生き方を変える。僕がサラリーマンからフリーランスエンジニアになるまでの10週間
公開: 2017.02.12 更新: 2020.12.14

新しいことを始めることに不安を感じることは誰にでもあります。実は挑戦したいことがあるあなたも、年齢や将来のことへの不安で立ち止まっていませんか?
今回はサラリーマンから一転、TECH::EXPERT(テックエキスパート)を受講してフリーランスエンジニアへの転職に成功し新しい「生き方」を見つけた桜田さんにお話しを伺いました。
<プロフィール>
桜田 浩史さん(仮名)
宇都宮大学農学部生物生産科学科卒業。前職では大規模なチームマネジメントの担当や独学でPHPを学んで業務効率をあげるためのアプリケーション開発を率先し行う。2016年10月TECH::EXPERT(テック エキスパート)を受講しエンジニアに転身。2017年1月フリーランスエンジニアとして独立。
「ワクワク感」に勝るものはない
――前職での仕事内容と、エンジニアへの転職を考えたキッカケを教えてください。
前職ではweb広告代理店で制作ディレクターやマネジャーをしていました。仕事で様々なサービスや商品に触れているうちに、Webサービスそのものに興味を持ち始めたんです。
それまではディレクターで人に作ってもらうことが多かったのですが社内プロジェクトで社内システムを独学で作り、「自分で作る」ことの楽しさを知ったことをキッカケに、もっと自分でもサービスを作ってみたくなりました。
――転職することへの不安はありませんでしたか?
もちろんありました。もう28歳なので、周りからは「ちょっと遅いかもね…」と言われたり「1日23時間勉強しないとね」なんて言われたりして甘い世界でないことは分かっていました。それでも、エンジニアはモノを作り出すプロフェッショナル。自分でサービスを作り出すことへのワクワク感は、何にも変えられないなと思いチャレンジすることにしました。
――新たな挑戦に不安を感じた時、どうやってそれを乗り越えましたか?
どうしようもない未来のことは考えないようにしていました。現状を明らかにして目標が決まれば、あとは今やれることをやろう、と。以前の僕は先々のことを心配しすぎてしまうタイプだったんです。学習を最後までやりきれるだろうかとか、本当に転職できるのか、などです。でもTECH::EXPERTを受講中、あるメンターさんが今を精一杯生きるという考え方の大切さを教えてくれました。

確実に定着させるために試行錯誤の日々
――TECH::EXPERT受講中はどのように学習に励んでいましたか?
学習の際は意識していたことが3つあります。
1つ目はスピード感です。悩みすぎずとにかく何でも試してみて、カリキュラムもできる所からどんどん解いていくようにしていました。
2つ目は難しい課題にも逃げずにあえて挑むことです。例えば何かのアルゴリズムを組むような難しいと感じる課題は、何度も反復練習することで定着させました。
3つ目は受講期間中に課題以外に自作でアプリケーションを作りあげることです。学んだことをしっかり実践して、本当に動くものを作れるようになりたかったからです。自作したアプリケーションは就職活動の際、実際の成果物として見せることでアピールポイントにもなりました。
――どのようなアプリケーションを作ったのですか?
プライベート用の「やることリスト」アプリですね。やることリストってビジネス向けのものが多いんですが、プライベートのものがあってもいいなって。
例えば旅行する時の持ち物って基本的なものは個人差も少なく毎回ほとんど同じようなものですよね?そういう普段の生活に便利なリストを予めいくつか用意しておいて、必要なときにかんたんに自分のリストに追加できるといった独自の機能をつけました。TECH::EXPERTで学んだことが活かせたと思います。
――受講中に桜田さんの中で何か変化はありましたか?
自分の気持ちに正直になったことです。受講中は一人ひとりに担当トレーナーの方がついて指導してくれます。そのトレーナーの方との週次面談を通して、徐々に自分が本当にやりたいことを重視するようになりました。
固定観念に縛られることなく自由な考え方ができるようになったことで、以前よりも周囲の人との会話や面接までも楽しめるようになったのが大きな変化です。
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フリーランスエンジニアとしての第二の人生へ
――転職活動はどのように進めましたか?
正社員や派遣社員、フリーランスなど働き方にはこだわっていなかったです。自分の理想の生き方に合う企業や興味の湧く企業に焦点を当て、説明会に参加したり面接を受けたりしていきました。
そんな中でフリーランスのお仕事をいただき新しいスタートをきることができました。TECH::EXPERTで圧倒的な時間を費やしてきたからこそ、即戦力のエンジニアとして認められたのだと考えています。
――10週間600時間の挑戦を振り返って思うことはありますか?
新しい環境での刺激や同じ期に受講する仲間の存在が、僕自身の生き方を考え直すキッカケを与えてくれました。
前職では自分より若い人が、自分より圧倒的に力を持っているということがありませんでした。しかしTECH::EXPERTを受講中は自分より若い人たちが、高いスキルと情熱を持って転職をサポートしてくれました。
10週間で得られたものはエンジニアとしてのスキルのみならず「生き方」に対する新たな考え方した。予想外のサプライズを与えてもらったと感じています。
――今後の抱負をお願いします。
僕の中での「理想の生き方」に近づいていきたいです。これまでは好きでないことも我慢してやっていました。これからは、好きなことを追いかけて周りから憧れられる様な人を目指します。
直近の目標はがむしゃらに技術を習得することです。しかし長期的には、新しいWebサービスを開発して運営したいと思っています。
その為には技術力だけではなく、販促活動から財務管理まで全て自分で出来る必要があります。フリーランスエンジニアとして活動していく中でビジネスの総合力も身に付けていきたいです。
――桜田さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!