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【徹底解説】システムエンジニア(SE)の仕事内容とは

更新: 2023.09.04

あなたはシステムエンジニアの仕事に興味をお持ちですか。
近年、プログラミングが世界的に注目されており、ITエンジニアの需要は急速に高まっています。この記事をご覧頂くと、システムエンジニアの仕事を詳細に理解することができます。
システムエンジニアを目指している方は、ぜひご参考ください。

システムエンジニア(SE)とは

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システムエンジニア(SE)は、プログラムを書く人だと思っている方も多いと思います。

しかし、プログラミングをするのは、一般的にプログラマ(PG)と呼ばれる人たちです。では、システムエンジニアはどんな仕事をするのでしょうか。

システムエンジニアは、一般にプログラマとは異なり、システム自体の開発や設計を中心に行うエンジニアのことを指します。

プログラミングを全くしないわけではありませんが、システムエンジニアはプログラミングよりもクライアントと実際に打ち合わせを行い、システムの仕様や目的を明確にしていくことが主な仕事内容になります。

プログラミングはもちろん、詳細設計やクライアント対応まで行えることがシステムエンジニアにとって必須条件となります。

システムエンジニアの仕事内容

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前述で少し紹介したように、システムエンジニアにはプログラムを書くだけでなく、いくつかの仕事が存在します。ポイントごとに紹介したします。

  • 上流工程と下流工程
  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • テスト

上流工程と下流工程

システム設計から関わるシステムエンジニアには、仕事内容に上流工程と下流工程というものが存在します。

システムエンジニアでは主にこの上流工程を担うことが多く、会社の規模によっては、下流工程もシステムエンジニアの仕事として扱われることもあります。

上流工程とは以下の要件、つまり、プロジェクトマネジメントを指します。

  • 基本設計
  • システムの詳細設計
  • 予算や人員
  • 進捗管理    等々

これに対して、下流工程はプログラミングからテストで発見したバグを修正するデバッグまでの範囲をいいます。

このようなことから、システムエンジニアはプログラミングだけができても務まらない仕事なのです。

要件定義

要件定義ではクライアントのニーズを聞き出し、その開発において必要な要件を定義ます。

予算や納期を考えると、通常、すべての要件を実現することは難しく、クライアントと自社の間でどのようにwin-winの関係を作っていくかを決定するフェーズになります。

ここで決定することは、とても重要です。なぜなら、これ以降のフェーズはその要件を満たすように進むので、この段階での決定事項が細部の開発まで大きく響くからです。

最も重要なフェーズであり、クライアントとの認識のズレがないように慎重に取り組む必要があります。

基本設計

このフェーズでは、クライアントからヒアリングした要件を満たすために、基本的なシステムを決定します。

決めることはデータの要件からシステムの操作方法・ソフトの対応機種まで様々ありますが、システムの大枠となる機能を洗い出し、決定していくことが中心です。

基本設計まではクライアントの要望が大きく関わってきます。そのため、ここでは要望を確認しながら設計を決めていきます。

ここで決定した基本設計をもとに、詳細設計やデバッグ作業を進めます。

詳細設計

基本設計で決めた機能をどのように実装するかを決定します。ここからは、クライアントのニーズは直接的にはあまり関係ありません。

クライアントのニーズを満たすために、どのようにシステムを設計したら最善かをシステム構築の専門家として考え決定します。

プログラマや他のシステムエンジニアと話をして、プログラミングの言語やアルゴリズムなども詳しく決めるフェーズです。

テスト

完成したシステムが問題なく動作するのかをチェックすることも、システムエンジニアの仕事です。

最初に決めた要件定義や基本設計と照らし合わせながら、クライアントのニーズをしっかりと満たしているか確認します。設計通りに、システムが動いていることを把握することも、今後システムのメンテナンスをする上で必要なことです。

個々のデバッグや全体のデバッグに穴がないようし、運用時に問題が起きないように検収するのです。

想定できる範囲内で細かく動作をチェックすることが重要になります。

システムエンジニアになるために身につけるべきスキル

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システムエンジニアとって、身に着けておくべきスキルがいくつか紹介します。

  • 専門知識
  • マネジメント能力
  • コミュニーケション能力

専門知識

専門知識がなくてはシステムエンジニアは務まりません。プログラムやシステムはもちろん、その運用に至るまでの専門知識が必要です。

クライアントは何を必要としているのか。それはどのようなシステムで補えるのか。

そういった観点からクライアントのニーズを解析し、クライアントの注文に最適なシステム作りを行う必要があります。

マネジメント能力

システムエンジニアはシステムの上流工程を担うため、プロジェクト全体のマネジメントも行います。

その上で、プロジェクトを円滑に進めていくためにマネジメント能力が重要になります。部下などに仕事を適切に割り振りをしたり、進捗を確認しながら調整していく立場です。プロジェクトによって、短期間で仕上げる必要がある場合もあります。

スケジュール管理はもちろんのこと、特定のメンバーに負担が大きく偏っていないかを把握したり、進捗を管理してフォローアップしたりすることもプロジェクト成功の上で重要な項目になってきます。

【3分解説】マネジメントの意味とは?具体例や成功させるポイントも簡単に紹介

コミュニーケション能力

マネジメントする人物として最も必要になる能力です。

チームをまとめることをはじめとして、クライアントのニーズを上手くメンバーと共有したり、クライアントからニーズを引き出す際にも大きく関わってくる能力になります。

前述にもありますが、クライアントはプログラムの専門家だけではありません。専門的なことを分かりやすく、言葉を言い変えて相手に伝えることはトラブルを起こさないためにも大切です。

この能力の差で、開発の速度までも異なる場合もあります。

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システムエンジニアの気になる年収は?

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気になるシステムエンジニアの年収は、おおよそ450~550万円です。しかし、会社や個人のスキル、経験によって異なります。

優秀であれば、20代であっても年収800万円を超えるケースもあります。故に、年収に関しては個人差の大きい職種といえるでしょう。

キャリアとして、ITコンサルタントが考えられ、年収も大幅に昇給します。また、外部の開発のみでなく、自社システムを切り盛りする社内SEという仕事もあります。

平均年収について、下記をご参考ください。

  8位  ITコンサルタント  627万円
26位 社内SE  514万円
44位 システムエンジニア・プログラマ  467万円
74位  一般事務  361万円

引用元:DODA平均年収ランキング(2016年版)

文系でもシステムエンジニアになれる?

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システムエンジニアというと理系出身の方が多いイメージをお持ちかもしれませんが、実際の現場では文系のシステムエンジニアが多く活躍しています。

理系出身であることが採用に有利とは限らず、やる気があれば文系や理系関係なくシステムエンジニアになることができます。

文系であるからといって、システムエンジニアになれないことはないので安心してください。

ただし、考え方やアルゴリズムといった部分は数学的な考え方が多くあり、専門知識は必要です。

それらを地道に習得できれば、立派なシステムエンジニアになれることができます。

また、一般的に理系の人材に比べて、文系の人材はコミュニケーション能力が高い傾向にあります。

エンジニアの仕事は、机に向かうことが多いイメージかもしれませんが、チームのメンバーやクライアントと話すことが多くあり、コミュニケーション能力はシステムエンジニアの仕事に必須な要素です。

すべての文系の人材が、コミュニケーション能力が高いわけではありませんが、文系の強みを生かせるシステムエンジニアとしてアピールできるでしょう。

やる気があれば誰でもなれる仕事でもあり、プログラミングもセンス等が多少ありますが、結局は努力が身を結びます。

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システムエンジニアがキャリアアップするには?

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一般的には他の職業と同様に、それぞれの会社で管理職研修や昇級テストを受けてキャリアアップしていきます。

キャリアアップすると現場での設計やプログラミングからは離れ、プロジェクト全体のマネジメントが主な業務になり、中間管理職の立場となります。
キャリアアップはプロジェクトの成功など実績を考慮されることも多いようです。

日本の文化として、1つの会社に勤め続けることが多い傾向ですが、システムエンジニアは少し異なります。

システムエンジニアは転職を繰り返すことでキャリアアップを狙える珍しい職種でもあります。上手く転職ができれば、年収アップも期待できるでしょう。

エンジニアの定年は?「35歳定年説」の実態とキャリアアップのヒント

システムエンジニアに役立つ資格

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システムエンジニアとして働く上で取得すると、役に立つ資格をいくつかご紹介します。

就活・転職だけでなく、スキルアップとしても資格取得を目指すといいでしょう。

  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験

ITパスポート試験

経済産業省が認定している情報処理の入門となる国家資格です。

試験内容として、「パソコンの操作ができる」「表計算ソフトが使える」という初歩的なレベルにとどまらず、ITを積極的に活用する知識も求められます。

特別な試験資格はないため、どんな方でも簡単に受けることができる資格試験です。
試験はすべて4択のマークシート方式で、出題の範囲は大きく分けて3分野で、「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」とあります。

  • ストラテジ系では、主に企業戦略やシステム戦略が問われます。
  • マネジメント系では、プロジェクトマネジメントからサービスマネジメント、システムの開発技術まで様々です。
  • テクノロジ系では、プログラミングの技術が問われます。範囲は広く、アルゴリズムやコンピュータの基本構成、データベース、セキュリティまで問われます。
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基本情報技術者試験

コンピュータ科学基礎やコンピュータシステム、セキュリティから標準化まで広い分野からの出題がされます。

試験は午前と午後と分かれて1日あり、午前は基礎知識、午後はデータベース・ネットワーク・セキュリティの出題となります。

擬似言語やプログラム設計、プログラミングの言語問題2つを回答します。

これはITパスポートに比べると難しい試験ですが、国家資格なので持っていればスキルの証明に十分役立つでしょう。

本格的にシステムエンジニアを目指している方は、まずこの資格を取得されることをお勧めします。

応用情報技術者試験

こちらも国家資格であり、取得の一段と難易度が高くなっています。

基本情報技術者の資格を持った新卒の学生はいても、応用情報技術者の資格を持っている学生はなかなかいない程度に難しい試験です。

4年制大学を情報分野専攻で卒業し、その後も継続的に勉強していくと受かるというレベル感です。

難しい試験ですが、取得できれば大きなアピールポイントになるでしょう。また、スキルアップにもなるので、就職後も取得を目指すといいでしょう。

まとめ

システムエンジニアの仕事から必要な知識、就職や転職に役立つ資格情報など、様々な情報をお伝えしました。

システムエンジニアの仕事はプログラミングだけでなく、プロジェクトのマネジメントの技術が必要です。

技術と共に、マネジメントについてもスキルアップしていく必要があります。

システムエンジニアの分野は、技術が常に進歩するため、資格や必要な知識が目まぐるしく変化していきます。

Web系の業界では他の職業とは異なり、Webならではの流行もさらに加わります。

システムエンジニアを目指す方は、常に最新の情報に目を配るようにするといいでしょう。

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