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「就職したくない…」と考える学生へのアドバイスと就職しない生き方を紹介

更新: 2024.01.22

「就職して会社員として働くのはいやだ」
「就職しないかった場合、家族や友人からの視線が気になる」
「会社に就職以外の方法でお金は稼ぎたい」

就職を前にする学生の中には、このような悩みを抱える人もいます。あなたにも同じような悩みがありませんか。

この記事では、就職をしなくてもいい理由や、就職以外の生き方などを紹介します。

高校、大学、専門学校を卒業した後の進路を考えましょう。

この記事の目次

就職したくない理由は何か見つめ直そう

まず、あなたが就職したくないと考える理由は何か見つめ直してみましょう。その理由によって、あなたがとるべき選択肢が変わってきます。

事例を紹介しますので、考える時の参考にしてください。

組織で働くのは自分に合っていないと感じる

会社は大勢の人が働く組織です。それぞれ役割は違いますが、協力し合いながら仕事を達成していきます。会社に就職すれば、あなたの仕事を支えてくれる上司や同僚、部下に巡り会えるでしょう。

しかしあなたの仕事に人が関わる分、自分一人では仕事を進められない状況にも陥りがちです。

例えば

  • 上司の許可をもらえないと営業での提案ができない
  • 会社の予算上、新しいプロジェクトに取りかかれない
  • 開発担当者のタスクが多く、自分からの開発依頼ができない

など。

仕事だけでなく、人間関係も発生します。中には気の合わない社員がいるかもしれません。

自分以外の人が仕事に関わる環境に対し、働きにくそうだと感じていませんでしょうか。

満員電車に乗って会社に行くのはいやだ

会社の始業時間として多いのは、朝8〜9時頃でしょう。この時間帯は、あらゆる会社の人々が出勤のために電車を利用します。そのため、路線によっては毎朝すし詰め状態です。

また、帰宅時間となるのは18時以降の場合が多いでしょう。この時間帯の電車も混雑しがちです。

満員電車の中は人と人とが密着している状態。息がつまりストレスに感じるでしょう。ただ、出勤時間や住んでいる場所の関係で満員電車を避けられない可能性はあります。

この点も就職したくないと感じる理由の一つになっているかもしれません。

満員電車に乗るのが嫌で会社から独立したという人もいます。

やりたい仕事がない

あなたのやりたい仕事は、会社に就職すればできることでしょうか。どの会社の仕事を見ても、あなたが意欲的に取り組めそうなものが見つからないケースも考えられます。

例えば、やりたい仕事が宇宙飛行士だった場合、企業に就職してもできるわけではないでしょう。

あるいは、コピーライターのようなそもそも募集していることの少ない仕事かもしれません。

やりたくない仕事を無理に続けていても、不満がたまる一方。理想はあなたがやりたい仕事に就くことです。

新卒の給料が低く感じる

一般的に新卒社員の初任給は20万円前後。さらに税金などが引かれて手取りは16〜18万円ほどです。この金額に対してあなたはどのように感じるでしょうか。もしかしたら少ないと感じているかもしれません。

給料は仕事をするモチベーションになります。初任給が低いと感じる場合、就職する気持ちすらわかなくなることが考えられます。

就活が嫌だと感じる

就職の前には、企業にエントリーシートを提出したり、面接を受けたりという「就活(就職活動)」を行うのが一般的です。そんな就活そのものに嫌気がさしていないでしょうか。

夏の暑い日差しの中スーツを着て歩き回り、面接で不採用になれば気持ちは落ち込みがち。採用試験を何十社受けても内定がもらえない学生も見受けられます。

昨今は「売り手市場」とも呼ばれ、就職率は向上しています。それでも就活は苦戦を強いられてしまうものです。このような状況では、就活に対するモチベーションも上がらなくなってしまうでしょう。

就職しないメリット

「就職したくない」というあなたの気持ちとその理由は整理できたでしょうか。では次に、就職しないことのメリットとデメリットを客観的に考えてみましょう。

一時期の感情で就職をしないと判断してしまうのはもったいないケースが考えられます。

以下の項目を読み進め、就職しないことがあなたにとって本当にプラスになるのか冷静に考えてみてください。

就職しない生き方は時間、人間関係、収入面でプラスに働くでしょう。

自由に使える時間が増える

一般的に会社に就職すると、定時が決められています。先述の通り9時始業、18時終業というような形です。お昼休みを含め、1日9時間は会社で働くことになります。

仕事が定時に終わらない場合、残業をすることになるでしょう。

就職をしなければ定時はありません。あなたが自由に使える時間は増えます。

もちろんアルバイトも何もしていなければ丸1日全て自由に使える時間です。ストレスなく過ごせることでしょう。

またはフリーランスの場合、期日内に成果さえ残せれば定時を決めて働く必要はありません。満員電車を避けることも、体調が悪い日は休むことも自由に決定できます。

仕事上の人間関係で悩むことが減る

会社で働く人の中には、人間関係で悩む人が多数います。例えば

  • 上司から毎日のように怒鳴られ、精神的に追い詰められている
  • 同僚から嫌がらせを受けており、会社に行きたくない
  • 真面目に働かない後輩のミスを自分も負わされ、理不尽に感じている

などのケースが考えられます。

人間関係によるトラブルを自分の中で処理できれば問題ないでしょうが、程度によっては心を病んでしまうことも考えられるでしょう。

就職しなければ仕事上の人間関係で悩むことは減ります。人間関係の幅が狭くなることはマイナス面もありますが、トラブルを生みにくくするという点ではプラスに働くでしょう。

フリーランスなら新卒以上の収入も狙える

就職した会社で、給料の金額が固定されている場合、その額がすぐに上がるということケースは少ないでしょう。成果によるインセンティブやボーナス月で一時的に給料が増えることはあります。ただ、基本給が上がるのは年に1回など緩やかなペースです。

もしフリーランスとして働くならば、給料の金額は自分の働き方によって変わります。仕事の数を増やしたり、単価の大きい案件をこなせばそれだけ収入は上がるでしょう。新卒以上の給料が手に入るかもしれません。

インセンティブ制度を設け、成果に応じて給料を上げる企業もあります。

就職しないデメリット

大学や専門学校が卒業後の就職を推奨していることからも、新卒で就職することには大きなメリットがあるのです。その上で就職をしない道を選ぶのならば、デメリットも理解しておきましょう。

この項目では、就職を促すためにデメリットを紹介するわけではありません。デメリットを知り、適切な対策をとってリスクを減らすために紹介します。

会社の後ろ盾がない分、就職せずに生きるのは大変な面も多いです。対策はしっかり行いましょう。

社会的信用を得るのが難しい

就職しないことの一番の壁とも言えるのが、社会的信用を得ることの難しさがあるでしょう。会社に勤めた場合、会社の名前が信用になります。クレジットカードの発行や銀行からの借り入れなどもスムーズに進みます。

就職しない場合、会社の名前のような信用を示すものがありません。上記のような申請を行った際に通りにくいことが考えられます。

もし個人で仕事をしており、売り上げも立っているのであれば、法人化してしまうのも一つの手です。会社の名前があることで信用を得やすくなります。

仕事を受注する時にも、法人名義があることで個人事業主より信頼を得やすくなるというメリットもあります。

働き方によっては収入が不安定

先ほど、フリーランスとして働いた場合、新卒以上の給料にもなることを説明しました。その一方で、仕事をこなさなければ新卒以下の収入になってしまうこともあるのです。

例えば、ケガによって2週間入院生活が続いてしまったとします。入院中に仕事ができなければ収入は下がってしまうでしょう。

会社で働いていた場合、有給休暇をとったり傷病手当の申請をしたりすれば収入が途絶えることはありません。この差がデメリットとなるでしょう。

万が一に備えて貯金、節約をしておくことが求められます。

収支のバランスを考えて、節税するのも対策の一つです。

新卒で就職できる機会を失う

新卒社員は「ポテンシャル採用」によって入社が決定するケースが多いです。ポテンシャル採用とは、その人材の成長性を期待して採用する制度のこと。学校を卒業見込みの学生は、社会経験に乏しく高いスキルを持っていないと考えるのが一般的でしょう。

そこで、この学生は採用した際にどれだけ仕事ができるか、会社の気風にあった人間性をしているかなどを重視して評価するのです。

新卒採用の枠以外で入社する場合、中途採用の扱いになります。中途採用は新卒採用と異なり、実務経験や持っているスキル、資格などが評価の対象となる傾向があります。

中途採用の方が高い基準が設けられており、新卒採用よりハードルは高いです。就職したい企業で働く上で、新卒採用は絶好の機会となるでしょう。それを失ってしまうのはデメリットとも考えられます。

ただ、大学を卒業後3年間は「第二新卒」としてポテンシャル採用に近い形で試験を受けられます。また自分で事業を起こしたり、フリーランスとして働いた経験が転職採用で評価されることもあるでしょう。

一概に新卒採用でなければ働きたい企業に入社できないわけではないとお考えください。

人間関係の幅が狭くなりやすい

先ほども触れたとおり、会社で働かない分、人間関係によるトラブルは発生しにくくなります。しかし、人間関係の幅が狭くなりやすいです。自分から連絡をとって関係を気づいていく必要があるでしょう。

例えば飲食店でのアルバイトなどは職場があるので、そこでの人間関係は作りやすいと思われます。

フリーランスとして在宅で働いているのであれば、人間関係は作りにくいことが予想されます。コミュニケーションが少ないことによる寂しさは我慢できるかもしれません。しかし、仕事を依頼してくれる人との関係が作りにくいのは収入面で大きな影響が出てくるでしょう。

最近はSNSやクラウドソーシングサイトが発達し、インターネットに繋がれば人間関係を作りやすくなっています。家の中にいながらでも、遠隔で人との関係は持てるでしょう。

フリーランスとして働くならば、仕事を依頼してくれる人との関係は非常に重要です。

就職しないで生きていく方法

もし就職をせずに生きていくのならば、主に以下のような選択肢が考えられます。各項目について詳細を解説していきますので、あなたにあった生き方を決める参考にしてください。

「就職せずに働く方法」を中心に紹介します。

アルバイト・パート(フリーター)

まずはアルバイト・パートとして働くことです。就活よりも手間はなく、職につくハードルは低めです。賃金や待遇では正社員に及ばないものの、週5日など勤務すれば、新卒社員並みの給料を稼ぐことはできるでしょう。また、条件を満たせば職場で社会保険や厚生年金に加入させてもらうことも可能です。

ただ週5日勤務すれば、会社に就職した働くのと時間的に変わらなくなってしまうことが考えられます。自由な時間が欲しいから就職したくない場合、希望が叶いません。

さらに、アルバイト・パートも社会的信用は正社員に比べて低いです。ややマイナス面が目立ちますが、仕事に重大な責任が伴いにくかったり、休みを取りやすかったりする点などはプラス面となるでしょう。

フリーランス

就職せずに生きていく場合、フリーランスとして働くことを検討する人が多いです。後ほど解説しますが、自分一人でもお金を稼げるスキルがあるのならば、フリーランスとして働けるでしょう。

懸念点として、学校を卒業したばかりの学生にお金を稼げるだけのスキルがあるのかという点があります。実務経験がない中でフリーランスになるのは非常にハードルが高いでしょう。

スキルのみならず、自分で仕事を見つけ、受注するというのも流れがわからないうちは苦労すると思われます。

この後、未経験からでも身に着けやすいスキルの紹介も行います。就職せずフリーランスを目指すという方は、引き続き読み進めてください。

起業

自分で起業するという道もあります。フリーランスが「自分の持っているスキル・経験を売っていく」のに対し、起業は「自分でオリジナルのサービス・製品を作って売る」というイメージです。

世の中のトレンドや人々のニーズを読んで事業を起こすことは、とても難しいでしょう。波に乗れなかった場合、廃業してしまう可能性があります。

ただ一昔前と違い、起業のハードルは大幅に下がりました。それはインターネットの普及が大きく影響していると言えるでしょう。

個人でもWebサイトを作ったり、スマホアプリを作ってネット上にリリースできるようになりました。今やパソコン一台で起業できる時代です。

起業に成功すれば得られる収入も大きくなりますし、自分が作り出したサービスが人々の役に立っているという充足感も得られるでしょう。

家業を継ぐ・手伝う

もしあなたの家族で事業を行っている人がいるのであれば、その仕事を継いだり、手伝ったりすることでお金をもらうという道もあるでしょう。

昔から手伝っているのであればノウハウはわかっていると思われます。就職して会社勤めをするよりすぐ仕事に慣れるでしょう。

もちろん、誰しもが家業を継げるわけではありませんので、あなた自身の状況に照らし合わせて可能かどうか考えてください。

フリーランスとして独立できるスキルの例

ではフリーランスとして生きていく場合、どのようなスキルを活用できるのか具体的に紹介していきます。

ここで紹介するのは、未経験からでも比較的短い期間で身に着けやすいものに限定しています。

プログラミングスキルやライティングスキルは、学生でも短期間で身につけられるでしょう。

プログラミングスキル

フリーランスとして独立、さらに起業まで視野に入れているのであればプログラミングスキルの習得をおすすめします。プログラミングスキルを身につければ、システム開発に対応でき、クラウドソーシングサイトで募集している案件の受託開発も可能となるでしょう。

開発案件は報酬が高額な傾向にあり、1件で数十万円ほどになることもあります。フリーランスとして稼ぎやすい分野です。

また、プログラミングスキルを高めていけばWebサービスやスマホアプリを自力で開発することもできるでしょう。サービスやアプリの人気に火がつけば、起業も可能となるのです。

プログラミングを身につけるならスクールに通うのがおすすめ

参考書を買ったり、学習用のWebサービスなどを利用すればプログラミングスキルは独学でも身につけられます。

ただ未経験者が独学で始めた場合、挫折してしまう確率は8〜9割ほど。原因は適切な教材に巡り会えないことや、つまずいた時にアドバイスしてくれる人がいないなどがあります。プログラミングの独学は非常にハードルが高いです。

プログラミングスキルを身につけるのであれば、スクールに通うことをおすすめします。

スクールでは、未経験者でもわかりやすいよう改良を加えた教材を使い、メンター(講師)の指導を受けながら学習が進められるのです。

未経験からでも最短3ヶ月ほどでプログラミングが身につきます。学生でも通学は可能です。短い時間の中でプログラミングを身につけたいと考えているのであれば、スクールの無料相談を受けてみましょう。

Webライティング

Webライティングは未経験者でも身につけやすく、お金にも変えられるスキルの代表格と言えるでしょう。パソコンと文章を書く力さえあれば始められます。

文章を書く力というと萎縮してしまうかもしれません。しかし、小説家のような文章を求められるわけではありません。依頼主から渡されるテーマに沿って調査し、その内容を文章にするというのが主な仕事です。

独特な文章力というよりは、調べたことを文章として適切にまとめる能力が必要となります。

Webライティングの仕事は参入ハードルはかなり低いです。その分、報酬額も低め。小さな案件だと1件あたり数十〜数百円ほどの報酬ということも珍しくありません。

コツコツ実績を作ることで1件数千円〜数万円という案件も受注できるようになるでしょう。Webライティング仕事とする場合、地道に仕事をこなす忍耐力も重要となります。

大学生の頃から仕事をしていれば、卒業後も早いタイミングで高単価案件を受注しやすくなるでしょう。

デザイン・イラスト

デザインやイラストの勉強をしてきた学生ならば、その知識を使って仕事を受注するのもいいでしょう。未経験からでもデザイン・イラストのスキルは身につけられると思われます。しかしWebライティングよりハードルは高めです。

ただ絵が描ければいいわけではなく、色彩による効果やIllustrator、Photoshopなどの知識も必要となります。

もともと絵が好きで、スキル習得の作業も意欲的に取り組めそうであれば挑戦してみるのも良いでしょう。

写真・動画撮影

イラストが難しいという場合は、写真撮影でもフリーランスを目指せます。「写真家」などと呼ばれる職業です。

被写体となるのは風景や人、動物、物などすでに存在しているのが通常です。0からイラストを生み出すというような作業ではありません。

とはいえ、写真を撮る角度や光の具合、被写体の表情など考えベストな写真を生み出すセンスは必要です。

あるいは動画撮影でもお金を稼ぐことができます。最近、大手動画サイトYouTubeに動画を投稿する人々が増えています。撮影した動画を見やすく編集、人気が出れば大きな収入を得ることも可能です。

イラストや写真、動画撮影にはセンスの部分が関わるため、地道に仕事をこなしていても成果につながりにくい可能性があります。その点を理解した上で取り組んでみましょう。

YouTubeに動画を投稿して生活する人々はYouTuberと呼ばれ、子供からも人気の職業となっています。

営業

営業と聞くと、会社に勤めて自社の商品を売る「営業職」と呼ばれる人々の仕事というイメージがあります。しかし、営業の仕事そのもので独立も可能です。凄腕の営業マンは営業代行や営業コンサルタントとして働き、報酬を得ています。コミュニケーションに自信があるのならば営業を仕事としてもいいでしょう。

営業自体を仕事にしなくても、フリーランスは自力で仕事を獲得する営業力が少なからず必要となります。営業の勉強をしつつ、身についた営業手法をビジネス化してしまうのも一つの方法です。

ただ、営業コンサルなどは実績があるからこそできる仕事です。学校を卒業したばかりの学生がいきなり取り組むのは難しいでしょう。

もし営業でフリーランスになろうと考えるなら、後述する「一度就職してからの独立」と考えるべきです。実績を積んでからの方が仕事を獲得しやすくなります。

就職してスキルを身につけてから独立する選択もあり

学生のうちからスキルを身につけ、卒業後に仕事を受注するのはなかなかうまくいかない面があります。やはり、つい先日まで学生だった人間に対し、信用して仕事を任せてくれるクライアントは少ないものです。

もし可能であれば、一度会社に就職し、スキルを身につけてから独立するという道も考えてみましょう。

会社で働くということは、考え方を変えれば給料をもらいながらスキルを学べるということです。本来、教材費やスクールの受講費を払ってスキルを習得するべきところを、お金がもらえてしまうのです。これは学習の場としても良い機会となるでしょう。

また、会社で働きながらできた人脈は、独立してからも維持できます。フリーランスになたことを伝えた時に、会社での人脈が仕事をくれるクライアントとのつながりになることも考えられます。

就職してから独立するのは、メリットも大きいのです。あなたが理想とするキャリアを作り上げる時、会社に就職することがプラスに働くかどうか今一度考えてみてください。

就活で採用につながりやすくなるコツ

ここまで主に、就職をせずに生きていく方法を紹介してきました。一方で「不採用続きで就職を諦めかけている」という人もいるでしょう。そのように悩む人向けに、就活で採用につながりやすくなるコツも紹介します。

以下の項目を試し、再度就活に挑戦してみましょう。

最後まで諦めず、就活成功まで取り組み続けましょう。

自己分析をしてアピールポイントを考える

就職面接において、あなたのどの部分をアピールするかは重要です。また、面接を受けている会社が求める人物像に合わせて、アピールポイントを変える必要もあります。

例えば、あなたがIT系企業のエンジニア募集の面接を受けているとします。企業側としては

  • パソコンやスマートフォンなど日常的にITに触れていること
  • 自社サービスをより発展させることに意欲的なこと
  • 社内で同じチームとなるエンジニアとうまくコミュニケーションが取れること

などを期待していると想定しましょう。

この時にあなたが以下のような点をアピールしていたら、面接官はどのような印象を抱くでしょうか。

  • 大学のレポートは真剣さが伝わるようすべて手書きのものを提出していた
  • いずれは会社を辞めて独立を考えている
  • 内気な方だが、忍耐力はあり長時間の作業でも一人でこなせる

どれも悪いことではありませんし、評価してくれている企業もあるでしょう。しかし、今回の事例では不採用となる確率が高いです。

改めて自己分析をし、面接でアピールできそうな点はないか考えてみてください。その中から、志望している企業に採用となるには、どの点をアピールすればいいのか考え直してみましょう。

面接官の質問に対し適切に答えられていたか見直す

あなたが受けた面接の様子を思い返してください。面接官の質問に対して正確に答えられてでしょうか。適切にというのは「面接官の期待している答えを言えたかどうか」という意味です。

ここでも例を挙げましょう。面接官があなたに

「当社に入社したら、あなたはどんなことができるとお考えですか。」

と質問したとします。あなたは

「私は大学2年生のころパソコンを使ってライティングの仕事をした経験があります。アルバイトはデータ入力をしたこともあり、パソコンの操作やタイピングは得意です。」

と答えました。しかし、これでは答えとして適切とは言えません。

面接官の質問した意図は「入社したらどのようなスキルをどう役立てられそうか」が知りたかったのです。一方であなたの答えからは「パソコンの操作やタイピングに慣れている」ということしかわかりません。すると面接官は「質問の意図を理解していない」と判断してしまう可能性があります。

質問と答えが食い違わないようにするコツとしては、まず答え(結論)を先に言ってしまうことです。

「私は書類作成やデータをまとめる点で御社に貢献できます。大学2年生の時にWebライティングの仕事をし、アルバイトでデータ入力をした経験があります。これらの経験が役に立つと考えています。」

このように答えられれば、適切と言えるでしょう。「答えは結論を先に言う」と理解しておいてください。

結論から先に言うというか意識は、就職後も心がけてください。

逆質問はアピールのチャンス

あわせて、面接でよく聞かれる「何か質問はありませんか。」という逆質問の場面についても考えてみましょう。この時「特にありません」と答えてしまうのはもったいないです。アピールできるチャンスを1つ潰してしまいかねません。

また何も質問しないと、面接官によっては「この学生はうちの会社に興味がないのかもしれない」という印象を抱いてしまうことも考えられます。

逆質問の時、このような質問をしてみるのも良いでしょう。

  • 私は〇〇の経験もあるのですが、御社の△△の分野で役立てることは可能でしょうか
  • 御社の事業部には〇〇部と△△部があると思われます。この2つの部の業務内容が似ているのですが、どのような違いがあるのでしょうか

以下の記事で逆質問に対するアドバイスを詳しくまとめています。うまく質問が思い浮かばない時はご覧ください。

面接で困る「何か質問はありますか?」をチャンスに変える逆質問の例を紹介

先輩や内定が出た友人にアドバイスをもらう

就活をどうすれば乗り越えられるのか、自分で考えても答えが出ない時は周りの人からアドバイスをもらいましょう。

就活を経験している先輩や、すでに内定をもらっている友人に質問してみてください。有力なアドバイスがもらえる可能性があります。

もし時間をもらえるなら、エントリーシートの添削をお願いしたり、面接の練習相手になってもらったりするのも良いでしょう。より的確なヒントとなるはずです。

身の回りにアドバイスをもらえそうな人がいない場合、大学で行っているOB/OG訪問や企業の説明会を積極的に利用しましょう。

あなたの行きたい企業に勤めている人の話は、もっとも有効なアドバイスにはずです。

時間がかかっても働きたい企業に就職する

内定が決まっている友達の話を聞くと、あなたの心にあせりが生まれてしまうことも考えられます。すでに進路が決まっている人に嫉妬してしまうかもしれません。

しかし、慌てる必要はありません。就活は学生と企業のマッチングです。早く内定が出た人は、自分にマッチする企業を早く見つけられたにすぎません。就活にもコツはあるものの、内定の数や獲得したスピードで優秀さが決まるわけではないと理解しましょう。

時間がかかってもあなたが働きたいと思える企業に就職するのだと意識してください。早めに内定が出た企業に入社しても、環境があっておらず、すぐに辞めたくなっては意味がありません。

いろんな会社を検討し、あなたに最適な企業に入社できるよう対策を立てましょう。

就活エージェントを利用する

困った時はプロに相談するのも良いでしょう。大学生の就活をサポートする「就職エージェント」というサービスがあります。

就職エージェントでは、多くの大学生を就職に導いたキャリアアドバイザーが就活をサポートしてくれるのです。一般的に、エントリーシートの添削や面接対策、あなたにマッチした企業の紹介などが受けられます。

就活がうまくいかない状況を周りの人に相談しにくい事情があるならば、就職エージェントの利用をおすすめします。

業界・業種の幅を広げてみる

内定が出ていない人に多い傾向として、業界や業種を絞りすぎていることがあります。例えば、営業職は比較的採用人数の多い職種です。大きな企業だと100名単位で採用することもあります。一方でデザイナーやコピーライターなどの専門職は、そもそも募集している企業も少なく、採用人数も少なめです。

働きたい業界・業種を決めることは大切です。しかし、1つでも内定をもらって安心したいのであれば、視野を広げてみましょう。

内定がもらえると面接の緊張も和らぎ、次の内定獲得にもプラスに作用する可能性があります。

会社ごとの働き方を詳しく調べる

「会社で働くのは嫌だけど、就職しなければ生活はできない…」

このように悩む方にも、まだ手段はあります。会社ごとの働き方を詳しく調べてみましょう。

最近は働き方に自由を認めている会社も増加中です。会社によっては時間や場所にとらわれずに働けるケースがあります。

時間通り出社し、決められた仕事をするばかりが会社員ではありません。

始業時間が遅めの会社

満員電車の時間を避け、社員がストレスなく働けるよう始業時間を遅めに設定している会社があります。例えば、10時始業にして通勤ラッシュが終わった9時台の電車に乗れるよう調整しているというケースです。

どうしても早起きや満員電車が苦手だという人は、始業時間が遅めの会社に就職してみると良いでしょう。

あるいはフレックスタイム制度を採用している企業もあります。フレックス制度は、会社で決めた時間分働けば、始業時間や出社日を社員が自由に決めて良いという制度です。

フレックスタイム制度については以下の記事でまとめています。

コアタイムとは?フレックスタイム制度で働くにはどの職種につけばいい?

歩合制を採用している会社

給料の払い方には、仕事の出来高によって支払われる「歩合制」と呼ばれる方法もあります。成果を上げるほど給料が高くなる仕組みです。

この制度を採用している会社であれば、新卒の給料相場以上の給料をもらえる可能性があります。

「固定給+歩合給」とされていて、成果が上がらなかった月でも一定の給料が保障されているのが一般的です。しかし中には歩合給を出す分、固定給が著しく低いなどの求人も存在しています。就職の際には募集要項をしっかりとチェックしておきましょう。

服装が自由な会社

スーツを着て働くのが嫌だと感じるならば、服装が自由な会社へ就職を考えてみてはいかがでしょうか。主に社外の人と対面する機会の少ない会社では、自由な服装を認めているケースが多いです。

職種ごとに見ても、事務職やエンジニア職など内勤の職種は服装自由(オフィスカジュアル)な場合があります。

自宅作業ができる会社

仕事内容によっては、会社に出勤しなくてもできるものがあります。例えばエンジニアの開発作業。開発はパソコンとインターネット環境さえあればどこでも可能です。会社のパソコンを使わなくてもできます(セキュリティの問題から会社内での作業を必須としているケースもあり)。

そのため、自宅など会社外での作業を認めている企業もあります。

自宅作業ができれば満員電車に乗らずに済みますし、働く時間に自由もききやすいです。

IT企業を中心に働き方の見直しが進む

上記のような施策を行い、働き方を見直している会社が多い業界はIT業界です。先ほどのエンジニアの例もそうですが、IT系の仕事は社外の人と会わずに、パソコンとネットがあればこなせてしまうものも多いです。

そのため、従来の「スーツを着た朝9時に出社する」という制度をとっていない企業も増えています。

もちろん、IT企業に勤めていても営業職などはスーツでの勤務が義務付けられている場合があります。エンジニアやプログラマーの場合は、服装自由である可能性が高いでしょう。

時間や服装に自由を認めている企業に勤めるため、プログラミングを学んでエンジニアを目指すのも一つの道です。

大学院への進学・海外留学も視野に入れてみる

もしすぐに就職するべきかどうか答えを出せない場合、一度就職を見送ることも検討してみてください。

大学院に進学する、海外留学をすることなども視野に入れてみましょう。就職まで時間はかかってしまいますが、その間に培った経験やスキルが就職に役立つかもしれません。またフリーランスとして働くためのベースになることなども考えられるでしょう。

例えば海外へ留学して英語力が身につけたとします。すると外資系企業への就職や、英文の翻訳を仕事とするなどの選択もできるでしょう。

進学・留学が可能かご両親と相談しましょう。お金の面など様々検討するべき点があると思われます。

就職する以外の生き方もある

高校、専門学校、大学を卒業したら必ず企業に就職しないといけないわけではありません。働き方が多様化し、就職以外に生きる道もたくさん存在しています。

この記事があなたの生き方を決めるヒントとなるのであれば幸いです。

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新卒でベンチャー企業の営業に就職。残業がほぼない会社だったため、仕事が終わったら趣味のブログを書く毎日を送っていました。3年ほど勤めて退職し、ブログをきっかけにテックキャンプ ブログでライターデビュー。好きなものはマンガ、テニス、イラスト、サメです。

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