランなしではOfficeアプリ内のCopilotは使えないので注意してください。

ExcelやWordでCopilotを直接使いたい場合は、まずCopilot Pro(個人向け・約3,200円/月)を試してみるのがおすすめです。Office連携の具体的な機能については後述の比較表のセクションで詳しく解説します。

入力データの扱い方と学習使用に関する制限

Microsoft Copilot無料版では、チャットに入力した内容がMicrosoftのサービス改善やAIモデルの学習に使用される可能性があります。Microsoftの設定ページから「チャット履歴」や「データ共有」に関するプライバシー設定をオフにすることで、データの保存・利用をオプトアウトできます。

設定の変更方法はMicrosoftのプライバシー設定ページから確認できます。

有料のMicrosoft 365 Copilotでは商用データ保護が適用されるため、入力したデータがAIモデルの学習に使われることはありません。業務上の機密データ・顧客情報・社外秘のプロジェクト情報を扱う組織での利用には、この保護があるプランを選ぶのが安全です。

Copilot無料版と有料版の違いを比較表で確認する

「無料版で足りるか、有料版に移行するか」の判断材料として、主要な3プランの違いをまとめました。Microsoft CopilotはCopilot(無料)・Copilot Pro(個人有料)・Microsoft 365 Copilot(法人向け)の3段階で提供されています。

用途と予算に合わせてどのプランが合うか、比較表で確認してみましょう。

Microsoft Copilot無料版・Copilot Pro・M365 Copilotの3プラン比較表

料金は2026年4月時点の目安です。為替レートにより円換算額は変動するため、最新の料金はMicrosoft公式の料金ページで確認してください。

項目Copilot(無料)Copilot ProMicrosoft 365 Copilot
月額料金0円約3,200円(個人向け)別途ライセンス必要
主な対象個人・一般ユーザー個人ヘビーユーザー企業・法人
チャット回数1日300回・1セッション30ターン無制限無制限
AI画像生成ブースト1日15回1日100回無制限
Officeアプリ内でのCopilot利用◯(Word/Excel/PowerPoint/Outlook)◯(全アプリ・Teams含む)
商用データ保護△(個人利用前提)◯(企業向け保護あり)
Teams議事録の自動生成

Copilot Proにアップグレードするとできること

無料版からCopilot Pro(約3,200円/月)に変更すると、以下の4点が新たに使えるようになります。

  • AI画像生成ブーストが1日100回に増加:無料版の約6.7倍。画像を多用するデザイン・ブログ用途で大幅に快適になります。
  • チャット回数が無制限:1日300回の上限がなくなります(コード補完は無制限ですが、Copilot Chat(プレミアムリクエスト)には「月間300回まで」の上限が設定されています)。
  • WordやExcel・PowerPoint・OutlookのアプリUI内でCopilotを呼び出せる:ファイルを開いたままAIに直接指示を出せるため、コピペの手間が省けます。
  • ピーク時の応答が優先される:混雑時でもサーバーリソースが優先的に割り当てられ、応答が速くなります。

Word・Excel・PowerPoint・Outlookを毎日業務で使う方にとって、月3,200円でOffice内のAI操作が解放されるのはコストパフォーマンスの高い投資です。

Microsoft 365 CopilotでExcel・PowerPoint・Wordと連携する

法人向けのMicrosoft 365 Copilotでは、Officeアプリ内での活用がさらに広がります。主な活用例は以下のとおりです。

  • Excel:「売上データをもとに四半期ごとのグラフを作って」のように自然言語でデータ集計・可視化を指示できます。
  • PowerPoint:テーマや概要を渡すだけでスライドの骨格を自動生成します。
  • Word:文書の要約・下書き・修正提案をアプリ内で完結させられます。
  • Outlook:受信メールの要約・返信案の生成・会議設定の提案などをメーラー上で処理できます。

これらはいずれも無料版では使えない機能です。組織として導入する場合はMicrosoft 365の既存ライセンスとセットで契約するのが一般的なため、IT担当者や導入検討担当者はMicrosoft 365 Copilot公式ページで詳細を確認してみましょう。

Copilot無料版の始め方(PC・スマホどちらからでもOK)

Microsoft Copilot無料版はPCブラウザとスマホアプリの両方から使えます。どちらからでも同じMicrosoftアカウントにサインインすれば、会話の内容を引き継いで使うことができます。

アカウントの登録から使い始めまで、最短5分もあれば完了します。順を追って確認しましょう。

PCブラウザからCopilot無料版を始める手順

PCブラウザからの使い始め方は3ステップです。

  1. ブラウザでcopilot.microsoft.comを開く
  2. 右上の「サインイン」からMicrosoftアカウントでログインする(アカウントがない場合は同ページから無料作成できます)
  3. 画面下部のチャット入力欄にテキストを入力して送信する

Microsoft EdgeブラウザではサイドバーにCopilotが組み込まれており、閲覧中のWebページを参照させながら質問できます。「このページの内容を要約して」「この記事に書かれていないことで、関連する情報はある?」のような使い方ができるのはEdge限定の機能です。

スマホアプリでCopilot無料版をインストール・使う手順

スマホから使うには、まずアプリをインストールするところからスタートします。

  1. App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)で「Microsoft 365 Copilot」を検索してインストールする
  2. アプリを開いてMicrosoftアカウントでサインインする
  3. テキスト入力またはマイクボタンから音声で話しかけて使い始める

以前は「Microsoft Copilot」アプリと「Microsoft 365 Copilot」アプリが別々に提供されていましたが、現在は「Microsoft 365 Copilot」に統合されています。検索時は「Microsoft 365 Copilot」と入力して、Microsoftが正式に公開しているアプリをインストールしましょう。

パワポ・スライド自動作成は有料版からの機能

「copilot パワポ 作成 無料」というキーワードで検索している方に向けて、ここで明確にお伝えします。PowerPointのアプリを開いてCopilotに「スライドを自動生成して」と指示する機能は、無料版では使えません。Copilot ProまたはMicrosoft 365 Copilotの有料ライセンスが必要です。

ただし、無料版でも以下のことは可能です。

  • 無料版でできる:Copilot.comのチャットで「プレゼンの構成を考えて」「各スライドに入れるべき内容を箇条書きにして」と指示し、作成した内容をコピーしてPowerPointに貼り付ける
  • 有料版でできる:PowerPointアプリを開いた状態でCopilotボタンを押し、テーマを渡すだけでスライドの骨格を自動生成する

「コピペの手間は惜しくない」という方は無料版でも代替できます。「PowerPoint上で一体化した形で使いたい」という方はCopilot Proへのアップグレードを検討してみましょう。

Microsoftアカウントなしでも使えるか

サインインなしでもchat.microsoft.comにアクセスすれば、一部の機能は試せます。ただしサインインなしの場合、1セッションあたり10ターンまでという制限があります。

  • サインインなし:1セッション10ターンまで(会話の継続に制限あり)
  • サインインあり(無料アカウント):1日300回・1セッション30ターンまで使用可

「まず雰囲気だけ確認したい」という場合はアカウントなしで10ターン試してみましょう。継続して使うなら、Microsoftアカウントを無料で作成してサインインするのがおすすめです。登録はメールアドレスと簡単な設定だけで完了できます。

Copilot無料版のセキュリティと商用利用の注意点

AIツールを業務に使う前に、セキュリティとデータの取り扱いを確認しておくことは非常に大切です。無料版には有料版と異なるデータ保護の仕組みがある点を理解したうえで活用しましょう。

「商用利用はOKか」「入力した情報はどこに行くか」という2点を先に把握しておくと安心して使い始められます。

無料版で入力したデータはAI学習に使われるか

Microsoft Copilot無料版では、チャットに入力した内容がデフォルトでMicrosoftのサービス改善・モデル学習に使用される可能性があります。Microsoftのプライバシー設定ページから「チャット履歴」および「データを使用してAIモデルを改善する」のオプションをオフにすることで、学習への利用を止められます。

一方、有料版のMicrosoft 365 Copilotでは商用データ保護が適用されます。入力したデータがAIのトレーニングに使われないことが保証されているため、組織の機密データを扱う業務での活用に向いています。

「プライバシー設定をオフにするのが手間」「毎回確認が必要なのは不安」という方にとって、有料版への移行を検討する理由のひとつになるでしょう。

業務情報・機密情報を入力する前に確認すること

無料版Copilotには、以下の情報を入力しないことを強くおすすめします。

  • 顧客名・取引先名など実名の個人情報や企業情報
  • 社外秘・機密扱いのプロジェクト情報や数値データ
  • パスワード・APIキー・認証情報
  • 個人番号・クレジットカード番号などの機密性の高い個人情報

入力する際は情報を匿名化・一般化する工夫が大切です。たとえば「A社との契約金額が〇〇円で…」ではなく、「ある取引先との契約でX円の予算がある場合…」のように実情を伏せた形で入力することで、機密情報の漏出リスクを大きく下げられます。

プライバシーの保護は使い方の工夫で補える部分も多いですが、組織としての管理ルール作りが必要な場面では有料の法人プランを検討しましょう。

Copilot無料版の商用利用はOKか

Microsoft Copilot無料版での商用利用は、Microsoftサービス規約の範囲内であれば原則として認められています。個人が業務でCopilotを使ってメール文章を作成したり、情報収集に活用したりすることは利用規約上問題ありません。

ただし「商用利用OK」と「機密情報を入れても安全」は別の話です。商用利用が可能であっても、データが学習に使われる可能性は残っています。「生成した文章や画像を仕事に使う」のはOKですが、「業務上の秘密情報を入力する」のはリスクが伴います。

企業として組織ぐるみで活用し、かつデータ保護を担保したい場合には、商用データ保護が適用されるMicrosoft 365 Copilotへの移行が現実的な候補です。

Copilot無料版で足りる人・有料版が必要になる人の違い

「無料のまま使い続けるべきか、有料版に移行すべきか」という判断は、使い方と用途によって変わります。ここでは用途別に3つのケースに分けて整理します。

「自分はどのケースに近いか」を照らし合わせながら読んでみましょう。

Copilot無料版のままで十分なケース

以下のような使い方であれば、無料版で十分対応できます。

  • Web検索・情報収集・要約が主な使い方で、1日の利用回数がそれほど多くない
  • メールや文章の下書きを週に数回作る程度のビジネスパーソン
  • AI画像生成を試したい段階で、1日数枚程度のペースで使う
  • 英語翻訳や多言語対応を業務で試してみたい
  • CopilotでできることをまずPC上で体験したい、AIをこれから試す段階にある

WordやExcelでCopilotを直接使う必要がなく、「チャットで作った内容を貼り付ければ十分」という方は、無料版で業務効率化の多くの部分をカバーできます。まずは無料から始め、物足りなさを感じてから有料版を検討するのが合理的です。

Copilot Proへのアップグレードを検討すべきケース

以下のような状況になったら、Copilot Pro(約3,200円/月)へのアップグレードを検討してみましょう。

  • PowerPointやExcelのアプリ内でCopilotを直接使って作業効率を上げたい
  • AI画像生成を1日15回以上使うことが増えてきた(ブログ・デザイン業務など)
  • 長い文書をWordで頻繁に扱い、Copilotとの連携を一体化させたい
  • Outlookのメール返信・会議設定をAIで自動化してタスク処理を速めたい

月3,200円という金額は、Office系作業でCopilotを毎日使う方にとっては十分回収できるコストです。「Excelでの集計・PowerPointのスライド作成・Wordの下書き」を一体的に効率化して生産性を上げたい個人ユーザーには、Copilot Proが最も合ったプランでしょう。

Microsoft 365 Copilotが必要になる企業・法人のケース

組織としての導入を検討している場合は、以下のケースでMicrosoft 365 Copilotが適しています。

  • 機密データや顧客情報を扱う業務でCopilotを活用したい(商用データ保護が必要)
  • 複数人で統一したCopilot環境を組織に導入したい
  • Teamsの会議録を自動で作成・要約する機能を使いたい
  • 金融・医療・法律など、コンプライアンス要件が厳しい業種での業務利用

Microsoft 365 Copilotの導入はMicrosoft 365の既存ライセンスとセットで行うのが一般的です。組織内のAIツール管理・利用ルールの整備・セキュリティ要件の確認など、IT担当者と連携しながら進める必要があります。Microsoft 365 Copilot公式ページから詳細なプラン情報を確認できます。

Copilot無料版に関するよくある質問

Copilot無料版について、多くの方が検索・質問している内容をまとめました。気になる点をここで確認しておきましょう。

Copilot無料版は1日何回まで使えますか?

2026年4月時点では、サインインした状態で1日300回・1セッションあたり30ターンまでチャットを利用できます。サインインなしの場合は1セッション10ターンまでです。AI画像生成は1日15ブーストが付与され、使い切っても生成は続けられますが速度が遅くなります。1日300回という上限は通常の業務利用で達することはほとんどありませんが、画像生成をまとめて行う場合は15回の枠に注意しましょう。

CopilotとChatGPTの無料版はどちらがおすすめですか?

用途によって向き不向きがあります。最新のWeb情報を踏まえた回答が必要な場合やAI画像生成を無料で試したい場合はCopilotが有利です。ChatGPTはコード生成・文章作成の精度に定評があります。Microsoftツール(Excel・Word・PowerPoint)との連携を将来検討しているならCopilotを選ぶと移行がスムーズです。どちらも無料で始められるため、両方を試して自分の用途に合うほうを使い続けるのが一番の判断方法です。

Copilot無料版はいつまで無料で使えますか?

2026年4月時点でMicrosoftから無料版の終了は告知されていません。Microsoft Copilotは2023年以降、個人向けの無料プランを継続して提供しており、現状では終了の予定は見当たりません。ただし機能の仕様や制限は随時変更される可能性があるため、最新情報はMicrosoft Copilot公式ページで確認することをおすすめします。

まとめ:Copilot無料版はまず試す価値あり

「copilot 無料」を調べている方に向けて、この記事の内容を整理します。まず確認しておきたいのは、Microsoft CopilotとGitHub Copilotは別サービスという点です。チャット・画像生成・翻訳・要約などの汎用AI機能を求めるなら前者、コード補完・開発サポートを求めるなら後者を選びましょう。

Microsoft Copilot無料版はチャット1日300回・AI画像生成1日15回など十分な枠があり、Web情報を踏まえた回答・文章の下書き・翻訳・要約といった機能を0円で使えます。ExcelやPowerPointのアプリ内でCopilotを直接操作したい場合や、データ保護が必要な業務利用には有料版(Copilot Pro・Microsoft 365 Copilot)が必要になります。

GitHub Copilot Freeはコード補完月2,000件・チャット月50回の無料枠があり、開発者が無料でAIコーディングを体験できます。設定はVS Codeへの拡張機能インストールとGitHubアカウントのサインインだけで完了するため、開発環境が整っている方はすぐに試せるでしょう。

どちらのCopilotも、まず無料で試してから課金を判断できる仕組みになっています。「いきなり課金して合わなかった」という失敗を防ぐためにも、まずは無料版から使い始めてみましょう。無料版で物足りなさを感じた段階で、この記事の比較表を参考に有料プランを選んでみてください。

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この記事を書いた人

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