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【ゲーム開発初心者必見】ゲームプログラマーとは?仕事内容など徹底紹介

更新: 2018.07.02

あなたはゲームプログラマーに興味はありませんか?

しかし、「具体的にどのような仕事かわからない。」「どうすれば、就職できるのかわからない。」と悩み、一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ゲームプログラマーの仕事について詳しくご紹介します。

この記事を読めば、ゲームプログラマーの仕事内容やキャリアパスをはじめ、ゲーム業界の未来についても理解できます。

ゲームプログラマーとは?

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チームでプログラムを組む

ゲームプログラマーとは、C++やC言語などのプログラミング言語を用いて、企画や構成に従いゲームを構築するクリエイターです。

ゲーム製作は、さまざまな方が技術や力を合わせて進められます。

どのようなゲームを作るか企画するディレクターやプランナー、シナリオを考えるシナリオライター、キャラクターや背景などを担当するグラフィックデザイナー、ゲーム内の音楽を手がけるサウンドデザイナーなど多くの役割にわかれています。

このように、ゲーム製作はチームとして、それぞれの役割をプロフェッショナルが担当して行われることが一般的です。

その中で、ゲームプログラマーは設計書に従ってプログラムを構築し、ゲームを形にしていく重要な役割を担います。

そのため、ゲームプログラマーはプログラミングの知識だけでなく、コミュニケーション能力や開発しているゲームをよく理解し、形にできる豊富な知識も求められます。

 

ゲーム製作に大きく関与

ゲームプログラマーは企画書や仕様書を理解し、プログラムを構築していきます。キャラクターや音楽をはじめ、ゲームが意図された通りに動くように作ることが求められます。

また、ゲームプログラマーは指示されたとおりに作るだけでなく、それぞれのゲーム性を理解して、操作性や動きを考えられるセンスも必要です。

そして、デバッガー(チェックチーム)により、設計通りに動くかプログラムのチェックを行い、必要があれば修正を行います。この作業を繰り返してゲームを製作します。

ときには、想定していないバグと呼ばれる不具合が起きることもあります。ゲームプログラマーには、解決するための幅広い技術・知識が求められます。

このように、優れた企画や美しいグラフィックやサウンドがあっても、ゲームプログラマーが形にしなければ面白いゲームはできあがりません。

 

企画の修正・調整役

プログラミングを行うにあたり、ゲームの企画について、ゲームプログラマーはそれが実現可能かどうか判断する必要がある場合もあります。

どれだけ優れた企画であっても、企画通りにゲームが動かなければ商品として成り立ちません。

もし、実現が難しいと判断した場合には、最もゲームの仕組みに詳しいゲームプログラマーが、技術的な観点から企画に対して意見を伝え、実現可能な形を提案することが必要になります。

このように、ゲームプログラマーはゲームのプログラムを指示通りに作るだけでなく、ときには企画にも関わることがあります。

 

どんな人が向いているのか?

ゲームが好きで、たくさんプレイした経験がある

ゲームプログラマーに向いている人は、何と言ってもゲームが好きで、一般より多くプレイしている方です。

なぜなら、ゲームを多くプレイしていることは、一方で優れたゲームユーザーであるといえるからです。製作するゲームに対して、優れたユーザーとしての目線があれば、正確で客観的な判断が行えます。

また、ものづくりをする職業であるゲームプログラマーには創造性・感受性などのセンスの良さが必要です。

このセンスは、興味を持って多くのゲームをプレイし、「なぜ面白いのか」を分析することで磨けます。また、雑誌などのゲーム業界以外のさまざまな情報に触れることもセンスを磨くうえで大切です。

ヒット作をつくるためには、ゲームとしての新しさだけでなく、ユーザーの気持ちを理解した面白さがなければなりません。

そのため、ゲームを多くプレイすることは、ユーザーとしての目線・クリエイターとしてのセンスを磨くうえで大切な経験といえます。

 

様々な立場のひとと良好な関係が築ける

ゲーム製作は多くの人が関わり、さまざまな役割にわかれてチームとして進められます。

そのなかでゲームの設計を行いますので、ゲーム内容やデザインの確認など、さまざまな方とコミュニケーションを取る機会があります。

チームとして仕事を行う上で、それぞれの考えを理解して意見を交わすことが大切です。

そのため、ゲームプログラマーはさまざまな方の意見や企画の意図を理解し、時には自分の考えを伝え、良好な人間関係を築けるコミュニケーション能力を持った方が向いているといえます。

 

心身ともに健康を心がけられる

激務といわれるゲーム業界では、時に精神力と体力が求められる状況もあります。

たとえば、納期前の忙しい時期や予期せぬバグが発生した時には、泊まり込みでの作業が必要になることもあります。

また、不具合によっては繰り返しの修正と確認が必要となり、こだわりを持って投げ出さないことが求められます。

このような厳しい状況を乗り切ることができる体力や追い込まれても耐えられる精神力を保てる方が向いているといえるでしょう。

 

専門知識を主体的に身につけられる

技術は常に進歩を続けており、技術の探求を続けることは必要不可欠です。

特に移り変わりの早いゲーム業界においては、情報や市場の動向にアンテナを張りめぐらせ、進んで新しい知識を得られる方はゲームプログラマーに向いていると言えます。

そして、身につけた新しい技術・知識を活用できれば、今までにない新しいゲームを作ることもできるでしょう。

また、技術の探求はあなたのゲームプログラマーとしての価値を向上し、キャリアパスの実現にもつながります。

 

プログラマーとして意見が言える

前述しましたが、ゲームプログラマーはゲームを形にするため、開発しているゲームについて理解し、実現可能な方法を提案する必要があります。

そのため、他のメンバーの要求がゲームとして実現できない場合には、意見が言えることも必要です。

例えば、プラットフォームとしているハードのスペックを大きく超えてしまうような要求があった場合には、明確に意見を伝え、企画の見直しを提案することになります。

また、できないと意見するだけでなく、代替案を考え、できる限り要求に近い形で実現できる提案をすることも求められます。

 

労働環境は過酷?

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年収は少なめ、残業代によることも

Career Gardenによると、ゲームプログラマーの年収は300万円〜500万円程度となります。これは一般的なIT系のプログラマーの年収が350万円〜500万円に比べるとやや低めです。

また、ゲームプログラマーの年収は会社の規模によっても変わります。

100人以下の企業では平均年収が約365万円、1000人以上が勤める企業になると平均年収は約617万円となり、大手の企業の方が年収が高い傾向があります。

そして、残業代よっても収入は大きく変わりますので、年収が気になる方は残業代の有無を確認して働く会社を選ぶと良いでしょう。

 

納期直前は特に激務

ゲームプログラマーの仕事は、納期前や進行状況により激務になる場合もあります。

スケジュール通りに進まない場合や想定外のバグが発生した場合などには、納期に間に合わせるために、勤務時間を超えて作業を進める必要があります。

また、ゲームメーカーから開発を依頼される下請けの開発会社になると、ひとりひとりにかかる負担が大きくなり、このような厳しい状況になることが多く見られます。

すべてのゲーム会社においてこのような状況になるとは限りませんが、ゲーム業界を目指す方は激務になることを覚悟をしておいた方が良いでしょう。

しかし、ゲーム製作は常に激務というわけではなく、プロジェクトの合間には定時で帰ることもできます。

このようなプロジェクトの合間の時間で、しっかりとリフレッシュして次のプロジェクトに備えることも重要な仕事です。

 

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キャリアパス

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専門学校か大学か

ゲームプログラマーになるには、ゲームの専門学校を卒業後にゲーム会社に就職するのが一般的です。

ゲームの専門学校はゲームに特化した学習ができ、プログラミングのスキルも身につけられるので、即戦力が求められることが多いゲーム業界では就職に有利になります。

しかし、大手のゲーム会社ではスキルよりも将来性や幅広い視野を持ったマーケティング能力が重視されることがあり、大学を卒業した方が有利な場合もあります。

このように、専門学校と大学のどちらにも特色がありますので、目指す企業によって進路を決めると良いでしょう。

 

専門学校

ゲームの専門学校では、作るゲームによってコースが分かれています。ゲームのプラットフォームの違いにより、求められるスキルが大きく異なるからです。

たとえば、3Dゲームプログラマーには3D処理の理論の理解やスキルが求められ、オンラインゲームプログラマーにはゲーム製作の技術だけでなく、サーバーをはじめとするネットワークの知識も必要になります。

このようにゲームプログラマーと言っても、さまざまな種類があり、それにより求められる技術も異なります。

そのため、自分がどのようなゲームが作りたいかを考え、それにあったゲームの専門学校を選ぶ必要があります。

ここでいくつか、専門学校をご紹介します。

・日本工学院

FireShot Capture 237 - ゲームの専門学校|4・2年制 I 東京_ - http___www.neec.ac.jp_department_creators_gamecreator_

ゲームクリエイター科が4年制・2年制とあり、「ゲームプログラマーコース」「ゲームプランナーコース」「ゲームCGデザイナーコース」「ゲームビジネスコース」が設定されています。

 

・HAL

FireShot Capture 238 - ゲーム専門学校のHAL|目指せる職業ゲーム分野のお仕事 - https___www.hal.ac.jp_job_game.html

出典:HAL

ゲームプログラマーを始め、エフェクトデザイナー、ゲームシナリオライターなど、幅広い職業を目指せる学校です。

卒業生も有名会社に勤めている実績もあり、申し分ありません。

 

・日本電子専門学校

FireShot Capture 239 - ゲーム分野|プログラミング・プランナー・ゲームCG|日本電子専門学校 - http___www.jec.ac.jp_course_game_

出典:日本電子専門学校

「ゲーム制作研究科」「ゲーム制作科」「ゲーム企画科」とあり、どれも文部科学省 職業実践専門課程 認定学科 として認定されています。

卒業後の就職先も、有名企業をはじめとして多数の実績があるので安心です。

 

大学

大学に通いゲームプログラマーを目指す場合には、ゲーム開発のスキルが学べる「情報科」がおすすめです。

また、同じ科の学生とチームを作り、ゲームを一から作ってみると良いでしょう。実際にゲームを作ることで、喜びや失敗する経験、またゲームをチームで作る経験を得られます。

このような経験があれば、技術の証明や意欲のアピールにつながり、就職活動を有利に進められるでしょう。

 

必要になる資格・スキル

ゲームプログラマーになるために必要な資格は特にありません。しかし、ゲームプログラマーとして働く時に求められるスキルや知識を認定する資格はあります。

その中で、唯一の国家資格が得られるのが情報処理技術者試験です。IT関連の幅広い知識を持っていることが証明できるこの試験は、IT業界をはじめ、多くの企業に認知・活用されています。

そして、ゲームプログラマーを目指す方におすすめしたいのが基本技術者試験です。基本技術者の資格はITの基本的なスキル・知識や、システム構築を行えるプログラミングのスキルを持っていることを証明できます。

次にゲームプログラマーに限らず、ゲーム業界で今後働いていく方が身につけるべきスキルが語学力です。

これからのゲーム会社は、世界のマーケットを視野に入れたゲーム製作が必要になるからです。

そのため、海外の方とコミュニケーションを取る機会も多くなります。英語のスキルの指標となるTOEICでは「ある程度英語でコミュニケーションができる」700点以上が目標になります。

このように、基本技術者の資格や英語のスキルがあれば、能力だけでなく意欲のアピールにもつながり、就職活動を有利に進めることが可能です。

 

ゲーム業界の将来性と求人

慢性的な人手不足

オンライン分野のゲーム市場の拡大によってゲーム業界は急成長を続けており、ゲームプログラマーの需要は高くなっています。

しかし、人材を求める企業は多いのですが、人件費の問題から雇用できる人数が限られることや即戦力を求める企業が多く、ゲーム業界は慢性的な人手不足となっているのが現状です。

また、スキルのある人材は多くの企業から必要とされますが、後に続く人材が育成できていないこともゲーム業界が人材不足である理由です。

開発現場だとまず専門的な技術が必要である事。
それなのにどうやってそれを身につけたらいいのか
業界が学生さんや周囲に伝えきれてない事。
昔は8人で作れたのに今は10倍、業界の拡大に伴って
需要が上回ってる事・・・等。
う~ん、他にも沢山ありそうです。

引用元:やまちかつれづれ帳_ゲーム業界が人手不足なワケ~やまちか一問一答

 

開発費高騰・販売不振で厳しい

業界動向サーチによると、日本のゲーム業界の業界規模は約2兆9800憶円となり、日本の重要な産業のひとつといえます。

また、スマートフォンアプリやソーシャルゲームなどが人気を集め、ゲーム業界は規模の拡大を続けています。

その反面、家庭用のコンシューマゲームは、趣向の違いによる海外での苦戦や少子化などの影響により市場が縮小しているのが現状です。

また、日本のゲーム市場は平均年齢が34.9歳と低い傾向があり、子供のユーザーが多いことがわかります。逆に見れば、成人してからもゲームを楽しむ方が少ないことも表しています。

そして、ゲームの性能が上がったことにより、開発期間の長期化や開発費が高騰していることや、広告費などのコストもかかるため、家庭用のコンシューマゲームは厳しい状況になっています

今後のコンシューマゲーム開発において、コアなユーザーだけでなく、子供から大人まで楽しめる間口の広いゲームや、日本市場だけでなく海外市場に通用するゲームを作ることが求められます。

変動を続けている、ゲーム業界。低迷が続いていても、ヒット作が1つ生まれれば、それだけで市場が大幅に伸びることもある為、予想不可能な業界でもあります。その為には、新しいものを生み出すフレッシュな感性や斬新なアイディアが必要。

引用元:ゲーム業界研究|「現状」「今後の動向・将来性」を知ろう|#mayonez [マヨネーズ]

 

採用情報はかなり限定的でハードルが高い

ゲームプログラマーに関する求人は多くありますが、即戦力となる人材を求める企業が多く、採用のハードルは高くなっています。

そのため、新卒でのゲーム業界への就職は、求人に対しての競争率も高く簡単ではありません。

また、ヒット作に携わりたいと考える方は多く、大手ゲームメーカーへの就職はさらに難しくなります。

このような大手ゲームメーカーで働くために、まずはゲーム業界に関わるという選択肢もあります。

たとえば、ゲームのデバッグや簡単なプログラミングなどアルバイトの求人から、ゲーム会社で働き始める方も少なくありません。

まずは、ゲーム会社と関連する会社で働き、スキルを磨くことで大手ゲーム会社への就職を目指すことも一つの方法です。

ゲームプログラマーを目指す方は視野を幅広く持ち、可能性を限定せずに、ゲーム業界にまずは飛び込んでみるとよいでしょう。

どんなに小さい会社でも、入社してしまえばゲーム業界の経験者です。しかし、ゲーム業界で生きていくキャリアを身につけたいのなら、入社して何タイトルのゲームに携わったか、という実績が大切になります。なるべく実績の積めそうな会社を選びましょう。

引用元:ゲーム会社に転職する方法。未経験でも夢のゲーム業界に入る就活術とは?

 

ARやVRなどの新しい試み

PokemonGOやPSVRなど、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)といった新しい技術を使ったゲームは世界的に注目が集まっており、日本のゲームメーカーも開発に意欲的に取り組んでいます。

VR・ARを利用したゲームは、今までにない臨場感あふれる体験やゲーム技術の向上など、今までになかったゲームを実現できる可能性に満ちており、ゲームクリエイターにとってやりがいのある分野です。

そのため、多くの企業が技術やノウハウを積み重ね、映像表現に留まらず、「体験の共有」「VR内でのコミュニケーション」といったVRだからこそ、できるゲームの実現を目指しています。

また、VRInsideによると、VR・ARを利用した市場規模は2020年までに52億ドルから1620億ドルにまで成長すると見込まれている将来性の高い市場でもあります。

ゲーム、教育、リハビリなど、VRはどこにでも使える。実用化され、みんなの生活の一部になる――そうした未来の実現には時間がかかるが、可能性の広がりは“私たちの意思次第”。イマジネーションがあれば現実化する

引用元:東京ゲームショウ2016:「VRはゲーム業界“だけ”のものではない」開発者が語る課題と未来 (2_2) – ITmedia ビジネスオンライン

まとめ

ゲームプログラマーは、あなたが考える理想のゲームをさまざまな人に楽しんでもらえる可能性をもった夢のある仕事です。

また、ゲーム業界はオンライン分野の成長や、新しい技術の登場により市場規模の拡大ができる将来性の高い分野でもあります。

しかし、ゲームが好きという気持ちだけではゲーム業界で働くことは難しいでしょう。ゲーム業界は年収も高くなく、仕事内容も決して楽とは言えない大変な仕事です。

技術の進歩とともに、ゲームプログラマーに求められる技術も多岐に渡り、幅広い技術・知識の探求を続けることが求められます。

ゲームプログラマーを目指すことに迷いがある方は、ゲームを多く楽しむことです。そして、ゲームのプレイ経験生かして、自分の手でゲーム製作してみましょう。

それにより、ゲームが好きである以上に仕事として取り組むという覚悟があるか確認できるでしょう。

そのうえで、あなたの素質や能力を見極め、あなたが目指すゲームプログラマーへのキャリアパスの実現を目指してください。

 

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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