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ビットコインで世界の貧しい子供たちに1円でも多く寄付を届けたい!ミスビットコイン・藤本真衣氏インタビュー

更新: 2020.07.15

今、ビットコインに世界中の企業から注目が集まっています。ビットコインは2009年から始まり年々、取り扱う企業も増えてきました。

今回、ビットコインを使って事業を展開し、最近TVや雑誌で引っ張りだこのミスビットコイン(業界内の敬称)、株式会社グラコネ代表取締役兼ビットコイン寄付プラットフォーム運営の藤本真衣さんにお話を伺いました。<プロフィール> 藤本 真衣(ふじもと まい)

株式会社グラコネ代表取締役。Bitcoinで支援先に寄付ができるプラットフォーム「KIZUNA」を運営。

 

ビットコインとは何か

まずビットコインのことを知っておきましょう。

ビットコインとは、インターネットで取引を行うデジタル通貨です。銀行や政府などの第三者(中央集権)を介さずに、分散型のP2Pネットワーク上で取引が可能な通貨です。

海外送金にかかる時間や手数料を大幅に削減できる仕組みがあります。

またビッコインの上限枚数は
2100万ビットコインと決められておりこれを増やすことが出来ないことから「ゴールド=金」と同じ性質を持っていると言われています。

出典:[FinTechとは何か?たったの3分でわかる3つのテクノロジー | TECH::NOTE

ビットコインについてあまりわかっていない、という方はこちらも必読です。

ブロックチェーンとは?ビットコインとの違いは?マイニングって何?【初心者のための基礎知識】

ビットコインで1円でも多く届けたい。寄付プラットフォーム「KIZUNA」

−−まずはじめに藤本さんの簡単な自己紹介をお願いします。

株式会社グラコネの代表を4年前からやっております。

会社名のグラコネは「グラビテーション」と「コネクト」の造語で、引き寄せて繋げるという意味合いです。基本的に企業マッチングやPR・ブランディング事業を行なっていました。

ここ1年で色々な仕事を手放し、日本進出したいビットコインやブロックチェーン関連企業のローカライゼーション・マーケティングPR・マッチングのお仕事に絞るようにしています。

そして1番力を入れているのが、2017年1月に立ち上げたビットコイン寄付プラットフォームの「KIZUNA」です。数年前から立ち上げを思い続け、やっとローンチする事ができました。


−−「KIZUNA」というビットコインを使った寄付事業を始めようと思ったキッカケは何だったのでしょうか?

私自身子供に携わる仕事を10年近くやってきたのですが、最初にやったお仕事は勉強が苦手とか嫌いな小・中学生対象の家庭教師のコーディネーターです。

述べ3000人を超える子供達とコミュニケーションを取り、やる気を引き出した上で、その子に合った家庭教師のコーディネートするお仕事。1人1人のお子さんの課題解決していくことにやり甲斐を感じていました。

そして、次第にもっと根本的な問題解決をしていきたいなと思い携わったのが、寄付プラットフォームを立ち上げるプロジェクトだったのです。

そのプロジェクトを進める中で、海外送金の手数料が高く「マイクロペイメント=少額決済」にしても手数料が高いという問題に直面している時に、ロジャー・ヴァー氏と出会いました。


「ビットコインだと直接銀行を介さずほとんど手数料もかからず現地の子供に送ることが出来るんだよ」
という彼の言葉で、ビットコインの底知れない可能性を感じ興味を持ち始めました


−−ビットコイン取引において詐欺なども増加傾向にあります。藤本さんが思う安全な取引方法の見極め方など、どう感じているのかを教えてください。

正直なところ、私は技術者ではないので、その”詐欺”と言われている数多くのプロジェクトの技術自体が今後どうなっていくのかは分からないです。

ただ法律が追いついていないだけなのか、最初から騙す目的で根本的に技術もないのに口からでまかせを言っているだけなのか。これについては発言が難しいところです。

ただ、技術以前の問題で、実際売り方に問題があったり、どう考えても悪意をもってやっているプロジェクトも中にはいることも確かです。

どの業界でも、絶対そういう人はいて、排除する事は不可能なので、最終的に「自分の身は自分で守るしかない。」と思っています。欲に目がくらんで他人の言うことだけを信じるのではなく、自分自身もしっかり調べて勉強することで、リスクヘッジをする事が大事です。

ビットコインの仕組みや今後の可能性について詳しく知りたい方は、コチラの記事もオススメです。
ビットコインをVisaクレカと同じように日常生活で気軽に使える!Wirex社CEO独占インタビュー

大手企業によるビットコインやブロックチェーンの導入

−−最近、ビックカメラや大手企業でビットコインの決済も増えてきましたが、どのように感じていますか?

ビットコインのビの字も広まっていない時から関わっているので、普及していることはものすごく嬉しいです。

数年前は、使える場所が少なかったので、エクスペリアでビットコインの決済ができた時には、エクスペリアで旅行券をビットコインで買って、ビットコイン決済のできるバリのカフェにわざわざ行っていました(笑)懐かしいです。

同じように、インバウンド(外国から国内へ訪れてくる旅行者のこと)で来た観光客が大量に使ってくれることによって日本経済が潤い、プラスに働けばいいと思っています。

ただ、ビックカメラでは、ビットコイン決済は10万円までしか使えないという規制もあるので、そのうちこの規制も外れてビットコインの良さが更に活かされるのではと感じています。


−−藤本さんが感じるビットコインの最大の魅力は何でしょうか?

ビットコインによって今までのお金の概念がまったく変わりました。

「非常識的」なこのビットコインの概念自体が魅力的です。歴史の本の中で大きなタイトルが刻まれた感じ。これからも今までの”常識”を覆すような事がたくさん起きていくんでしょうね。映画を見るよりビットコイン業界に使ってる方がだいぶ面白いです。(笑)

初心者がビットコインを勉強するなら必ず知っておいてほしいこと


−−初心者がビットコインを勉強するなら何から手をつけたらいいでしょうか?

私自身も初心者向けの勉強会をやっているのですが、初心者が勉強するなら「管理方法」を徹底して学ぶよう勧めています。持つ前に安全な管理方法を知るって最低限必要ですよね。どれだけ言っても「ビットコインを失くしてしまった」という声が後をたたないので、管理方法については口を酸っぱくして言っています。

 

−−藤本さんが主催されている勉強会について教えてください。

「Bitcoin School」という名前のコミュニティーを運営しています。私と、「マスタリングビットコイン」という著書を翻訳をした今井さん、トレード分析で有名な佐々木さん、ビットコイン・ブロックチェーン起業家の篠原さんと4人がそれぞれの目線で、ビットコイン・ブロックチェーンの情報を配信していきます。

 

−−答えづらいかもしれませんが、ここだけでしか話せないビットコインやブロックチェーンの話題を教えていただけますか。

あまりオープンでは言わないのですが、

(1)ビットコインデビットカードシェアNo1企業の日本進出のお手伝いをしたり、

(2)マイニング(ビットコインの採掘)でもトップ3にも入る海外マイニング企業の日本進出のお手伝いをしたりしています。

実は、「日本が注目されている」「日本すごい」という感覚がこの4月以降ものすごくあって、さすがにこちらではお話しできませんが、まだまだ話題はあります(笑)

7月くらいにどんどん新しいものがリリースされるので、そちらを楽しみにしててください。


−−藤本さんは技術者ではないですが、ビットコインやブロックチェーン業界で、ITエンジニアの重要性についてどう思われますか?

エンジニアの方々は「コードで世界を変えられる」と思っていまして、この業界に携わるようになってから、尚更ITエンジニアの重要性を感じて尊敬しています。

実際に私も「KIZUNA」を開発するにあたって、強力なITエンジニアを探していますが、そう簡単には見つかりません。見つかったとしても、そのようなITエンジニアは取り合いになってしまいます。「世界のイノベーションを起こしていきたい」という想いを持ったITエンジニアの方がいたら是非、紹介していただければと思います。


−−ソースコードは資産だと言われますが、実際にプログラミングを学ぶことに関してはどう感じていますか?

周りから「プログラミング勉強したらどう?」と言われることが多く、最初は冗談で言ってると思っていました。しかし実際のプロジェクトを進めていくにあたり、自分がプログラミングを理解できているのとできていないのとでは全然違うという事を肌で感じています。

実際に、起業家友達の女性でプログラミングを始めた子もいて、その重要性をものすごく感じてます。


−−「KIZUNA」について教えてください。

KIZUNA.Worldで検索するとサイトが出てきます。

5月にニューヨークで開催されるカンファレンスに行くので、それまでに寄付先を増やそうと思っています。

「良い寄付」と「悪い寄付」と言うと語弊があるかもしれませんが、最初は見極めることに慎重になりすぎていました。本当に子供達の自立に繋がっているのか?と考えれば考えるほど、チョイスが厳しくなり過ぎてお断りするケースも多くありました。

この中で1つだけプロジェクトを紹介すると、「シリア難民とルワンダの青少年を『「戦争を本気で無くす』」リーダーに育成する学校を始動」というプロジェクトがあります。

これは、戦争を実体験した子供たちに、戦争を無くすためのリーダーになってもらうためのプロジェクトです。4ヶ月で世界中の277人の方から約277万円分の寄付が集まっています。(5月25日時点)

実際、このプロジェクトでは、有志の先生方が子供たちにエンジニアリングやブロックチェーン技術についても教えました。

その後、最後の授業で「君たちはブロックチェーンを使って何を変えたいか?」という質問を投げかけた時に「臓器売買の不正を防ぐためにブロックチェーンを使いたい」など私たちが思いもつかないような案が出てきたそうです。問題意識が違うというか、そういう子たちに教える事の大切さが身にしみた瞬間でした。

引き続き、子供達の自立や支援になるような活動を「KIZUNA」ではサポートしています。

そして、今後はこの仕組みをオープンソース化していこうと動いています。ビットコインで簡単に資金調達できる、対等にチャレンジできるようにしたいです。


−−この画面にあるQRコードからすぐに読み込んで送金(寄付)ができると言うことですか?

はい。そうです。
私も熊本の震災の時に、実際に様々なサイトで寄付をして感じたことが2つありました。

1つ目は振込の素早さについてです。

私が3つ寄付をしたうち、1つはビットコインを使った寄付でした。別の2つの寄付サイトは通常振込で、はじめに会員登録とログインをして、更にATMに足を運んで、そこから振り込みをしてなどの手順を踏んだのですが、改めて大変だと感じました。ビットコインであればその場でQRコードを読み込んで完了します。「素早さ」の面でビットコインのメリットは非常に大きいです。

2つ目は1円でも多く届けたいというビットコインのコンセプトについてです。

通常振込の場合、海外だと10万円を送る際にだいたい5,000円の海外送金手数料がかかっていると思います。ビットコインだと、現在は手数料が少し高くなってきていますが、それでもだいたい100円くらいです。ワクチンが1本20円だとすると、その差額分で何百本も多く送ることが可能なのです。

そのためNPO、NGOの団体の多くの方々にこの技術を取り入れていただき、世界中の人々から集めたお金を、1円でも多く現地に届ける方法を知っていただけたら良いなと思っています。

以上を踏まえて、この「KIZUNA」の周知と、ビットコインを良い方向で使っていただくことが私の願いです。


−−改めて確認ですが、「KIZUNA」プロジェクトとして最低寄付金額というのはあるのでしょうか?

いえ、無いです。ビットコインの現在の使用上、1円とかだと届かない場合も出てきちゃっていますが、例えば100円とかでも送る事ができます。

ビットコインの分裂について

−−最近ビットコインのハードフォーク(分裂)も話題ですが、こちらに関してはどうですか?

“分裂とは、ビットコイン開発メンバーによる対立のことで、今のビットコインの技術では足りない部分を、新たな技術を使って発展・拡張させる(これをビットコイン業界ではスケーラビリティと呼ぶ)ために、2つの意見に分かれた出来事。”

表面上、一旦は落ち着いたようにも見えますが、実際は重要な問題なので、議論は続いています。

ハードフォークは言葉の通り、フォークのように分裂するということです。

ビットコインの場合は、マイニング(ビットコインの採掘)をやっている人や、エンジニアの方、ビジネスよりの方々と、それぞれのポジショントークになってしまう事もあり複雑に絡み合っているのが原因です。


−−全ての暗号通貨においてハードフォークは起きることなのでしょうか?もしそうだとしたら、多くの人が使おうとなった際に安定しないと思うのですが、今後の発展性(スケーラビリティ)についてはどう思われますか?

ハードフォークは起き得ることです。今まで(銀行を中心とした経済)は中央集権だったので、市民が発言できなかったわけです。


しかしビットコインのような非中央集権的な世界を望む人たちからしたら、発言すべき、発言できる状況になる、これが重要だと感じています。


−−私の周りに実際に
Mt.Gox(マウントゴックス)事件、通称ゴックス化にあった方がいます。藤本さんはどうでしたか?

私は自分のウォレットに入れていたので事件は免れました。


Mt.Gox(マウントゴックス)とは、2010年から取引を開始し、長い間世界最大のビットコイン取引量を誇っていた東京の渋谷に本社がある取引所でした。日本円とビットコインの直接取引ができた唯一の取引所でもありました。


しかし、2014年2月28日、Mt.Goxが保有する約85万BTCがハッカーに盗まれたとして、負債額65億100万円で民事再生法の適用を申請しました。その後、取引は完全に停止しています。

[出典:Mt.Gox – 取引所 – ビットコインの入手 | Bitcoin日本語情報サイト]

(説明:上記を「ゴックス化」と呼んでいます。)

ビットコインの管理方法

−−確かに取引所に預けたままにするのではなく、自分のウォレットに保管することは大切ですね。

先述した通り管理方法はとても大切です。当たり前のことかもしれませんが、「パスワード」や「復元フレーズ」を忘れないことや、「取引所に預けたままにしない」といったことを心がけましょう。


−−実際に取引所に預けたままにしている人は多くいらっしゃいます。その管理方法で一番良いと言われているものにハードウォレットというものがありますが、種類はいくつかあるのですか?

そうですね。ハードウォレット(専用の端末機器にビットコインを保管できる端末)を購入した方も多くいるのですが、使い方がわからない方も多くいらっしゃいます。他にはTREZOR(トレザー)KeepKey(キープキー)などがあります。


−−個人的にはKeepKey(キープキー)が一番かっこいいと思います。また、やはり初心者だと「ハードウォレット」とは何?となってしまうかもしれません。

KeepKeyはかっこいいですよね。

「ハードウォレット」や「モバイルウォレット」、「ペーパーウォレット」など色々あります。

【補足説明 | 里】

ハードウォレット(端末機器):専用の端末機器にビットコインを保管できる端末。モバイルウォレットと違い、インターネットに接続することなく保管が可能なため、ペーパーウォレットと同じくセキュリティ面で優れています。私たちが普段日本円で使っている財布のビットコイン版だと思っていただいて大丈夫です。日本でも有名なハードウォレットに、「Trezor(テラゾー)」「Keep Key(キープキー)」「Ledger Nano(レジャー・ナノ)」「Ledger Nano S(レジャー・ナノS)」などがあります。

モバイルウォレット(携帯):私が普段使っているiPhoneやAndroidのアプリをダウンロードして保管する方法です。実際にモバイルからQRコードを読み込んで操作が可能なため、とても素早く決済が可能という利点があります。アプリによってアプリ提供先に保管されているなど、仕様が各社によって異なるためセキュリティ面で一概に安全だと言えないこともあります。

自己責任での保管にはなってしまいますが、実際に私が使っているアプリは「Bread Wallet(ブレッドウォレット)」「IndieSquare(インディスクウェア)」「Jaxx」「Zaif(ザイフ)」が国内では有名です。

ペーパーウォレット(紙):秘密鍵と呼ばれる暗号のパスワードやアドレスを紙面に残すことで、誰にも見られないように保管する方法。自分以外の人間に見られないようにすることが重要で、また燃えないように金庫に保管するなどしてセキュリティを強化してください。

また、買い方が分からない方も多くいます。買っても設定方法がわからないって人もいます! 確かに分かりづらいんですよね・・・。

実は、私も運営に関わっているBitBiteCoinというメディアでハードウェアーの設定方法の動画は撮りためているので、近々公開できるようにするので、お待ちください。

改善(不正)できない評価の仕組み

ーーブロックチェーンの改ざんできない話題について教えてください。

ブロックチェーンについては、次回紹介する株式会社シビラの篠原さんが面白い話をされると思いますが、(株式会社シビラは、「野菜のトレーサビリティー(商品の製造過程と流通経路)」をブロックチェーンで管理していくという面白い企画をやっている会社です。)

KIZUNAでいうと、将来的にブロックチェーンを使って改ざんできない、寄付した人と寄付された人のデータをデータベース上に保存していくことを視野に入れています。

Uber(ウーバー)やAirbnb(エアビー)などの評価システムも今後色々なところで利用されてくると思いますが、「寄付した人」「寄付された人」の情報や評価も非常に大切になってくると思います。

発展途上国ではクレジットカードを使わない人も多くいるので、先進国のように信用情報を貯めていくことができません。そうなったときに、寄付されたものをしっかり使ったのかどうかも含め、それをブロックチェーン上で評価として履歴を構築していこうと動いているのです

ビットコインはM to M(マシーン to マシーン)へ

ーートレーサビリティーは私もよく聞くのですが、それを野菜に使うのは新鮮ですね。

実は「ビットコインは人と人だと正直、使い辛い」「ビットコインは好きだけど、正直ビットコインじゃなくてもいいよね」という話しも耳にします。

そこでビットコインは人のためではなくて、2020年までには500億デバイス、2025年までには1兆を超えるデバイスが繋がる、機械と機械[M to M(マシーン to マシーン)]とのコミュニケーション、人とAI(機械)とのコミュニケーションで使われるマイクペイメント(少額決済)というビックワードになっていくだろうねと話をして、私もそうかもしれないと感じました。

野菜のトレーサビリティーもそうです。例えば今まで大事におばあちゃんが育てた野菜(大根)があったとします。その大根が嘘をついて売られたとしてももちろん大根は言葉を発することができないですよね。

今まではそのまま食べられていたものが、これがブロックチェーンでトレーサビリティーを管理して、改ざんできない仕組みで生産者を守り、「この大根はこのおばあちゃんが頑張って作った野菜なんです。」とみんなに分かって食べてもらえる。

こんな仕組みができれば、言葉を発しない野菜にも言葉を与えることと同義になるので、今あるビットコインやブロックチェーンの使い道や決済以外の価値を作っていけたらと思っています。

あと面白い取り組みとして「SoulGem」という婚姻証明ができるアプリがあります。これもシビラさんが開発したアプリなのですが、簡単にいうとブロックチェーン上に「永遠に愛が刻まれる」のです。

国が認めたから僕らは夫婦なのか?・・・違うでしょって。僕たちが愛し合っているから夫婦なんだよね。国に認められるとか認められないとか関係ないと。

もう感動でした。「僕たちは誰に認められなくてもここに愛の証明を刻もうよ」と。これを知れば知るほど、世界の宗教問題や同性愛者の問題なども解決してくれるのでは?「ブロックチェーンを使って愛を刻もうよ」でいいじゃないと。そう思えてくるようになりました。


この世にノード(一人一人の端末やデバイス)が残る限り、その愛の証明が残る
って素晴らしいです。


−−確かにそういう問題を解決できるのは良いですが、逆に離婚したときも残るのでしょうか?(笑)

はい、残ります(笑)悲しいですけれども(笑)

ICOと資金調達

さきほど「KIZUNA」でデータを貯めていくお話もしました。

もう1つKIZUNAの支援をしている子供達が、今は食べることにもひと苦労で生活しているかもしれません。

そんな子供たちが大人になったときにもし、次は自分の国を助けるために自分で何か事業を興したいとなったら、そこに資金調達ができる仕組みを作りたいと思っています。

仮想通貨で資金調達できることを「ICO」(Initial Coin Offeringの略で仮想通貨上場のこと)と言います。

例えば本当に戦争を無くしたいと思う起業家が出てきたときに、普通に資金調達することは難しいですが、仮想通貨なら資金調達ができます。KIZUNAのビジョンとしては、そうすることで子供達が将来自立して資金調達できる仕組みを作っていきたいと思っています。


−−先ほどICOの話しが出てきました。詐欺が多いとうのも最近話題ですが、どんな詐欺が多いのですか?

資金を一瞬で何十億を集めて、そのままトンズラするというのもあるようです。


−−クラウドファウンディングの良さを使った悪質な詐欺があるということでしょうか。

そうですね。数時間で億単位の規模で集められたりするので、そのままトンズラしたり・・・それはかなり悪質ですね。

また集めるだけ集めて、まだうまく動いてるプロジェクトがほとんどないのも現状です。ただ、最近の日本の風潮で、ICOを語ると全部詐欺みたいな疑われ方をするのはなんか違うなと思っていて。

現状はそのようなものが多いですが、実際に機能していけば、誰もが対等にチャレンジできる為の大切な手助けになっていく事は間違いありません。


−−藤本さんに改めてお聞きしたいのですが、テックキャンプのようなプログラミングIT教育事業に「期待する」ことは何でしょうか?

私のKIZUNAでもそうですが、エンジニア不足で困っている会社が多いので優秀なエンジニアをたくさん育てていただきたいです。


−−藤本さん、今日は貴重なお時間ありがとうございました。

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この記事を書いた人

里優裕
この記事を書いた人

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