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「フリーターは就職すべき?フリーターのメリット・デメリットも解説」の記事では、フリーターであることのメリット・デメリットを解説しました。
最近ではさまざまな働き方が普及していますが、安定した収入を得たいという理由から正社員を目指している人もいるのではないでしょうか。
この記事では、フリーターから正社員に就職する方法を中心に解説していきます。
この記事の目次
フリーターから正社員に就職しようと思ったら
ここでは「フリーターから正社員に就職しようと思ったらまずやるべきこと」を4つ紹介します。
やるべきこと①フリーターと正社員との違いを知る
正社員は基本的に以下のような働き方をします。
- 基本的に固定日に出社
- 朝9時出社18時退社
- 勤続年数によって求められる能力が変化
基本的に固定日に出社
これまではシフト制で休日の希望を叶えられたことも多かったでしょう。
しかし正社員として会社で働くとなると、一部の職種を除いて基本的には週休二日制で休みは土日祝日だったりと、決められた日に休みをとることになります。
急に「平日に休みたい」と言っても、簡単に休めるものではないことを理解しておきましょう。
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9時出社18時退社
拘束時間もある程度定まります。一般的な正社員の場合、勤務時間は朝9時から夕方18時が多いです。
フリーターの場合は自分でシフト時間帯を決められた人も多いと思いますが、正社員として働くとなると基本となる勤務時間が固定されるのが一般的。
決まった時間に出社し、仕事が終われば退社するスタイルを取ることになります。
勤続年数によって求められることが異なる
アルバイトの場合は社員の指示に従うのが一般的で、与えられた仕事をこなせばよいことが多いです。
しかし正社員として組織の一員となると、勤続年数によって求められるスキルも異なってきます。
後輩ができればその指導もしなければなりませんし、年齢に応じて昇給の試験・研修を受ける必要があります。
やるべきこと②アルバイト先に就職活動を始めることを伝える
アルバイト生活が長いと「ベテランアルバイター(バイトリーダー)」として働く人もいるでしょう。
中には職場から深い信頼を得ているため、アルバイト先をなかなか辞められず、就職活動に踏み出せない人も多いかと思います。
そうならないためには、就職活動を行おうと思った時点で、アルバイト先にその旨を相談しましょう。
「引き止められるかも」と心配になるかもしれませんが、社員と信頼関係を構築できていれば、逆に背中を押してくれる可能性もあります。
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やるべきこと③就活サイトに登録する
正社員での就職を考え始めたら、まずは就職サイトでどんな仕事があるのか見てみましょう。
フリーターからの就職を目指せるのは、基本的に「経験不問」と書かれたもの。そのような条件で絞って検索すれば、どのような職種にフリーターから就職しやすいのかも見えてきます。
また就職サイトには就職活動の方法を解説するコラムなども発信されています。そのような情報を得て今後の就職活動のスケジュールを掴むとよいでしょう。
就職サイトに登録する際は、以下のような既卒者向けのサイトがおすすめです。
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やるべきこと④スーツや書類を準備する
就職活動用のスーツや書類を準備しましょう。
「新卒就活のときに着たスーツが使えるし…」と思う人もいるでしょうが、その頃から体型が変わって着られなくなっている可能性も。
またリクルートスーツは基本スタイルはあるものの、トレンドの影響を受ける部分もあります。時代遅れな雰囲気を避けるためには、やはりスーツを新調するのがおすすめです。

フリーターからの就職におすすめの職種
フリーターから就職する際におすすめの職種を紹介します。
エンジニア
おすすめの職種1つ目は「エンジニア」です。
「未経験だけどエンジニアになれるの?」と疑問に感じた方もいるでしょう。
結論、努力次第では可能です。
経済産業省によると、国内のIT人材は2030年までに59万人不足すると言われています。
このような人手不足の背景から、エンジニアは今後も需要の高い仕事であり、未経験からでも就職することが可能です。
しかし、知識がまったくない状態ではさすがに厳しいため、まずはプログラミングスクールなどに通って、最低限のスキルを手に入れてから就職しましょう。
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営業職
おすすめの職種2つ目は「営業職」です。
マイナビAGENTでも解説されているように、営業職は未経験からでも挑戦しやすい職種の1つです。
営業職と聞くと、かなり泥臭いイメージを思い浮かべる人もいるかと思います。しかし、扱う商材や取引先によっても雰囲気が異なるため、しっかりと見極めが必要です。
営業職に関しては以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
→営業職とは?AI(人工知能)によって仕事はなくなるのか。将来性や必要なスキルを解説
介護職
おすすめの職種3つ目は「介護職」です。
高齢者が増加するにつれて、必然的に介護職のニーズは高まっています。
仕事の性質上ハードな面もありますが、直接感謝を伝えられる場面も多いので、人によっては大変やりがいを感じられる仕事です。
介護職のように人手が不足している業界であれば未経験からでも就職できる可能性があります。以下の記事では人手不足の業界を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
→【2020年版】転職するなら知っておきたい人手不足の業界・職種を解説
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フリーターからの就職で注意すべきポイント
フリーターから就職をする際は、以下の4点に注意しましょう。
なぜ正社員を目指すのかを明確にする
そもそも「やりたいことがないから」という理由で、フリーターになった人もいるでしょう。
しかし「やりたいことをする」ためだけに就職をする必要はありません。「なぜ正社員を目指すのか?」をあらゆる角度で掘り下げ、就職する理由を明確にしましょう。
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譲れない条件を決める
まず、一般的には「フリーターから正社員を目指すのは険しい道」と理解しましょう。
好条件を求めすぎるのは避けるべきです。誰にも希望条件はあるものですが、「これだけは譲れない条件」として3つ程度に絞り、あとは柔軟に考えるようにしましょう。
キャリアアップを前提に就職する道もある
正社員として働く1社目が全てではありません。
まずは「正社員として働いた実績」を作り、ある程度経験を積んだあとで、希望の条件を叶えられる転職でキャリアアップしていくのも1つの方法です。
今の自分と向き合うことが大切
新卒で就職活動をしていた時のことを思い出し、「どうせ就活をやり直すならあの時よりももっといい会社を目指そう」という心理が働く人もいるでしょう。しかし新卒時のことを引きずるのはおすすめできません。
フリーターとして働く中でも、就職活動に活かせる経験はあるはずです。大事なのはそのような「今の自分自身」と向き合って行動することです。
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面接マナーに気をつける
就職活動の面接は、アルバイトの面接と同じ感覚で臨むと失敗する可能性が高いです。
例えば以下のような基本マナーを押さえるべきです。
- 身だしなみ(頭髪の色・服装・化粧)
- 言葉遣い
- 態度
身だしなみ
面接は限られた時間で行われるため、見た目で左右される部分が大きいです。あまりにも派手な髪色・服装・化粧などには気を付けましょう。
言葉遣い
言葉遣いは基本「です・ます」調で。
フランクすぎるのも避けるべきですが、妙にかしこまって尊敬語と謙譲語の使い方を間違えるのもよくありません。いま一度目上の人への言葉遣いを復習するとよいでしょう。
態度
面接中は質問してくれた人の方を向き、はっきりと答えるのが大切。うつむきながら話すと相手に伝わりにくく、コミュニケーション能力が低いと判断される可能性があります。
このほかの面接対策は以下の記事も参考にしてください。
→転職に役立つ面接対策!質問項目や基本マナーを理解して成功に近づこう
フリーターからブラック企業に就職しないためには
「ブラック企業に入ってしまったらどうしよう」と不安になる人もいるでしょう。
ここではブラック企業に就職しないためにできることを4つ紹介します。
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求人情報をチェック
まずは正しい求人情報の見方を知り、ブラックな働き方が強いられる可能性がないか確認できるようにしましょう。
とくに以下の4点について知っておくのがおすすめです。
- 「社会保険完備」の内容
- 「みなし残業」とは
- 「完全週休2日制」と「週休2日制」との違い
- 「休憩時間」の内容
詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
→【知らないと危ない】求人票や求人広告の見方を解説。お金や働き方について
不明瞭な部分は要注意
労働条件にあいまいな部分があったり記載がなかったりする場合は、明記しないことでひとまず応募者を集めようとしている可能性もあります。
口コミサイトをチェックしたり、説明会や面接で質問したりして確認するのがおすすめです
説明会や面接でチェック
説明会は企業の人から直接話を聞けるよい機会。疑問に思う部分は直接質問してみましょう。以下の記事では説明会の質問例や押さえるべきマナーを解説しています。
→企業説明会で質問が思いつかない学生のために!聞いておくべき質問はこれだ!
また求人情報で労働条件が明記されていなかった場合は、面接の際に尋ねることも可能。
その際はなるべく初期の選考(2次面接まで)で確認するようにしましょう。万が一、回答をはぐらかされるような場合は「ブラック企業かもしれない」という視点を持ったほうがよいでしょう。
口コミをチェック
知人から企業の評判を聞いてみたり、企業の口コミサイトを利用したりする方法もあります。例えば以下のようなサイトでは、社員から寄せられた働きがい・待遇・人間関係に関する評価を見られます。
上記の口コミサイトはある程度の信用性がありますが、SNSなどの口コミには注意。特にTwitterや掲示板に書かれる情報は、企業口コミサイトよりもリアルである可能性はありますが、真偽が不明な点も多いです。
既卒者向けの就職支援サポートを頼る
自分でブラック企業かどうかを判断するのが不安な場合は、高卒や大卒者(既卒者向け)の就職支援サービスや転職エージェントを活用する方法もあります。
優秀な転職エージェントは各企業の採用事情を深く把握しており、離職率の情報も持っています。
また現実的な話をすると、エージェントの給料は成功報酬型(一般的に紹介した人材の年収の30〜35%)で、紹介した人材が早期退職すると企業側に報酬を返金しなければならないことも。そのため「長く働けるような企業」を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
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