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前半の記事「Slackの基本的な使い方・ワークスペース・料金プランを解説」では、「Slackとは何か?」と題して、特徴や解決できる問題を解説しました。
後半となる本記事では、以下の内容を解説します。
- Slackの基本的な使い方
- Slackのワークスペースと構成について
- Slackの料金プラン
導入を検討している方や初心者の方におすすめなので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
Slackの基本的な使い方
Slackの基本的な使い方を、以下の5つの機能に分けて解説します。
- チャンネル
- ダイレクトメッセージ
- タイムライン
- メッセージフィールド
- その他の機能
ぜひインストールして、使いながら覚えていきましょう。
チャンネル
「チャンネル」は、メッセージやファイルを1カ所にまとめてチームで共有する場所です。
チーム、プロジェクト、全社員など、状況に合わせたチャンネルを作成できます。
また、必要に応じてパブリックやプライベートなどの権限を付与できるのも特徴です。
ダイレクトメッセージ
チャンネル以外のコミュニケーション手段として「ダイレクトメッセージ」があります。
これは、個人同士のコミュニケーションや一度限りの会話をする際に使えます。
最大8人まで招待できますから、チャンネルと組み合わせて柔軟に活用しましょう。
タイムライン
Slackのワークスペースの中心となるのが「タイムライン」です。
チャンネル内でメッセージが投稿されると、自動で更新されます。
過去のメッセージを確認する場合は、タイムラインを上から確認するか、キーワードで検索しましょう。
メッセージフィールド
チャンネルやダイレクトメッセージでメッセージを送るには、画面下の「メッセージフィールド」から入力します。
文字の装飾やファイルの添付なども、メッセージフィールドから簡単に行えます。
Slackのその他の機能
他にも、以下のように便利な機能が数多くあります。
- メンション:特定のユーザーやチームに向けたメッセージを投稿
- 通知機能:新しいメッセージがある場合、デスクトップやメールに通知
- 音声・ビデオ通話:個人または複数人でWeb会議を開催
上記の通りで、Web会議アプリと同様の機能が、Slackにも備わっているのです。
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Slackのワークスペースと構成について
Slackの使い方と合わせて理解すべきなのが、ワークスペースとメンバーの構成です。
Slackの構成はシンプルで難しくありませんから、本章で確実に学びましょう。
ワークスペース・チャンネル・スレッドについて
Slackの全体の構成を考える上で重要な機能は、以下の3つです。
- ワークスペース
- チャンネル
- スレッド
上記の3つを理解することが、Slackの理解につながりますから、必ず覚えておきましょう。
ワークスペース
「ワークスペース」は、会社や学校などの組織全体を表す言葉です。
Slackを会社に導入する場合、まずワークスペースの作成から始まります。
社員はワークスペースにログインし、その中で各々必要なチャンネルを作成します。
チャンネル
「チャンネル」は、ワークスペース内にある複数のグループのことです。
ワークスペースを会社に例えるなら、チャンネルは営業部や人事部などの部署に相当します。
前述したように、プロジェクトやチーム単位で自由にチャンネルを作り、チャンネル内でコミュニケーションを取ります。
スレッド
「スレッド」は、チャンネル内で発生した1つの話題やテーマをまとめる機能です。
チャンネル内では、複数のテーマで会話が入り乱れることも少なくありません。
そこで、メッセージをスレッド化すると、話題ごとに発言をまとめられるため、1つ1つの発言を整理する手間がなくなります。
ワークスペースのメンバーの構成
会社における社長、部長、一般社員のように、Slackのワークスペースにもメンバー構成が存在します。
ワークスペースのメンバーの構成は、以下の4つです。
- ワークスペースのオーナー
- ワークスペースの管理者
- メンバー
- ゲスト
Slackを導入する際に必要な知識ですから、こちらも覚えておきましょう。
ワークスペースのオーナー
「オーナー」は、重要事項に関する決定権を持つメンバーで、なれるのは1名だけです。
与えられる権限の例としては、以下の通りです。
- チャンネル保存ポリシーの設定
- ワークスペースの名前、URL、言語、表示ガイドラインの設定
- メンバー全員のパスワードのリセット
上記のような権限を持ち、場合に応じて役割を信頼する他のユーザーに引き継げます。
ワークスペースの管理者
「管理者」は、ワークスペース内のメンバー管理やチャンネル管理を担います。
与えられる権限の例としては、以下の通りです。
- チャンネルの変更や削除
- ワークスペースの管理者を任命
- メンバーのアカウントの解除
上記の通りで、役職のある方や上司の方などが適任といえるでしょう。
メンバー
「メンバー」は、オーナーと管理者を除く、一般のアカウントに割り当てられる役職です。
与えられる権限の例としては、以下の通りです。
- パブリックチャンネルへの参加や作成
- プライベートチャンネルからのメンバーの削除
- 新しいメンバーの招待
上記の通りで、チャンネルやアプリの追加はメンバーの方でも行えます。
ゲスト
「ゲスト」は、ワークスペースに招待されたアクセス制限のあるユーザーです。
例えば、社外の方をチャンネルに加えたい場合は、ゲストに割り当てて招待します。
また、ゲストはチャンネル内のメンバーとしか会話できません。
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Slackの料金プラン
Slackには、4つの料金プランが存在します。
- フリープラン
- スタンダード
- プラス
- Enterprise Grid
それぞれの料金や機能について、解説します。
フリープラン
- 無料
- メッセージは直近の10,000 件までアクセスが可能
- 1対1の音声・ビデオ通話
「フリープラン」は、履歴へのアクセスが直近の10,000件までに制限されています。
しかし、チャンネルの作成は無制限で、通話やアプリ連携も最低限行えます。
無料版としては十分な機能が備わっているといえるでしょう。
スタンダード
- 月額850円(アクティブユーザー1名あたり、年払い)
- 履歴やアプリとの連携が無制限
- 外部組織やゲストの招待
「スタンダードプラン」は、上記の機能が追加されるため、よりビジネスでの利用に期待できるでしょう。
プラス
- 月額1,600円(アクティブユーザー1名あたり、年払い)
- 24時間7日間体制のSlackサポート
- 99.99%のアップタイム保証
「プラスプラン」は、スタンダードよりも快適かつセキュアな利用が可能です。
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Enterprise Grid
- 料金は導入する企業により異なる
- ワークスペースを無制限に作成できる
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Slackを使えば生産性アップが可能
Slackの基本的な使い方、ワークスペースと構成、料金プランについて解説しました。
Slackを使えば、コミュニケーションの質が上がり、生産性がアップします。
しかし、正しい使い方や構成を理解しないと、逆に生産性を落としてしまうかもしれません。
したがって、正しい知識をつけて活用し、生産性の高いビジネスパーソンを目指しましょう。