IT業界・SEの志望動機を考えるコツと例文!新卒・文系未経験者向けに解説

「システムエンジニア(SE)に就職したいけど、志望動機が思いつかない」 「文系出身の未経験者でもIT業界は目指せる?」 こうお考えですか? 本記事では、新卒者やIT業界未経験の文系出身者向けに、IT業界やSEの志望動機を考えるコツや例文を紹介します。 文系SEが就職で不利といわれる点や対応策なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 この記事の目次1 文系・未経験でもIT業界やSEへの就職は可能1.1 IT業界は深刻な人材不足が続く1.2 人材不足の裏で成長中のIT業界2 文系・未経験SEが不利な点と対応策2.1 IT知識が不足している点2.2 プログラミング知識が足りない点3 SEに向いている人の特徴4 文系・未経験者がIT業界やSEの志望動機を考えるポイント4.1 なぜIT業界やSEを志望したのかを考える4.2 なぜその企業を志望したのか考える4.3 就職後に何がしたいのか考える4.4 仕事に対する意欲、学習の姿勢を見せる4.5 学生時代の経験の中で役立つことがないか考える5 文系・未経験者向けIT業界の志望動機の例文5.1 SE・プログラマーを志望する例文5.2 VR開発者を志望する例文5.3 IT企業の営業職を志望する例文5.4 Webデザイナーを志望する例文6 まとめ:文系・未経験でもIT業界で活躍できる 文系・未経験でもIT業界やSEへの就職は可能 文系・未経験でもIT業界への就職は可能です。企業ごとに条件は異なりますが、出身学部に関係なく採用を行っているケースが一般的です。 出典元:IT人材白書2017|IPA IPAがまとめた「IT人材白書2017」によると、IT技術者のうち、約3割ほどが文系学部出身者(経済・経営学,文学,社会学,法学,その他文系の合計)です。 文系でもIT業界に就職できることがお分かりでしょう。 「理系ではないと就職できない」というイメージは捨てましょう。 確かに、IT企業ではプログラミングを使ったシステム開発を行っているので。聞きなれない言葉や数式を見聞きすることになるでしょう。 その点では、授業で数式に触れている理系学生の方が理解は早いかもしれません。しかし、理解にあたりそれほど高度な数学の知識は不要です(概ね中学レベル)。 最初は違和感を覚えるかもしれませんが、すぐになれるでしょう。そのため、企業側としても文系理系問わず採用を行っている面があります。 IT業界は深刻な人材不足が続く 企業が文系・未経験の学生を採用する理由の一つには、「IT業界全体の人材不足」も関係しているといえるでしょう。 特にSE・プログラマーが不足しており、システム開発人材の不足を嘆く企業は数知れません。 このため、文系・理系やプログラミング未経験かどうかというくくりで、学生の採用を限定するわけにもいかないという事情があります。 新卒採用は「ポテンシャル採用」とも呼ばれ、学生の成長や人間性などを評価対象としています。 仕事に活用するスキルは入社後の研修で身につけるものと考え、面接時点でのスキルはそれほど重視されない傾向があるのです。 文系・未経験の学生でも、研修や実務を積めばIT企業で働くことは十分可能です。もちろんSEやプログラマーにもなれます。 少しでも人員を確保し、将来的に活躍できる社員を育てるためにも、企業は文系・未経験の学生も積極的に採用するのです。 技術職志望でも基本的な評価の対象は同じ 例えば、IT企業の技術職を志望するとします。技術職だからと言ってプログラミングのスキルだけが評価対象となるわけではありません。 コミュニケーション能力 協調性 前向きさ 仕事の熱意 目標の有無 このような部分は、他の業界・企業でも重視される要素です。 企業は大勢の人々が働く場。最低限のコミュニケーション能力や協調性は必ず求められます。 上記の要素はIT企業の新卒採用でもアピールポイントになりますし、むしろこれらが欠落しているとマイナス評価になってしまうこともあるので注意しましょう。 人材不足の裏で成長中のIT業界 私たちの生活にもITが幅広く活用されています。例えば、自動で掃除をしてくれるお掃除ロボット「ルンバ」は有名です。 「ルンバ」にはAI(人工知能)が搭載されており、家具などの障害物避け、同じ場所を何度も掃除しないようにすることで掃除を可能としています。 … Continue reading IT業界・SEの志望動機を考えるコツと例文!新卒・文系未経験者向けに解説