導入事例
パルス株式会社様

新卒社員のスタートダッシュに成功!
パルスが初めて外部研修を導入したワケとは

パルス株式会社(イグニスグループ)は、バーチャルライブやゲームなどのメタバースを中心としたエンターテインメントコンテンツの企画・開発・運営を行う企業です。特にメタバースプラットフォーム「INSPIX WORLD」の開発・運営を中心に、メタバース領域での新たなマーケット開拓に挑戦しています。

そんなパルス株式会社では、2024年の新入社員向けの研修としてテックキャンプ法人研修サービスのITリテラシー習得コース(https://tech-camp.in/training)を導入しました。

テックキャンプの研修を通じてどのような成果が得られたのか、そして今後のパルス社の展望はどのようなものか、人事担当の中村様にお話をお伺いしました。

中村 明日香

パルス株式会社
SIerでの営業経験を経て、大手人材紹介会社への転職を果たし、その後はベンチャー企業で転職支援サービスの立ち上げに携わりました。
2020年11月にはパルス株式会社(イグニスグループ)への入社を機に、VRライブプロジェクトのプロジェクトマネージャーとして新たな事業領域に挑戦。
業界知識を深めた後、人事採用チームに参画し、新卒採用と研修、さらに社内広報業務に尽力しています。メタバース開発の拡大とともに、強固なエンジニア組織を築くため、新卒採用を通じて未来への投資を積極的に行っています。

安心してスタートを切ってもらうために、エンジニアの基礎からしっかり学べる環境を整えました

ーー御社として初めての新卒採用ということですが、研修を導入するまでの経緯を詳しく教えていただけますか?

今回、パルスとしては初めて新卒を受け入れることになりました。
新入社員にとっては初めて社会に出る経験ですし、弊社のようなベンチャー企業に入社することへの不安も少なからずあるだろうと考えていました。
そこで、採用チームとしては、ビジネスマナー研修と基本的なエンジニアリングスキルの研修の両方を実施して、安心してスタートダッシュが切れる環境を作りたいと考えました。

実は、テックキャンプ法人研修の導入を決める1年ほど前から、別の企業さんと研修メニューを考えていたんです。最初に検討した企業のサービスは、ビジネスマナーとエンジニアリングの研修を組み合わせたものでしたが、使用言語が古かったり、我々が求めるウェブ開発に対応できないなどの懸念がありました。

そんな中で、テックキャンプ法人研修を見つけ、導入を決意しました。

ーー他社と比較して、最終的な決め手となったポイントは何でしょうか?

メンターの存在が非常に大きかったです。
質問の仕方作業の進め方学習の進め方といった観点でも相談ができるという点が魅力的でした。AIによる質問サポートだけでなく、人がついての対面サポート、という点が大きな決め手になりました。
また、研修メニューを柔軟に対応してくださるというお話も魅力的でした。言語は正直、我々の環境と全く同じというわけではありませんでしたし、メニューも若干基礎的な内容だなという印象はありましたが、エンジニアリングの基礎を学ばせるという観点で言うと、非常に良いメニューだと判断し導入に至りました。

基礎固めと仲間、そしてメンターの存在が大きな自信に

ーー研修を通じて、新入社員同士のつながりやコミュニケーションに変化はありましたか?

元々素直な新入社員たちが揃っていて、みなさん仲良くやっていました。

研修を通じて同じ課題に皆で取り組む中で相互のやり取りが発生したことで、関係性がより深まったと思います。

最終報告会の時にも、メンターの皆さんから新入社員間のコミュニケーションが取れているというコメントもあり、我々としても評価しているポイントです。

研修を導入した目的の一つが、メンバー間の横のつながりを作ることだったので、この点は非常に満足しています。同じ課題に取り組むことで、お互いに助け合ったり、意見を交換したりする機会が増え、チームワークの基礎も築けたのではないかと思います。

ーーカリキュラムのレベル感はいかがでしたか?

レベル感という観点で言うと、元から基礎的なレベルだろうと想定していました。
当社の新入社員は学生時代に一定程度の開発経験があったため、想定通り皆が自主的に作業を進め、前倒しで全員が終わる環境でした。
ただ、それが悪いことというわけではないと思っています。

基礎をもう一度学び直すことによって、知識が定着したという側面もあると思いますし、何より学習が終わった後のフォローも柔軟に対応していただけました。

新入社員の意向に沿って、柔軟にカリキュラムを用意してくださったり、弊社側で行う研修メニューと組み合わせても特に問題ないよう柔軟にやっていただいた背景があります。その臨機応変な対応には大変感謝しています。

ーー週1回の面談の効果はいかがでしたか?

新入社員全員がメンターに対してとても強い信頼を置いているのを感じました。メンバーによっては1時間以上も話していた者もいると聞いています。
「なかなか言語化が難しいけれども抱えている不安」のようなところを、メンターがご自身の経験を踏まえてお話ししてくださったと思います。
社外のメンターと話すのは、弊社の人事採用チームのメンバーと話すのとは違った時間だったと思います。その点ではとても有意義な時間になったんじゃないかと感じています。

また、私も研修期間中は新入社員と1on1を毎週行っていたのですが、新入社員の成長や課題をリアルタイムで把握することができました。最終報告会の時には、メンターと新入社員との距離が非常に近くなっているのを感じ、メンターとの面談の効果を改めて実感しました。

初めての新卒で不安もありましたが、メンターのおかげで順調な滑り出しができました

ーー研修を振り返って、特に良かった点と改善点を教えてください。

良かった点としては、やはりメンターの方々がいてくださったことです。
新卒メンバーの状況や意向をうまく汲み取り、柔軟に対応してくださったと感じます。
これは本当に感謝していますし、テックキャンプを選んで非常に良かった点だと思っています。
改善というよりは要望になりますが、弊社としては今後もゲームエンジニアを育成していくにあたって、UnityやUnreal Engineなど、ゲーム開発におけるプロセスも学べるメニューがあれば大変ありがたいです。

ーー受講生たちに今後どのような成長を期待されていますか?

初めての新卒受け入れにあたり、新卒社員をうまく受け入れられるか、彼らがどのように成長していくのか、といった点で心配がありました。
しかし、実際に新入社員と接してみて、その不安は杞憂だと気づきました。
新卒社員たちは非常に前向きで、会社の方針もよく理解しながら仕事に取り組んでくれています。今ではこの姿に本当に頼もしさを感じています。
今後もそのままの熱量を持って、実際のプロジェクトでの経験を積み重ねていってほしいと思います。
また、この研修で学んだ基礎的なスキルを土台として、より高度な技術や知識を習得していってほしいですし、チームの中で自分の役割を見つけ、業務に貢献していってくれることにも期待しています。

ーー最後に、新入社員の育成を考えている企業に向けて何かメッセージはありますか?

私たちくらいの規模の企業だと、同じ悩みを持っているところが多いのではないでしょうか。
育成したいけれども、その育成に充てる十分なリソースをすぐには確保できない、
時には必要に応じてプロジェクトに人を回さなければならず、教育になかなか時間を当てられないということがあると思います。

そういった状況の中で、無理に社内で研修を実施するよりは、こういった外部の講習や研修を頼るのはすごく良いことだと思います。
特に、新卒採用を始めたばかりの企業や、体系的な研修プログラムをまだ確立できていない企業にとっては、外部の専門的なサービスを利用することで、効率的かつ効果的な人材育成が可能になると思います。

専門的な知識や最新技術のトレンドを学ぶ機会も得られますし、他社の新入社員との交流を通じて視野を広げることもできます。
自社の状況や目的に合わせて適切な外部研修を選択することで、より効果的な人材育成が可能になると思いますので、ぜひ利用を検討してみることをお勧めします。
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