IT先進国エストニア。ブロックチェーンを活用した「電子政府」の仕組みとは

この記事の目次1 エストニアとはどんな国?1.1 バルト三国の一国1.2 報道の自由度ランキング上位の常連国1.3 Skypeを生んだIT大国2 ブロックチェーンとは3 エストニアの「電子政府」とは3.1 1997年:e-Governance3.2 2001年:X-Road3.3 2014年:e-Residency4 e-Residencyに申し込みをするには5 まとめ エストニアとはどんな国? エストニアは2008年時点の総計で人口134万人の、ヨーロッパの一国。人口規模が大きくはない小国ということもあり、多くの方は「エストニアがどのような国なのか」「どんな文化を持つ国なのか」に馴染みがないでしょう。 エストニアの概要をご紹介します。 バルト三国の一国 エストニアは南はラトビア、東はロシアと接するヨーロッパの国。ラトビア、リトアニアとともに「バルト三国」と呼ばれます。 公用語はエストニア語。国民の英語教育レベルが非常に高いことでも知られ「英語を母国語としない国ランキング」では、スウェーデン、ノルウェー、オランダに次いで第4位。英語が話せれば、仕事でも旅行でも概ね困ることはないでしょう。 日本では、エストニアは大相撲の力士「把瑠都」の出身国として有名です。 報道の自由度ランキング上位の常連国 エストニアは報道の自由度ランキング上位の常連国。 報道の自由ランキングは、非政府組織・国境なき記者団(RSF)により毎年集計。報道の自由への侵害の大きさを、法的支配やインターネット検閲の強さ、ジャーナリストへの暴力の有無などの指標で評価。 上位の国はそうした侵害が小さく、報道の自由が高いレベルで保たれていることを意味します。 2018年の報道の自由度ランキングは、調査対象が180カ国。エストニアは12位でした。 ちなみに日本は67位。同じアジアの国では、韓国が43位。台湾が42位。中国は176位とされています。 Skypeを生んだIT大国 エストニアは世界で最も、IT立国に成功した国の1つ。行政サービスの99%が、既に電子化。結婚・離婚届けと不動産売却以外の、あらゆる行政手続きをオンラインで完結することができることから「世界最先端の電子国家」とも呼ばれます。 全面的な電子化によって、エストニアが節約に成功した紙の量は、縦に積み上げるとエッフェル塔と同じ高さになるそう。エッフェル塔は高さ300メートルです。 またインターネット電話サービス「Skype」はエストニアで創業(※)したことで知られます。 エストニアでは、政府関連組織「Tiger Leap基金」を中心に1990年代の後半から、学校へのコンピュータ導入やネットワークインフラ整備を推進。インフラ整備がひと段落した段階で、2012年からは「ProgeTiiger(プログラミング・タイガー)」を開始。小学生から高校生を対象に、プログラミング教育を推進しています。 (※)エストニアで創業後、ルクセンブルクに本社を開設。2011年にマイクロソフトによって買収されました ブロックチェーンとは エストニアのIT立国を支える基盤技術の1つが、ブロックチェーン。エストニアは2008年にブロックチェーンをテスト導入。今日では医療データの記録・管理にブロックチェーン技術を活用していくための、試験運用が行われており、今後も活用を広げていく見込みです。 When taking the first steps towards becoming an e-state, Estonia understood that the risk of cyber attacks will always be part … Continue reading IT先進国エストニア。ブロックチェーンを活用した「電子政府」の仕組みとは