クライアントとサーバーの違いは?クライアントサーバシステムについても解説

クライアントとサーバーの違い、適切に理解していますか? クライアントとサーバーは、コンピュータを理解する上で基本となる用語ですので、違いを適切に理解することが重要です。 この記事では、クライアントとサーバーの違いについて解説し、クライアントとサーバーを使った仕組みである「クライアントサーバーシステム」についても解説します。 これを読めば、クライアントとサーバーの違い、さらにコンピュータの基本的な仕組みについて理解できます。ぜひ参考にしてみてください。 ※この記事は現役エンジニアによって監修済みです。 この記事の目次1 クライアントとサーバーの違いについて1.1 ITにおけるクライアントとは1.2 サーバーはサービスを提供するコンピュータ1.3 サーバー/クライアント通信について2 クライアントサーバーシステムとは2.1 サーバーとクライアントに役割を分けて運用する仕組み2.2 スタンドアローンシステムとの違い2.3 クラウド化・Webシステムとの違い3 クライアントとは3.1 クライアントという言葉の意味3.2 シーンに応じてクライアントの意味は変わる3.3 英語では「client」3.4 クライアントとカスタマーの違い4 クライアントの対義語について5 クライアントのおもな関連語5.1 クライアントサーバシステム5.2 ゲームクライアント5.3 クライアント証明書5.4 クライアントワーク6 クライアントという言葉の使い方の例6.1 クライアントとのアポを取る6.2 クライアントから依頼を受ける6.3 クライアントの課題を解決する7 まとめ:クライアントとサーバーの違いを押さえよう クライアントとサーバーの違いについて クライアントとサーバーは、どちらもコンピュータの話をする上で基本的な知識となります。 まずは、それぞれの用語の意味について以下の流れで解説していきます。 ITにおけるクライアントとは サーバーはサービスを提供するコンピュータ サーバー/クライアント通信について ITにおけるクライアントとは ITにおけるクライアントとは、基本的に「サービスを受け取るコンピュータやソフトウェア」を意味します。以下でITでのクライアントのおもな種類について、詳しく解説しましょう。 クライアントコンピュータ クライアントソフトウェア Webクライアント シンクライアント クライアントコンピュータ サービスを受け取る対象がコンピュータである場合は、クライアントコンピュータといいます。 複数のコンピュータ同士で情報を送受信している場合、情報を受信したコンピュータのことを指すのが一般的です。 クライアントソフトウェア サービスを受け取る対象がソフトウェアなら、クライアントソフトウェアといいます。 クライアントソフトウェアはさまざま。例えば、メールを受信するソフトウェアのことを「メールクライアント」という場合があります。 Webクライアント インターネットを通じて情報を受信する場合は、受け取り側をWebクライアントといいます。 Webブラウザは、インターネットにアクセスしてWebページを受け取るため、Webクライアントといえます。 また、Webページを自動的に受信して情報収集するロボット(クローラー)も、Webクライアントです。 シンクライアント 最小限の機能しか持たないクライアントは、特別にシンクライアントと呼びます。 通常のクライアントは、パソコンのように多機能であることが一般的でした。 … Continue reading クライアントとサーバーの違いは?クライアントサーバシステムについても解説