GitHub Copilotの料金プランは、2026年時点でFree、Pro、Pro+、Business、Enterpriseの5種類です。
月額料金だけでなく、プレミアムリクエストやAI Creditsの消費量によって実質的なコストが変わる点も、プラン選びの判断に直結します。
2026年4月からはPro・Pro+・学生プランの新規登録が一時停止されており、今から申し込みを検討している方は、受付状況をGitHub公式の料金ページで事前に確認してください。
この記事では、5つの料金プランの違いと選び方・支払い方法から、他のAIコーディングツールとの比較まで整理します。
GitHub Copilotの料金プランは全部で5種類
GitHub Copilotの料金プランは、個人向け3種類・法人向け2種類の合計5種類で構成されています。個人向けはFree・Pro・Pro+、法人向けはBusiness・Enterpriseです。各プランで使えるAIモデルの種類、月間リクエスト数、組織管理機能などが異なります。
日本円の料金は為替の影響を受けるため、この記事では「約〇〇円」と表記しています。正確な料金はGitHub公式の料金ページで確認してください。なお、Copilot全体の料金プラン(Microsoft CopilotやGitHub Copilotの料金の違いを含む)については、別記事でも整理しています。
| プラン名 | 月額(ドル) | 日本円目安 | 対象者 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Copilot Free | $0 | 0円 | 個人 | 月2,000回補完・50回チャットなど制限あり |
| Copilot Pro | $10 | 約1,500円 | 個人 | 補完無制限・月300プレミアムリクエスト |
| Copilot Pro+ | $39 | 約5,900円 | 個人 | 月1,500プレミアムリクエスト・全モデル対応 |
| Copilot Business | $19/人 | 約2,900円/人 | 法人・チーム | 組織管理・ポリシー設定・監査ログ |
| Copilot Enterprise | $39/人 | 約5,900円/人 | 法人・大規模 | Business全機能+ナレッジ活用・コードレビュー |
※日本円は2026年4月時点の参考値です。為替変動により異なります。
Copilot Free:月額0円で使えるコード補完回数と制限
Copilot Freeは月額0円で使えるプランで、GitHubアカウントがあれば誰でも有効化できます。コード補完は月2,000回、チャット(Copilot Chat)は月50回まで利用可能です。Visual Studio CodeやJetBrainsなど主要な開発環境に対応しており、学習や個人の小規模プロジェクトであれば十分に活用できます。
ただし、Freeプランで利用できるAIモデルは一部に限られます。プレミアムモデル(Claude SonnetやGPT-4oなど)はプレミアムリクエストの上限内でのみ使用でき、上限に達すると軽量モデルに切り替わります。日常的にコードを書くエンジニアが業務利用する場合、月2,000回の補完上限は数日で到達するケースも珍しくないでしょう。
Freeプランはまず試しに使ってみる段階に向いています。制限に頻繁にぶつかるようであれば、Proプランへのアップグレードを検討してください。公式の料金ページで最新の制限内容を確認してから判断することをおすすめします。
Copilot Pro:月額約1,500円($10)でできること
Copilot Proは月額$10(年払いは$100)の個人向け有料プランです。コード補完は事実上無制限で使えるため、毎日コードを書くエンジニアや副業での開発者に向いています。月300回のプレミアムリクエストが含まれており、Claude SonnetやGPT-4oなどの高性能モデルをチャットやコード生成に活用できます。
VS Code・JetBrains・Visual Studio・Neovimなど複数の開発環境に対応しており、今使っているエディタでそのまま使い始められます。コードの自動補完だけでなく、チャット機能を使ったコード説明・バグ修正・テストコード生成なども利用可能です。
Proが向いている方の目安は次のとおりです。
- 毎日コーディングする個人開発者・フリーランスエンジニア
- 副業でコードを書く頻度が週3日以上の方
- チャット機能でコードのレビューや説明を日常的に使いたい方
※2026年4月時点でProの新規登録が一時停止されているため、公式ページで現在の受付状況を確認してください。
Copilot Pro+:月額約5,900円($39)でできること
Copilot Pro+は月額$39の個人向け上位プランです。月1,500プレミアムリクエストが含まれており、Proの300回と比べて5倍のリクエスト枠が使えます。Claude OpusやGPT-4o、o3など、Pro+でのみ使えるモデルにもアクセスでき、より精度の高いコード生成や複雑なロジックの作成に向いています。
ProとPro+の主な違いを整理します。
| 項目 | Copilot Pro | Copilot Pro+ |
|---|---|---|
| 月額 | $10(約1,500円) | $39(約5,900円) |
| プレミアムリクエスト数 | 月300回 | 月1,500回 |
| 利用できるモデル | 標準モデル+一部プレミアム | 全モデル対応(o3・Opus等含む) |
| コード補完 | 無制限 | 無制限 |
最新モデルを多用する方・コードの生成量が多い方ほど、Pro+のコスト差が相対的に小さくなります。ただし月額が4倍近く変わるため、まずProで使用量を確認し、プレミアムリクエストが不足してから移行を検討するやり方が現実的です。モデルの対応状況は変わることがあるため、公式のモデルと料金ページで最新情報を確認してください。
Copilot Business:1人あたり月額約2,900円($19)の法人プラン
Copilot Businessは、チームや企業での利用を想定した法人向けプランです。料金は1人あたり月額$19(約2,900円)で、GitHubのOrganization単位で管理します。個人プランにはないポリシー設定・監査ログ・IPフィルタリングなど、組織での管理機能が含まれている点が大きな違いです。
法人で確認すべき主な機能は以下のとおりです。
- ユーザーごとのCopilot有効・無効の設定(管理者が制御可能)
- コンテンツポリシーの一括設定(どのリポジトリにCopilotを使わせるかを制限)
- 監査ログによる利用状況の把握
- SAML SSOとの連携対応
セキュリティやコンプライアンスを重視する企業での導入では、個人プランではなくBusinessプランが前提になります。チームの人数が増えるほど月額コストも比例して増加するため、導入前に対象人数と用途の範囲を明確にしてください。詳細はGitHub公式のプラン比較ページでご確認ください。
Copilot Enterprise:1人あたり月額約5,900円($39)の法人プラン
Copilot Enterpriseは、Businessの全機能に加えて、GitHubリポジトリ全体のナレッジ活用やプルリクエストへの自動コードレビューなどが使えるプランです。料金は1人あたり月額$39(約5,900円)で、組織全体でGitHubのコードベースをAIに学習させて活用する用途に向いています。
BusinessとEnterpriseの主な違いを整理します。
| 項目 | Business($19/人) | Enterprise($39/人) |
|---|---|---|
| ポリシー管理・監査ログ | あり | あり |
| 自動コードレビュー | なし | あり |
| リポジトリのナレッジ活用 | なし | あり |
| プルリクエスト要約 | なし | あり |
Enterpriseが向いている組織の例は、大規模なコードベースを持つ開発チーム・社内リポジトリのナレッジをAIに反映させたい企業・コードレビューの工数を削減したい開発組織などです。Businessで十分かEnterpriseが必要かは、コードレビュー自動化とナレッジ活用の需要次第で変わります。公式のプランページで機能の詳細を比較してください。
2026年のGitHub Copilot料金変更|新規登録停止と6月からの使用量ベース課金
2026年は、GitHub Copilotの料金体系に大きな変更が入っています。個人プランの新規登録が一時停止され、6月からはプレミアムリクエスト制からAI Credits制への移行が始まります。
月額料金そのものは変わりませんが、利用するAIモデルや使用量によって実質的なコストが変わる仕組みに変化します。Copilotの料金体系全体を把握した上で、自分のプランへの影響を確認してください。
2026年4月20日からPro・Pro+・Studentの新規登録が一時停止
2026年4月20日から、Copilot Pro・Copilot Pro+・学生向けプランの新規登録が一時停止されています。GitHubの公式発表によれば、この停止は使用量ベースの課金体系への移行作業に伴うものとされています。
対象プランと既存ユーザーへの影響を整理します。
- 新規登録停止の対象:Copilot Pro・Copilot Pro+・学生向けプラン(Copilot Student)
- 既存契約者への影響:現時点では継続利用が可能(サービスは停止されていない)
- Free・Business・Enterpriseへの影響:公式発表では言及なし
今からCopilot ProまたはPro+に新規で加入しようとしている方は、申し込みを受け付けていない状態です。受付再開のタイミングは公式のプランページで随時確認してください。
2026年6月1日からプレミアムリクエスト制からAI Credits制へ移行
2026年6月1日から、GitHub Copilotの追加課金の仕組みがプレミアムリクエスト制からAI Credits制に変わります。プレミアムリクエストとは、高性能なAIモデル(Claude SonnetやGPT-4oなど)を使う際に消費されるリクエスト枠のことです。AI Creditsはその後継となる新しい使用量管理の単位で、GitHubの公式ブログで詳細が発表されています。
プレミアムリクエスト制とAI Credits制の主な違いは以下のとおりです。
| 項目 | プレミアムリクエスト制(〜5月末) | AI Credits制(6月〜) |
|---|---|---|
| 単位 | リクエスト回数 | AI Credits(使用量に応じた単位) |
| 追加購入 | 上限超過後に追加購入可能 | Credits単位での追加購入に変更 |
| モデル別の差 | モデルによってマルチプライヤーが異なる | 同様にモデルによって消費量が異なる |
制度変更の詳細な単価や対象モデルは変更される可能性があるため、最新の情報は公式のモデルと料金ページで確認してください。
月額料金は変わらず、使い方によって実質コストが変わる
AI Credits制への移行後も、各プランの月額料金(Free・$10・$39・$19・$39)は変わりません。ただし、月額で含まれるAI Creditsの上限を超えた場合に追加費用が発生する仕組みになるため、使い方によって月の総コストが変わります。
実質コストが増えやすい使い方の例は次のとおりです。
- Claude OpusやGPT-o3など消費量の大きいモデルを日常的に使う
- Copilotのエージェント機能(複数ステップの作業を自動で処理する機能)を多用する
- チャット機能でプロンプトの送信回数が多い
- コードレビューや生成をまとめて大量に処理する作業が多い
高性能モデルをほぼ使わず、コード補完とチャットを軽い頻度で使う場合は追加費用がかかりにくいでしょう。使用量と実質コストのバランスを把握するには、GitHubの設定画面で使用状況を定期的に確認する習慣が重要です。
年額プラン利用者は移行タイミングに注意
年額プランで契約中の方は、6月1日のAI Credits移行がいつ適用されるかを個別に確認する必要があります。GitHubの公式発表では、移行タイミングや請求の扱いについてプランの更新日との関係が示されていますが、詳細は変更される可能性があります。
年額契約中の方が確認すべき主な項目は以下のとおりです。
- 現在の契約更新日(GitHubのBilling設定から確認)
- 移行後に含まれるAI Credits数と追加購入の単価
- プラン変更や解約を行った場合の返金ポリシー
断定的な返金・日割りの情報は公式発表でも変更がありうるため、個人プランの請求に関する公式Docsで最新内容を確認してください。
GitHub Copilot 無料版と有料プランで料金以外に何が変わるか
GitHub Copilotは月額0円のFreeプランでも基本的なコード補完とチャットが使えます。ただし、有料プランとは利用上限・使えるAIモデル・法人向け管理機能の面で大きく異なります。
「無料で十分か、有料にすべきか」の判断には料金だけでなく、実際の使用頻度と必要な機能の把握が必要です。Claude Codeなど他のAIコーディングツールとの比較も含めて、自分の用途に合う選択をしてください。
コード自動補完とチャットの月間利用上限の違い
コード補完とチャットの月間利用上限は、プランによって大きく異なります。Freeプランは補完2,000回・チャット50回と制限があり、業務での日常利用には不足するケースが多いです。Pro以上では補完が事実上無制限になり、チャットも無制限で使えます。
| プラン | コード補完 | チャット | プレミアムリクエスト |
|---|---|---|---|
| Free | 月2,000回 | 月50回 | 少数(制限あり) |
| Pro | 無制限 | 無制限 | 月300回 |
| Pro+ | 無制限 | 無制限 | 月1,500回 |
| Business | 無制限 | 無制限 | 月300回 |
| Enterprise | 無制限 | 無制限 | 月300回 |
週に数回コードを書く程度の学習目的ならFreeプランでも間に合うでしょう。週5日以上コーディングをするエンジニアにとって、月2,000回という補完上限は1〜2週間で到達する水準です。補完回数の制限に頻繁にぶつかるようであれば、Proへの切り替えを検討してください。
使えるAIモデルの種類(Claude・GPT・Geminiの対応状況)
GitHub Copilotは複数のAIモデルに対応しており、プランによって使えるモデルの種類と制限が異なります。2026年4月時点では、Claude(Anthropic)・GPT-4o(OpenAI)・Gemini(Google)などの生成AIモデルが利用できます。Freeプランでは一部モデルのみ、ProとPro+では対応モデルが増え、Pro+では最上位モデルへのアクセスが含まれます。
モデルを選ぶ際の確認ポイントは以下のとおりです。
- 利用したいモデル(例:Claude Sonnet・GPT-4o・o3)が自分のプランで使えるか
- そのモデルがプレミアムリクエスト(AI Credits)を消費するか、消費量のマルチプライヤーはいくらか
- Auto Model Selection(自動モデル選択)を有効にした場合の動作
モデルの対応状況はアップデートで変わるため、公式のモデルと料金ページで最新の対応表を確認してから判断してください。
チームポリシー管理・監査ログなど法人機能の有無
法人での導入では、料金だけでなく管理機能の有無が重要な判断軸になります。個人プラン(Free・Pro・Pro+)には組織管理の機能がなく、誰に使わせるか・どのリポジトリに使うかを制御することができません。法人プラン(Business・Enterprise)では、管理者がOrganization単位でCopilotの利用ポリシーを設定できます。
法人で確認すべき管理機能は以下のとおりです。
- ユーザーへのシート割り当て・取り消しの管理
- パブリックコードの候補提示を制限するポリシー設定
- 監査ログで誰がどの機能をいつ使ったかを把握
- IPフィルタリングやSAML SSOとの連携
社内でAIが生成したコードの品質・セキュリティ・ライセンス問題を管理したい組織は、個人プランではなくBusinessかEnterpriseで導入することが必要です。公式のプランページで個人プランと法人プランの機能差を確認してください。
コードレビュー・エージェント機能の違い
GitHub Copilotはコード補完にとどまらず、コードレビュー自動化やエージェント的な開発作業の処理も機能として持っています。コードレビュー機能はプルリクエストへのコメントやバグ指摘を自動で行うもので、主にEnterpriseプランで利用できます。エージェント機能はCopilot Workspaceなどの形で提供されており、複数ステップにわたる開発作業をAIが自律的に処理する仕組みです。
機能の差は以下のとおりです。
- コードレビュー自動化:Enterprise(プルリクエストへの自動コメント・指摘)
- エージェント機能(複数ステップ処理):各プランで段階的に対応(プレミアムリクエストを消費)
- チャット機能:全プランで利用可能(Freeは月50回まで)
AIに任せる作業の範囲が広いほど、コードの品質チェックや動作確認の体制も必要になります。エージェント機能を業務で使う場合は、生成されたコードをそのまま本番に反映せず、レビューのプロセスを必ず挟んでください。
プレミアムリクエストとは?GitHub Copilotの料金に直結する仕組み
プレミアムリクエストとは、高性能なAIモデルを使う際に消費されるリクエスト枠のことです。月額料金の中に一定数が含まれており、上限を超えると追加購入が必要になります。2026年6月以降はAI Creditsという新しい単位に移行しますが、消費の考え方は同様です。
料金プランを選ぶ際、月額だけ見ても実際のコストは判断できません。どのモデルをどれだけ使うかによって消費量が変わるため、自分の使い方を把握した上でプランを選ぶことが重要です。
どんな操作でプレミアムリクエストが消費されるのか
プレミアムリクエストが消費されるのは、主にプレミアムAIモデルを指定して使う操作です。Auto Model Selectionでモデルを自動選択している場合、軽量モデルが使われる場面ではプレミアムリクエストが消費されないこともあります。
| 操作 | 消費の有無 | 補足 |
|---|---|---|
| コード補完(標準モデル) | 消費なし | 通常の補完は含まれるリクエスト外 |
| チャット(プレミアムモデル指定) | 消費あり | モデルによってマルチプライヤーが変わる |
| エージェント機能の実行 | 消費あり | 複数ステップ処理は消費量が多くなりやすい |
| コードレビュー自動化(Enterprise) | 消費あり | プルリクエストごとに消費 |
| チャット(軽量モデル) | 消費なし or 少量 | モデルによる |
プレミアムリクエストの消費対象となる操作の詳細は、公式のモデルと料金ページでモデルごとに確認できます。
AIモデル別のリクエスト消費量(マルチプライヤー一覧表)
プレミアムリクエストは、使用するモデルによって消費量(マルチプライヤー)が異なります。軽量モデルは消費が少なく、高性能・大規模モデルは消費量が多くなります。以下は2026年4月時点の参考値です。数値は変更される可能性があるため、公式情報での確認を必ず行ってください。
| モデル名 | マルチプライヤー目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| GPT-4o(標準) | 1× | 通常のチャット・コード生成 |
| Claude Sonnet(標準) | 1× | 長いコードの説明・レビュー |
| Claude Opus | 高め(公式要確認) | 複雑なロジックの設計・分析 |
| o1 / o3(OpenAI) | 高め〜最高(公式要確認) | 推論が必要な問題解決・アルゴリズム設計 |
高性能モデルを日常的に使う場合、月300回(Proプラン)は数週間で使い切る可能性があります。月1,500回のPro+プランが必要かどうかは、使用量の実績を確認した上で判断するのが現実的です。
上限を超えたときの追加料金と節約するための設定
プレミアムリクエストの月間上限を超えた場合、追加のリクエストを購入することで引き続きプレミアムモデルを使えます。追加購入をしない場合は、上限超過後に軽量モデルへの自動切り替えが行われます。2026年6月以降はAI Credits単位での追加購入に変わるため、公式の料金ページで最新の単価を確認してください。
リクエストを節約する方法は以下のとおりです。
| 節約方法 | 効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| Auto Model Selectionを有効化 | タスクに応じて軽量モデルを自動選択し、消費を抑えられる | 精度が下がる場面もある |
| 用途に合ったモデルを手動選択 | 不要にo3などを使わず消費を管理できる | モデルの特性を把握する必要がある |
| 使用量を定期的にチェック | 上限が近づいたら高消費の操作を控えられる | GitHubの設定画面から確認が必要 |
追加課金を避けたい場合は、GitHubのBilling設定で追加購入の自動承認をオフにする設定が使えます。この設定にしておくと上限到達後はプレミアムモデルが使えなくなるため、作業が止まらないよう事前に使用量を把握しておくことが大切です。
使用量・残り回数を確認する方法
プレミアムリクエストの使用量と残り回数は、GitHubの設定画面から確認できます。個人の場合と、OrganizationのBusiness・Enterpriseプランで確認する場所が異なるため、それぞれ把握しておくことが必要です。
| 確認対象 | 確認場所 |
|---|---|
| 個人(Free・Pro・Pro+) | GitHubの「Settings」→「Billing and plans」→「Usage this month」 |
| 組織(Business・Enterprise) | OrganizationのSettings→「Billing and plans」または管理者用ダッシュボード |
確認手順の詳細は公式のCopilot管理ドキュメントに掲載されています。使用量の確認を月に数回行う習慣をつけることで、想定外の追加課金を防ぎやすくなります。
学生・教職員はGitHub Copilotの料金が無料になる
GitHub Education Packを通じて認証された学生・教職員は、GitHub Copilotの有料プランに相当する機能を無料で使えます。ただし、2026年4月から学生プランの新規登録が一時停止されているため、今から申し込もうとしている方は現在の受付状況を先に確認することが必要です。
GitHub Education Packの申請条件
GitHub Education Packは、認定された教育機関に在籍中の学生・教職員が対象です。申請にはGitHubアカウントと学籍・教職員の証明が必要になります。
申請前に準備するものは以下のとおりです。
- GitHubアカウント(個人アカウント)
- 学校が発行したメールアドレス(.ac.jpなど)、または学生証・在学証明書の画像
- 申請フォームでの在学情報の入力(卒業予定年・学校名など)
申請はGitHub Education Pack公式ページから行います。審査には数日から数週間かかる場合があります。
学生認証後に使える機能
GitHub Educationの認証が完了すると、GitHub Copilotのコード補完・チャット・プレミアムモデルへのアクセスなど、Proプランに相当する機能が無料で使えます(使える機能の範囲は時期により変更の可能性があります)。
使える可能性がある主な機能は以下のとおりです。
- コード補完(無制限)
- Copilot Chat(プレミアムモデル含む)
- VS CodeやJetBrainsなどの主要開発環境での利用
学習でプログラミングを身につけているエンジニアにとって、無料でProレベルの機能が使えることは大きなメリットです。実際に利用できる機能の詳細は学生向けの公式セットアップ手順で確認してください。
学生プランの新規登録停止中に確認すべきこと
2026年4月20日から、Copilotの学生プランも新規登録が一時停止されています。GitHub Educationの申請自体は引き続き受け付けている場合がありますが、Copilot自体の有効化が行えるかどうかは現在の状況次第です。
申請前に確認すべき項目は以下のとおりです。
- GitHub Education Packの申請が現在受け付けられているか
- 認証完了後にCopilotを有効化できるかどうか
- 停止期間中でもFreeプランは使えるため、まずFreeで試せるか検討する
最新の受付状況は公式のプランページで確認してください。
用途別・GitHub Copilotの料金プランの選び方
GitHub Copilotのプランは、使う目的・頻度・チームの規模によって選ぶべきものが変わります。「迷ったらFreeから試す」「業務でエンジニアとして使うならPro」「法人ではBusinessかEnterprise」というのが基本的な判断軸です。
AIで業務効率化する方法も参考にしながら、自分の用途に合ったプランを選んでください。
学習・趣味目的ならCopilot Freeで十分かを判断する
プログラミング学習や個人の趣味開発が目的であれば、まずCopilot Freeで試してください。月2,000回のコード補完は、週に数回コードを書く程度であれば余裕があります。チャット機能(月50回)も、学習中のエラー解析や文法の質問程度なら十分に使えます。
Freeプランで十分なケースの目安は以下のとおりです。
- プログラミング学習中で、コードを書く時間が週10時間以下
- 副業や趣味の個人プロジェクトで、開発頻度が月に数回程度
- まずCopilotがどんなものか体験してみたい方
補完の制限に頻繁に達するようになったら、そのタイミングがProへ移行する目安です。
業務・副業エンジニアにはCopilot Proが基本の選択肢
毎日コードを書くエンジニアや、副業での開発頻度が高い方にはCopilot Proが現実的な選択です。月額$10(約1,500円)でコード補完が無制限になり、チャットによるコード説明・バグ修正・テスト生成が制限なく使えます。コーディングにかける時間が週20〜30時間以上あれば、月1,500円のコストは作業時間の節約で回収しやすいでしょう。
Proが向く利用頻度の目安は以下のとおりです。
- 平日毎日コードを書く、または週に20時間以上開発する
- 副業での受託開発・フリーランス業務が月に定期的にある
- コードレビューやテストコード生成にチャットを使いたい
※2026年4月時点でProの新規登録は一時停止中です。受付再開を公式の料金ページで確認してください。
最新モデルを使い倒したいならPro+を検討する
Claude OpusやGPT-o3など、最上位モデルを日常的に使いたい方にはPro+が向いています。月1,500プレミアムリクエストは、高性能モデルを毎日使っても余裕があります。月額は$39(約5,900円)と高めですが、最新のAIモデルで複雑なロジック設計・難易度の高いバグ解析・大規模なリファクタリングを行う場合は対応できる量です。
ProとPro+の選び方の基準は以下のとおりです。
| Pro($10)を選ぶ場合 | Pro+($39)を選ぶ場合 |
|---|---|
| プレミアムリクエストが月300回以内で収まる | 毎日プレミアムモデルを使って上限に達する |
| GPT-4oやClaude Sonnetで十分 | o3やOpusなど最上位モデルを使いたい |
| コストを抑えたい個人・副業 | 精度を最優先にしたい個人開発者 |
まずProで使い始め、プレミアムリクエストの上限に月中に達するようになったらPro+への移行を検討するやり方が現実的です。モデルの詳細は公式のモデルと料金ページで確認してください。
チーム・企業導入ならBusinessかEnterpriseかの判断軸
法人での導入では、料金だけでなくセキュリティ・ポリシー管理・監査ログへの対応が必要です。Business($19/人)はチーム規模の組織に向いており、Enterprise($39/人)はナレッジ活用とコードレビュー自動化が必要な大規模開発組織向けです。
法人導入前の確認項目は以下のとおりです。
- 社内のセキュリティポリシーへの対応(ポリシー設定・監査ログが必要か)
- 利用する人数と部署・役割(全社か一部チームか)
- コードレビューの自動化やリポジトリのナレッジ活用が必要か
- SAML SSOや既存の認証基盤との連携が必要か
BusinessとEnterpriseの判断軸を整理します。
| Business($19/人)を選ぶ場合 | Enterprise($39/人)を選ぶ場合 |
|---|---|
| 組織管理・監査ログが必要 | さらに自動コードレビューが必要 |
| チームポリシーの一括設定が目的 | リポジトリのナレッジ活用がしたい |
| コードレビューは人間が担う | プルリクエストのAI要約・コメントが欲しい |
社内でAI導入を進める手順を整理した上で、Business・Enterpriseのどちらが必要かを判断してください。導入ルール・対象業務・教育体制の整備を一括でサポートする生成AI導入ハンドブックも参考にしてください。公式のプランページで機能の詳細を確認してから、担当部署と協議することをおすすめします。
GitHub Copilotの料金の支払い方法と請求時の注意点
GitHub Copilotの料金は、個人向けプランであればGitHubアカウントのBilling設定からクレジットカードで支払えます。月額払いと年額払いを選べ、法人向けプランではOrganizationの請求管理から一元管理できます。
月額払いと年額払いの違い
GitHub Copilotの個人向けプランは月額払いと年額払いの両方を選べます。Proプランの場合、月額払いは$10/月、年額払いは$100/年(月換算で約$8.33)です。年額払いにすると月換算で約1〜2か月分の節約になりますが、途中解約時の返金ポリシーに注意が必要です。
| 項目 | 月額払い | 年額払い |
|---|---|---|
| Proの料金 | $10/月 | $100/年($8.33/月相当) |
| 柔軟性 | 毎月解約・変更が可能 | 年契約のため途中変更に注意 |
| 向いているケース | まず試したい・短期利用 | 長期で継続利用予定 |
年額払いを選ぶ前に、解約・返金ポリシーを個人プランの請求に関する公式Docsで確認してください。2026年の課金体系移行中は、年額プランの扱いが変わる可能性があります。
請求額・使用量を確認する方法
GitHubの「Settings」→「Billing and plans」から、現在の請求額・今月の使用量・プレミアムリクエストの残数を確認できます。追加購入が自動で行われた場合もここに記録されます。
個人と法人で確認する場所が異なります。
| 対象 | 確認場所 |
|---|---|
| 個人 | 自分のアカウント「Settings」→「Billing and plans」 |
| 組織(Business/Enterprise) | OrganizationのSettings→「Billing」または「Copilot」管理画面 |
請求の詳細確認方法はGitHubのBillingに関する公式Docsに掲載されています。毎月の請求タイミング前に使用量を確認することで、想定外の追加料金を防げます。
途中で解約した場合の扱い
GitHub Copilotのサブスクリプションを途中で解約した場合、解約後も請求期間が終わるまではCopilotを引き続き使えることが多いです。ただし、返金の有無や日割り計算の可否は契約内容・プランによって異なります。
解約前に確認すべき項目は以下のとおりです。
- 次の請求日(この日までに解約しないと翌月分が請求される)
- 年額プランの場合の残期間の扱い
- 解約後もCopilotを使える期間
返金・日割りについての断定的な情報は状況により変わります。公式の請求に関するDocsページで最新のポリシーを確認してから解約手続きを進めてください。
GitHub CopilotとMicrosoft 365 Copilotの料金はまったく別物
「Copilot」という名前が付いていても、GitHub CopilotとMicrosoft 365 Copilotは対象ユーザー・料金体系・使う目的がまったく異なります。混同するとコストの見積もりや導入判断を誤るため、違いを明確に把握してください。
Microsoft CopilotやGitHub Copilotの料金の違いは別記事でも詳しく整理しています。
GitHub Copilotは開発者向けのAIコーディング支援
GitHub Copilotはソフトウェア開発者向けのAIツールです。コードの自動補完・チャットによるコード説明・バグ修正・テストコード生成・コードレビューが主な用途です。VS Code・JetBrains・Neovimなどのコードエディタやターミナル環境で動作します。
主な用途は以下のとおりです。
- コードの自動補完・コード生成
- 自然言語によるプロンプトからのコード作成
- バグの検出・修正の提案
- プルリクエストのコードレビュー自動化(Enterprise)
GitHub Copilotはプログラミングが前提のツールで、コードを書かない業務には使えません。公式の料金ページで対象機能を確認してください。
Microsoft 365 CopilotはOffice業務向けのAIアシスタント
Microsoft 365 CopilotはWord・Excel・PowerPoint・Outlook・TeamsなどのOfficeアプリにAI機能を組み込んだサービスです。文書の自動作成・データ分析・メールの要約・会議議事録の生成などが主な用途で、コーディングとは無関係です。料金は1ユーザーあたり月額$30(別途Microsoft 365のライセンスが必要)と、GitHub Copilot Businessより高額になります。
主な用途は以下のとおりです。
- WordでのAIによる文書・報告書の作成
- ExcelでのデータのAI分析・グラフ生成
- OutlookでのメールのAI要約・返信作成
- TeamsでのAIによる会議録・要約の自動生成
Microsoft 365 Copilotの詳細はMicrosoft公式ページで確認してください。
料金体系と導入目的を混同しない
GitHub CopilotとMicrosoft 365 Copilotは、名前に「Copilot」が入っていても別のサービスです。開発チームへのAIコーディングツール導入を検討している場合はGitHub Copilotを、Office業務の効率化を考えている場合はMicrosoft 365 Copilotを選ぶことになります。
混同しやすいポイントは以下のとおりです。
- どちらもMicrosoftが関係しているが、GitHubはMicrosoftの子会社であり別の製品
- GitHub Copilotに「Business」「Enterprise」があるように、Microsoft 365 Copilotにも法人向けプランがある
- 料金の単位が似ているが、用途がまったく異なるため同じ基準で比較できない
法人で両方の導入を検討する場合は、開発部門にはGitHub Copilot、一般社員にはMicrosoft 365 Copilotというように、目的別に分けて導入コストを見積もることをおすすめします。
GitHub Copilotと他のAIコーディングツールの料金比較
AIを使ったコーディングツールはGitHub Copilot以外にも複数あります。それぞれ料金・IDE連携・得意な用途が異なるため、自分の開発環境と目的に合うものを選ぶことが重要です。
Claude Codeとの違い
Claude Codeは、AnthropicのClaude AIを使ったターミナルベースのエージェント型コーディングツールです。特定のファイルやリポジトリ全体を読み込み、複数ステップの開発作業を自律的に処理する点が特徴です。GitHub Copilotがエディタへの拡張機能として補完・チャットを行うのに対し、Claude Codeはコマンドラインから作業の指示を出して実行させるという使い方が中心です。
| 項目 | GitHub Copilot | Claude Code |
|---|---|---|
| 利用形態 | エディタ拡張機能 | ターミナル(CLI) |
| 得意な用途 | コード補完・チャット・レビュー | 複数ステップの自律的な開発作業 |
| 料金モデル | 月額固定+使用量課金 | Anthropic APIの従量課金(Claude Maxプランも対応) |
| IDE連携 | VS Code・JetBrainsなど広く対応 | ターミナルが前提 |
どちらが向いているかは、エディタ内で補完・チャットを使いたいかどうかで分かれます。Claude Codeの料金や使い方も参考にしてください。Claude Codeを実際に学びたい方向けに無料のClaudeCodeセミナーも開催されています。Claude Code公式ページで詳細を確認してください。
ChatGPT Codexとの違い
ChatGPT Codex(OpenAI Codex)は、OpenAIが提供するコーディング特化のエージェントです。クラウド上でコードの生成・テスト実行・ファイル操作などを行い、GitHubのリポジトリと連携して作業を処理します。GitHub Copilotがリアルタイムのエディタ内補完を中心とするのに対し、Codexはタスクを渡してバックグラウンドで処理させる用途に向いています。
| 項目 | GitHub Copilot | ChatGPT Codex |
|---|---|---|
| 利用形態 | エディタ拡張・リアルタイム補完 | クラウドエージェント(非同期処理) |
| 得意な用途 | コード補完・チャット・コードレビュー | タスクを渡して自律的にコードを処理 |
| 料金 | 月額$0〜$39(個人) | ChatGPT Plusなどのプランに含まれる形(公式要確認) |
Codexの料金や利用条件は変更される可能性があるため、OpenAIの公式ページで最新情報を確認してください。
Cursorとの違い
Cursorは、AIをエディタに組み込んだAI搭載コードエディタです。VS Codeをベースに構築されており、複数ファイルにわたるコンテキストを活用したコード生成・修正が強みです。GitHub CopilotがVS Codeなど既存のエディタに拡張機能として追加するのに対し、Cursorはエディタごと乗り換える形になります。
| 項目 | GitHub Copilot | Cursor |
|---|---|---|
| 利用形態 | 既存エディタへの拡張機能 | AI搭載エディタ(VS Code系) |
| 月額料金 | $0〜$39(個人) | 無料プランあり、Proは$20/月 |
| 向いているケース | 今のエディタ環境を変えたくない | AIをエディタの中心に置いて開発したい |
VS Codeの環境をそのまま使い続けたい方はGitHub Copilotが向いており、エディタごとAI環境を作りたい方はCursorも有力な候補になります。料金の詳細はCursor公式の料金ページで確認してください。
Gemini Code Assistとの違い
Gemini Code AssistはGoogleが提供するAIコーディングツールで、VS CodeやIntelliJなどの環境に対応しています。Google CloudやGeminiとの親和性が高く、GCPを使う開発者にとって使いやすいです。個人向けには無料枠があり、企業向けには有料プランが用意されています。
| 項目 | GitHub Copilot | Gemini Code Assist |
|---|---|---|
| 開発元 | GitHub(Microsoft) | |
| 得意な環境 | GitHubとの連携 | Google Cloud・GCPとの親和性が高い |
| 個人向け無料枠 | Freeプランあり | 個人向けに無料枠あり(公式要確認) |
GCPを日常的に使うエンジニアはGemini Code Assistが開発環境と相性が良く、GitHubをメインに使うエンジニアはGitHub Copilotが使いやすいです。料金や無料枠の詳細はGoogle Cloud公式のCode Assistページで確認してください。
GitHub Copilotの料金はプログラミング以外の人には不要か?費用対効果の考え方
GitHub Copilotはソフトウェアエンジニア向けのツールですが、コードを書かない業務担当者や法人の導入担当者も費用対効果を考える場面があります。
非エンジニアが使える場面はあるものの、コードの品質確認やレビュー体制がない状態での業務利用は避けることが必要です。AIで業務効率化する方法や生成AI活用事例27選も参考にしてください。
非エンジニアでも使える場面
GitHub Copilotはプログラミングの専門知識がない方でも、限定的な用途で活用できます。プロンプトで指示を出してコードのたたき台を生成し、エンジニアにレビューしてもらう使い方がその例です。
非エンジニアが使える可能性がある場面の例は以下のとおりです。
- CSVデータを整形するPythonスクリプトのたたき台を作る
- 定型作業を自動化するShellスクリプトの下書きを生成する
- 社内ツールのプロトタイプをエンジニアが確認する前段として作る
ただし、AIが生成したコードをそのまま本番環境に使うことは大きなリスクになります。バグ・セキュリティの問題・ライセンスの問題が含まれることがあるため、エンジニアによるコードレビューなしの本番運用はおすすめしません。
社内ツール作成や業務自動化で使う場合
定型的なデータ処理や業務の一部を自動化するスクリプト作成にCopilotを活用する場合、費用対効果が出る可能性があります。月に何時間もかかっていた手作業を自動化できれば、月額$10〜$39のコストは相対的に小さくなります。
業務自動化での活用例は以下のとおりです。
| 業務 | 期待できる効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| CSV・Excelの定型処理 | 手作業の時間を削減できる | エンジニアのレビューが必要 |
| 定型メールやレポートの自動生成スクリプト | 毎月の作業を短縮できる | データの扱いにセキュリティ確認が必要 |
| 社内Slackボットや通知の自動化 | 連絡漏れや確認作業を減らせる | 権限設定・テストが必要 |
自社でどの業務にAIを活用できるかを知りたい法人担当者には、生成AI活用事例27選や業務のAI活用事例集が参考になります。
料金よりも運用ルールとレビュー体制が重要な理由
法人でGitHub Copilotを導入する際に最も重要なのは料金よりも運用の仕組みです。AIが生成したコードをそのまま使い続ける環境では、セキュリティの脆弱性・ライセンスのリスク・品質のばらつきが蓄積します。
法人での導入に必要な運用ルールの例は以下のとおりです。
- AIが生成したコードを必ずエンジニアがレビューするプロセスを定める
- 社外秘・個人情報のデータをCopilotのチャットやプロンプトに入力しないルールを設ける
- どのリポジトリでCopilotを使うかをポリシーで明確にする
- 利用ログの確認を定期的に行う体制を作る
社内のAI活用ルールや教育体制の整備を検討している法人担当者には、AI導入はどうしたらいい?を参考にしてください。生成AI全体の導入ルール整備を後押しする生成AI導入ハンドブックも活用できます。
GitHub Copilotの料金に関するよくある質問(FAQ)
GitHub Copilotの料金・無料版の範囲・解約・他ツールとの比較など、よくある質問をまとめました。詳細な料金やプランの最新情報は、必ず公式ページで確認してください。
- GitHub Copilot Freeはいつまで使える?突然有料になる可能性はある?
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2026年4月時点ではCopilot Freeは継続して提供されています。ただし、GitHubの方針変更により仕様や提供範囲が変わる可能性はあります。突然有料になるかどうかは現時点では発表されていないため、GitHub公式の料金ページで随時確認してください。
- 無料版のGitHub Copilotは商用利用できますか?
-
Freeプランの商用利用可否はGitHubの利用規約に基づきます。利用規約上の制約に加え、会社としてのAI利用ポリシーや、生成されたコードのライセンスへの対応も確認が必要です。GitHubの利用規約ページと社内のAIガイドラインを合わせて確認してください。
- GitHub Copilotの請求額はどこで確認できますか?
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GitHubの「Settings」→「Billing and plans」から、今月の請求額・プレミアムリクエストの使用量・追加購入の履歴を確認できます。法人(OrganizationのBusiness・Enterprise)の場合はOrganizationのSettings→Billingから確認します。詳細はGitHubのBillingドキュメントをご覧ください。
- 有料プランを途中で解約した場合の料金はどうなる?
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解約後は請求期間が終わるまでCopilotを引き続き使えることが多いですが、返金・日割りの扱いはプランや状況によって異なります。断定的な情報は状況により変わるため、公式の請求Docsページで最新のポリシーを確認してから解約してください。
- CursorとGitHub Copilotを比べてコスパが良いのはどちらですか?
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今のエディタ(VS Codeなど)をそのまま使いたい場合はGitHub Copilotが向いており、エディタごとAI環境に乗り換えたい場合はCursor(Pro $20/月)も候補になります。用途と開発環境に合わせて選んでください。Cursorの最新料金はCursor公式の料金ページで確認してください。
- GitHub Copilot Businessは個人でも使えますか?
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Copilot BusinessはGitHubのOrganizationを通じて使うプランのため、個人での利用には向いていません。個人での利用はFree・Pro・Pro+の中から用途に合ったものを選んでください。Organizationを持っていない個人がBusinessを使う場合は、専用のOrganizationを別途作成する必要があります。
- GitHub CopilotとMicrosoft 365 Copilotは同じですか?
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同じではありません。GitHub Copilotはコーディング作業をAIで補助するツールで、Microsoft 365 CopilotはWord・Excel・Outlook・TeamsなどのOfficeアプリにAI機能を追加するサービスです。料金・対象ユーザー・使う目的がまったく異なります。Copilotの料金プランの違いについて詳しくは別記事をご参照ください。
まとめ|GitHub Copilotの料金は用途と使用量で選ぼう
GitHub Copilotの料金プランは、Free・Pro・Pro+・Business・Enterpriseの5種類です。用途と使用頻度によって選ぶプランが変わります。
読者タイプ別のおすすめプランをまとめます。
- 学習・趣味目的の個人:まずCopilot Freeから試し、補完上限に頻繁にぶつかったらProへ移行
- 毎日コードを書くエンジニア・副業者:Copilot Proが基本(月$10で補完無制限・月300プレミアムリクエスト)
- 最新AIモデルをフル活用したい個人:Copilot Pro+(月$39・月1,500プレミアムリクエスト)
- チームや企業での利用:組織管理・セキュリティ要件があればBusiness($19/人)、コードレビュー自動化・ナレッジ活用が必要ならEnterprise($39/人)
- 学生・教職員:GitHub Education Packを申請してCopilotを無料で使う(2026年4月時点で新規登録停止中のため公式で受付状況を確認)
2026年6月からはAI Credits制に移行するため、月額料金だけでなくどのモデルをどれだけ使うかで実質コストが変わります。高性能モデルを多用する使い方では、プレミアムリクエストの残数を定期的に確認し、必要に応じてモデル選択や使用量を調整することが大切です。
法人導入の場合は、月額コストの試算だけでなく、AIコードのレビュー体制・社内利用ルール・教育の仕組みを整備することが先決です。生成AI活用事例27選やAI導入はどうしたらいい?を参考に、自社のAI活用方針を固めてから導入を進めることをおすすめします。業務のAI活用事例を網羅的に確認したい法人担当者は、業務のAI活用事例集も活用してください。まずはGitHub公式の料金ページで最新のプラン情報を確認し、自分の用途に合ったプランから始めてください。





