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個人だけでなく企業でも利用が広がっているクラウドストレージ。
同僚や友人から「便利」という話は聞くが、具体的にどう便利なのかわからない、使ってみたいがサービスがたくさんあって選べない、という方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、クラウドストレージの魅力と、仕事やプライベートで使えるおすすめのサービスを紹介します。
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この記事の目次
クラウドストレージとは
クラウドストレージとは、クラウド上に写真やドキュメントなどデータを保存し、インターネットを通じてアクセスするサービスです。
サービスを提供するベンダーが、サーバーの管理や保守、セキュリティ対策を行い、利用者は月額料金(一部サービスは無料)を支払ってそれを利用します。
クラウドサービスの市場規模は年々拡大している
GmailやDropboxなど私達の日々の生活に溢れる様々なクラウドサービス。MM総研によると、クラウドサービスの市場規模は、2018年度は約1兆9,422億円と2017年度の1兆6,449億円に比べ18.1%増えたとのことです。
クラウドサービスの普及は今後も続き、2023年度にはさらに4兆4,754億円まで拡大することが見込まれています。

個人用おすすめクラウドストレージ
撮りためた写真、ダウンロードした資料などでパソコンの容量がいっぱいという方もいるかと思います。
そんな方はクラウドストレージを活用してデータ管理を行うのがおすすめです。個人利用におすすめのクラウドストレージを紹介します。
※掲載している容量、値段は2020年3月時点の情報です。
Google ドライブ
出典:Google ドライブ
Google社が提供するGoogle ドライブは、個人だけでなく企業での利用も多い、代表的なクラウドストレージです。
GmailなどあらゆるGoogleのサービスで使えるGoogleアカウントがあれば利用することができ、無料版の容量は15GBです。有料版は100GB(250円/月)からです。
Dropbox
出典:Dropbox
Dropbox社が提供するDropboxは、個人の写真やドキュメントの保存はもちろん、複数ユーザーで共有のファイル・フォルダを作成したりと使い勝手の良いクラウドストレージです。
全世界で利用されている、クラウドストレージの代名詞と言っても過言ではないサービスです。無料版の容量は2GBで、有料版は2TB(1,500円/月、毎月支払いの場合)からです。
iCloud Drive
出典:iCloud Drive
Apple社が提供するiCloud Driveは、iPhone・Mac・iPadのユーザーに人気のストレージサービスです。
Apple IDによってApple製の複数のデバイスからアクセスが可能です。無料版の容量は5GBで、有料版は50GB(130円/月)からです。
One Drive
出典:One Drive
Microsoft社が提供するOne Driveは、MicrosoftのOfficeアカウントがあれば利用できるストレージサービスです。
ExcelなどOffice製のアプリとの連携がよく、データの保存やアップロードが簡単にできる点が魅力です。
無料版の容量は5GBで、有料版は100GB(224円/月)からです。
Tera CLOUD
出典:Tera CLOUD
JUSTPLAYER社するTera CLOUDは国内のサーバーで運用されているストレージサービスです。
国内にサーバーがあることで、データ転送速度・管理画面のレスポンスが高速・快適である点が特長です。
無料版の容量は10GBで、有料版は1TB(980円/月)からです。
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企業用おすすめクラウドストレージ
クラウド上に資料を置いて同僚に共有したり、ドキュメントの共同編集をしたりと、クラウドストレージを活用することで業務効率化が期待されます。企業での利用におすすめのクラウドストレージを紹介します。
※掲載している容量、値段は2020年3月時点の情報です。
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Dropbox Business
Dropboxのビジネス版であるDropbox Businessは、管理コンソールによる管理機能や複数メンバーによる共同作業などビジネスでの利用を想定した機能が搭載されています。
また、世界中に5億人以上のユーザーを持つDropboxによる高いセキュリティシステムにより、安心して利用できる点も魅力です。
企業規模やユーザーによってStandard、Advanced、Enterprise版があります。
OneDrive for Business
Microsoft社が提供するOneDrive for Businessは、シンプルな操作画面と他のMicrosoftアプリとのスムーズな連携が魅力のクラウドサービスです。
業務でMicrosoft製品を利用している(または利用予定)の場合に特におすすめです。企業規模や利用できる機能に応じて様々なプランが用意されています。
Box
出典:Box
Box社が提供するBoxは、世界中の85,000以上の企業に利用されているクラウドサービスです。
ファイルの暗号化や豊富なアクセス権限など、セキュリティの面でも安心です。容量や機能によってStarter、Business、Business Plus、 Enterpriseの4つのプランがあります。
firestorage
出典:firestorage
firestorageは日本エンジニアによって開発・管理されている国産のストレージサービスです。
法人プランは、専用回線による高速アップロード・ダウンロードや管理機能、高いセキュリティレベルなどが用意されています。容量によっていくつかのプランが用意されています。
Smooth file 6
Smooth file 6は自治体・金融機関・医療機関などでの利用実績が多いストレージサービスです。
大容量のファイル転送やログ管理機能など業務での利用を想定した機能に加え、ユーザー数が無制限で利用できる点も選ばれている理由です。容量は5GBから2TBまでのプランが用意されています。
Direct Cloud Box
Direct Cloud Boxはユーザー数無制限で利用できるクラウドストレージです。
柔軟なアクセス権限や管理者機能で企業の重要な情報を厳重に管理します。
ゲスト機能を使えば、クライアントなど社外の人へも簡単・安全にファイルを共有することができます。容量100GBから5TBまで4つのプランがあります。
クラウドストレージの選び方
たくさんあるクラウドストレージサービスの中から、あなたの目的にあった一つを選ぶためにはどのような点に気をつければよいでしょうか。クラウドストレージの選び方について解説します。
データ容量
どのようなデータを保存したいかによって、必要なデータ容量は異なります。
テキストファイルなど軽容量なデータが中心であれば数GBで足りますが、写真や動画などを大量に保存したい場合は、それだけたくさんの容量が必要です。
どれだけの容量が必要かわからない、という場合は途中で容量を追加できるサービスを選んでおくと安心です。
機能
機能面でまずチェックすべきなのは、利用したい端末(iPhone、Android、タブレットなど)からアクセスが出来るかです。
企業で利用する場合であれば、期限付きダウンロードURLの生成やファイルやフォルダごとの細かいアクセス権限設定などがあると便利です。
価格
価格は安いに越したことはありませんが、安さだけで選ぶことはおすすめできません。
企業など大人数で利用する際には、ユーザー一人あたりの利用料やセキュリティやサポートの体制、利用できる容量や容量増量時の追加料金など、長期的な利用を想定してサービスを選ぶことが重要です。
使いやすさ
せっかく導入したクラウドストレージも、使ってもらわなければ意味がありません。
初めての人やクラウドツールに慣れていない人であっても分かりやすい画面、操作性であるかどうかもチェックポイントです。
また、海外のサービスだとヘルプ画面が英語でしか対応していないこともあるため注意が必要です。
セキュリティ
安いサービスや無料のサービスの中には、セキュティ体制が甘いものもあります。
安全に利用するため、暗号化通信、ウイルスチェック、IPアドレス制限、端末認証などのセキュリティ機能が標準搭載されているかどうかチェックしておきましょう。
サポート
利用前のヒアリングやコンサルティング、導入時のシステム構築サポート、問い合わせの対応時間、トラブル発生時のサポートなど、それぞれの場面でベンダーがどのように対応してくれるのかを見ておきましょう。
クラウドストレージのメリット
クラウドストレージを利用するメリットには以下があります。
- コストが安い
- サーバー管理が不要
- 複数の端末からアクセスできる
- 共同作業ができる
- 履歴の管理ができる
- バックアップの手間が不要
- 容量の拡張性が高い
自分でサーバーを用意する必要がない手軽さに加えて、他ユーザーとの共有機能もクラウドストレージの魅力です。
クラウドストレージのデメリット
クラウドストレージを利用するデメリットには以下があります。
- インターネットが必要
- セキュリティリスクがある
- 障害発生時は使えない
- パスワード管理の手間
便利なクラウドストレージですが、利用にはインターネットが必要である点とセキュリティリスクについては忘れてはいけません。また、もし将来的にベンダーがサービスを停止する場合、大量のファイルをどこか別の場所に移す必要があります。
まとめ
個人・企業で利用が広がっているクラウドストレージです。
簡単・低コストで導入できるだけでなく、ファイル共有や共同編集など作業を効率化する機能も魅力です。
それぞれのサービスで機能や容量、価格が異なるため、利用する際には無料試用してみるなど、いくつかのサービスを見比べて選ぶようにしましょう。