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社内のポテンシャル採用に対する見方が変わりました

JapanTaxi株式会社

事業内容
タクシー配車
企業規模
101 ~ 300名規模
※2017年当時の情報

REASON テックキャンプを選んだ理由

エンジニア以外の経験がある人材を採用できることが導入の決め手

導入前の課題
  • 即戦力であることを採用基準としていたので、採用が思うようにできていなかった
  • 結果、人材不足のまま開発を続けていた
導入後の成果
  • スキルが高いだけでなく、自社の求める人材像とマッチする人材と出会うことができた
  • 社内の未経験者採用に対する懐疑的な声を打ち消すことができた

INTERVIEW 取材インタビュー

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“ある程度のスキルを持つ未経験者”を採用する方針に変更

JapanTaxiのエンジニア組織について教えて下さい。
  • 小川

    弊社のエンジニア組織は現状約40名で、車載システムなどを開発していたハードウェアエンジニアもいれば、web系ベンチャーで活躍していたサーバサイドエンジニアも在籍しています。

    タクシー配車アプリ『全国タクシー』、車内広告タブレット『Tokyo Prime』、乗務員アプリ、ドライブレコーダーなどの車載プロダクト、ネット決済システム『JapanTaxi Wallet』まで多種多様な開発に関わるので、他社に比べて技術の幅が広いと思います。

    ※2017年当時の人数です

未経験者を採用する「ポテンシャル採用」に踏み切った理由をお聞かせください。
  • 大崎

    JapanTaxiでは2年前に「全国タクシー」アプリを全面的にリニューアルし、アプリのコードをすべて他の言語に書き直したんです。例えばサーバサイドはVB.netからRailsと一部C#に、ウェブのフロントエンドはSilverlightからReactに変えました。急ピッチでリニューアルを進めたこともあり、JapanTaxiのエンジニア採用基準はこれまでずっと「即戦力」でした。

    しかし、即戦力エンジニアを採用するのは簡単ではありません。なかなか採用基準に合う方と出会うことができないと、人手不足のまま延々と開発を続けることになります。そこで「即戦力採用が難しいのであれば、ある程度スキルを持つ未経験者をポテンシャル採用してみようじゃないか」と舵を切り替えました。

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異色のキャリアの持ち主とたくさん出会えることが魅力

テックキャンプのエンジニア紹介の利用の決め手はどのようなところでしょうか。
  • 小川

    正直、最初は懐疑的ではありました(笑)エンジニア未経験でプログラミングを2.5ヶ月学習した方を面接に出してはたして選考に通るのか、スキルが高いエンジニア組織でがんばれるのかなど心配はありました。

    その不安を解消するためにテックキャンプさん側が開催してくれた求職者との交流会に参加しました。求職者の方々とお話をしてみるとユニークなバックグラウンドを持っていることがわかりました。前職で営業をやっていたり、ディレクターをやっていたり本当に様々で、プログラミングを学習してエンジニアになった後、それぞれの経験をプラスアルファで活かしていただけそうなイメージが湧き、利用することにしました。

    結果的にサーバサイドエンジニア(Ruby)のポテンシャル枠第1号として文系出身の女子エンジニアが入社することになりました。

実際、プログラミング未経験者の採用を手がけてみた感想はいかがですか?
  • 大崎

    とても面白いです。特にテックキャンプさんの受講生はバックグラウンドが十人十色です。履歴書を見るだけでも興味を惹かれました。採用担当者として、受講生の方への期待値が高まりましたね。

    一般的な転職エージェントを介して採用面接に来られるエンジニアのキャリアはどの方も似たり寄ったりになりがちですが、テックキャンプさんだと「前職は銀行員でした」というような、異色のキャリアの持ち主がたくさんいます。全くの異業種からエンジニア転職を目指すからには、それだけ強い「エンジニアになりたい理由」があるんですよね。

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個性的なエンジニアを採用していきたい

エンジニア採用ではどのようなことを重視されていますか。
  • 大崎

    弊社CTOがいつも言っているのは「変わった人を採ろう!」ということです。基礎的な開発スキルを持っているのは前提ですが、その上で個性的で、強いこだわりを持つ人物だとなお良いですね。

    テックキャンプから採用した方もとても個性的です。エンジニア転職に至るストーリーがとても豊かで素晴らしいと思います。弊社の中には「ポテンシャル採用ってどうなんだろう」「経験者採用の方が良いんじゃないか」という懐疑的な声もありました。でも、そうした声を打ち消すくらいの魅力が彼女にはありましたね。

組織としての今後の課題はどのようなところでしょうか。
  • 小川

    今後もエンジニア採用は継続的に行っていく予定です。しかしただ人数を増やせばいいだけではなく、組織として成果を出せる体制作りをしていこうと思っています。役割の明確化、ミドルマネジメントの育成・採用、属人的になっているノウハウの情報共有などまだまだやれることはたくさんあると感じています。

    ポテンシャル人材を採用するにあたり、研修制度・フォロー体制なども作っていかないといけません。積極的にエンジニアを巻き込んで、エンジニアがより働きやすく「世界一の乗車体験」を実現するためのソフト面・ハード面での挑戦を続けていける組織にしていきたいと思っています。

小川さん、大崎さん、本日は貴重なお話ありがとうございました。

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