Speeeエンジニア採用責任者が語る、新卒エンジニアを半年で一人前に育てる方法

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今年、新卒エンジニア3名の研修としてTECH::CAMPを導入したSpeee社。
Speeeが新卒エンジニア研修をTECH::CAMPに託した「狙い」とは?
研修後3ヶ月を経た今、TECH::CAMPでの学びは現場で活かされているのか。採用責任者と新卒エンジニアのお二人に、入社後半年間の成長について振り返っていただきました。

プロフィール1 是澤太志さん(写真)
株式会社Speee 開発部エンジニアマネジメント責任者 兼 エンジニア採用責任者
20代の頃は主にリードエンジニアとして、30代からは組織やプロジェクトのマネジメントを中心に活動。起業や個人事業主を経験したのち、ベンチャーでのCTOや技術アドバイザーなどの経験も積む。
現在はSpeeeで新卒・中途エンジニア採用を中心にエンジニア組織の責任者として活躍している。

プロフィール2 宮地健太さん
株式会社Speee 開発部 開発グループ
1995年7月生まれ、宮城県出身。中学生でプログラミングに興味を持ち、高校2年生から本格的に書き始める。
仙台高等専門学校在学中にフィンランドへ留学し、英語でのプロダクト開発を経験。2016年に学校を卒業後、Speeeへ入社。
今回TECH::CAMPでのエンジニア研修を受け、現在はキュレーションメディアの開発などに携わる。

鍛えるべきは、エンジニアとしての「自走力」
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−−入社時点、Rubyのスキルレベルはどの程度だったのですか

宮地(敬称略):研修を受けるまで、全く書いたことがありませんでした。もともと、高専2年目の時に独学でプログラミングを始め、iOSとAndroidアプリを作るためにC言語とPHP・Java・Objective-Cは習得していました。

ただ、「開発力向上のため、PHP・JavaからRubyにシフトする」という会社の方針が内定をもらった後に決まりました。その方針自体には共感していたため入社を決めましたが、当時はRubyを書ける状態ではありませんでしたね。

−−2ヶ月の研修は、どのように現在の業務に活きていると感じますか

宮地:研修で学んだことは大きく2つあると感じています。1つは技術に関して、2つ目はチーム開発に関して、です。

まず、技術に関してですが、メンターの方にいつでも質問できる環境だったので「なぜ動くのか」まで理解しながら学習できたのが効率的でした。

独学の場合、「仕組みはよく分からないけど、本の通り書いてみたらとりあえず動いた」ということがよくあります。特にRubyの場合、これはRubyの長所であり短所であると思うのですが、ざっくりした理解でも一応動くので、そのままコードを書き進めてしまいがちです。

だからこそ、つまずく箇所があったらすぐにメンターの方に質問し、動く仕組みまで理解した上で学習を進められたことは、体系的にRubyを習得する上で重要だったと感じています。

ちなみに、研修後の初仕事では、社内集計の自動化システムをサーバからフルスクラッチで実装したのですが、その際も技術面で詰まることはありませんでした。

次に、エンジニアとして働く上で重要な「自走力」を鍛えられました。個人的にはこちらの学びが特に大きいと感じています。

研修はチームで実際にslackを開発するという、1つの成果物にチームで取り組むプロジェクト形式の内容だったため、他人と協働する際に必要なことを身をもって経験できました。

例えば、研修開始後1 週間、このままだと期日までに完成しないのではないかという懸念が生まれたことから、朝会と夜会を設け、毎日タスクの確認と情報共有をすることにしました。

役割を分担し期日を決めてタスクを割り振ることは、学生時代に趣味でコードを書いていた時には経験しなかったので、プロジェクトを自分たちで管理し推進する力が鍛えられたと思います。

実務でも、コミュニケーションなど技術以外のことが原因で問題が起こることがよくありますが、それらのリスクに対する感度は研修を通して磨かれました。

また、Speeeではエンジニアでも事業成長へのコミットが強く求められます。なので、ただコードを書くだけでなく、目的達成のために自分たちが今やるべきことを本質的に考える癖がついたことも、今の仕事に役立っているのではないかと感じています。

「業務では許されない失敗」を経験させるのが育成の鍵

−−研修後3ヶ月が経ちますが、宮地さんの現場での仕事ぶりはいかがですか

是澤(敬称略):経験すべき失敗を経験してから現場に来てくれたからか、今では一人で仕事を任されるようになってきています。

もちろん、経験年数が浅いため、技術力は甘い部分もあります。ただ、リスクに対しての感度が高く、何かを作らせても致命的な失敗をしない彼の仕事ぶりは私たちの期待を超えており、現場からも評価されています。

彼が成長できたのは、研修中に致命的な失敗を経験したことが大きいと考えています。実は、彼は研修のチーム開発でReact.jsにチャレンジし、サーバーサイドやインフラなど実際にやるべき部分の優先順位を下げた結果、プロジェクトの進行を遅らせたことがあります。

研修中のフィードバックでも、本質的にずれているという指摘を度々先輩からもらっていたりもしました。そのため本人にとって研修は苦い経験になったようです。

ただ、その経験があったからこそ「ここで失敗をすると、取り返しがつかなくなる大失敗となる」とか「ここは担当者間で論点を予め擦り合わせた方がよさそうだ」と言った、プロジェクトを進める上で肝となる部分を自ら判断して動けるようになったのだと思います。

業務で大きな失敗はさせられないので、そういう意味でも研修の一環でチーム開発とは何かを擬似的に学んでもらえたのは助かりました。

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宮地健太さん(写真中央)

−−研修導入の狙いでもあった「トップエンジニアの教育にかける時間の削減」は達成されましたか

是澤:PDCAの速度が全然違うというのは感じました。現場のエンジニアは他の業務との兼ね合いで教育的フォローが遅れるときもあるので、教育するということを前提に短い期間で濃い内容を学んでもらえたのは効率的だったと考えています。

また、他社から受けるフィードバックに慣れてもらったことで、レビューに対する耐性がついたこともよかったです。研修の最後には、アウトプットを社内のエンジニアたちの前で発表してもらったのですが、かなり厳しいフィードバックを受ける結果となりました。

独学でやってきた人の中にはコードレビューやテストコードを書くことを嫌ががったり苦手としたりする人も多いのですが、今回研修を受けたエンジニアたちは、そのあたりの重要性を教わって育ったので、レビューやテストコードへの嫌悪感が払拭されていました。

社外活動も大歓迎!常にトレンドを追い、世の中に注目される人材を増やしたい

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−世界一のテクノロジーカンパニーを目指す会社として、これからどんな人材を育てていきたいと考えていますか

是澤:会社の中に閉じるのではなく、個人でも名を馳せるエンジニアをどんどん増やしたいですね。例えば、TwitterやはてなのIDで認識されたり、OSS界隈で「あいつの作るプロダクトは最高だ!」と国を越えて話題に上るような人が出てくると最高ですね(笑)

Speeeでは、OSSポリシーなどを定め、OSS活動を支援していることもあり、エンジニアがプロフェッショナルな個人としても活躍できる場の提供を大切にしていきたいと考えています。

TECH::CAMPの研修を通して、採用した人全員を同じ技術レベルにまで育てられるなら、ポテンシャルクラスの採用も従来以上に積極的に行えることになります。採用の基準さえ、変えてしまうかもしれません。

常にトレンドを追いかけ、世の中からマークされるような人材を育てていくために、これからも最善の方法を一緒に模索していきたいです。

プログラミング研修に興味のある方はこちらから無料で資料をダウンロード可能です!

TECH::CAMP研修について

TECH::CAMP研修は、企業を対象とした実践的なプログラミング研修です。 最短1日でWebの基礎を学習する研修から、オリジナルサービス開発を行う研修まで柔軟に対応することができます。 これまで大手人材系企業からベンチャー企業まで幅広い企業様に導入いただいています。 社内のIT人材の採用や育成に困っている担当者様、まずはTECH::CAMPまでご相談ください。

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